今は映画記録

最近見た映画の記録をつけさせていただいておりますーー。
個人的な記録、ネタバレありですw

砂の器 観ました

2022-01-27 14:29:00 | 映画とかDVDとか


1974年の映画です。


殺人事件を追ってる刑事を
丹波さんと森田さんが演じてます!
若いっ!!!



電車から白い紙吹雪を飛ばしてた女性、
実は飛ばしてたんは、返り血のついた白いシャツを引き裂いたやつやったんやーー!

(って、まじめに?そんな目立つ事してこのヒロイン、頭が弱いのか?)



それを調べにきたバーで、
イケメン、派手な女性、何やら意味深。

イケメンは気鋭のピアニスト兼指揮者で作曲家の和賀さん。
なんども出てくるから、犯人と推測される



実は彼女は情婦だったんだ!

で、何故か妊娠😅
おいおい、高校生じゃないんだからーー

と、まぁ、

犯人はすぐに分かるんですが、
何故?
和賀さんが何故??

の部分の掘り下げに非常にドラマがありまして



最後の名曲、
「宿命」のメロディともに和賀さんの
壮絶な過去が明らかになります!



和賀さんは本名を本浦秀夫と言いまして、
おとーがハンセイン氏病だったため、村から追い出され、
過酷な旅を幼少期に体験していたのでした!




戦争なんかまだマシじゃい!
と、想像させる酷い差別が😭



そんなおとーと秀夫を助けてくれたのが
殺された三木さんだったのでした!

なんで!?

となるんだけど、

名前を変え、別人として成功してるのに、
おとーに会いに行け!
って、無理矢理言って来たからで

そんな理由でコロコロするんかとも思うんですが、

バレたら全部失うわけでーーー

しょうがなかったのかも
と思えてきました。

けっしておとーに対する愛が無いわけじゃなく、
もう今生では会わない覚悟を決めた秀夫と
普通の感性の三木さん、
相いれれなかったんだろうなぁーー
第三者視点からだと両方理解出来るので、
それで殺人になっちゃって、切ないっ!

最後、丹波さんが
音楽を通じてしか彼は父親に会えないんだ

と、秀夫の心情を代弁していて、
なんとなく救われたような感じになりました。
理解してくれる人がいるって、良いですね!


渥美清さんもちょい役で友情出演されてます。

当時(国鉄だったんだよーー)の車窓から
なかなか貴重な映像満載で、
それだけでも見る価値のある作品だと思いました。

星五つ!

壮大な映画をありがとうございました😊










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