みなさん、こんばんは。
入社日初日は大切な日です。
■伝えるべきこと
労働条件を説明することはもとより、
「なぜあなたを雇用したのか?」
と伝えることは大切です。
そしてあらためて
「どんな会社なのか?」
良いところも悪いところも
伝える。
「どんな仕事についてもらうのか?」
これらをしっかり伝えて雇用契約書に
サインをしてもらいます。
ポイントは、「個室」でマンツーマン
で説明することです。
そして、「入社日にしか言えないこと」
を伝える。
たとえば、年次有給休暇。
中小企業であれば、少人数で仕事を回
しています。
「うちは〇人の小さな会社です。有給
もなるべくとってもらいたいけど、
なかなかうまくいかない。
仕事が回らず、休むとたちまち誰かに
負担がかかる。
だからこそ、休みをとるときはちょっ
と前から休む日をみんなに伝えて、段
取りや配慮をしっかりしてもらわないと
いけません。」と伝えます。
入社1日目がポイントです。「そりゃそ
うだ」となるのか?
数年たってしまうと「理屈はわかりますけど
・・・」では大きく違いがでます。
■なかなか時間はとれない。だからこそ
落ち着いてなかなか話す時間はとれませ
ん。だからこそ、
入社1日目はしっかりとその従業員のた
めだけの時間をとり、いいにくいことも
伝えます。
■何のために仕事をするのか?
何のために仕事をするのか?は最後に必
ず伝えておきましょう。
「仕事の実力を養う、人間的に成長する、
他者との交流や人間関係の構築を経て、
それによってはぐくまれる心の成長をし
てほしい」
と伝えます。
給与はもちろん大切です。成果も大切。
しかし、ここを強調しすぎると、「食って
いくための手段」となり、「楽して儲ける
には?」となり、成長とは逆方向になります。
「人に喜んでもらえる仕事をしよう。
一緒にそういう仕事をする仲間です」
と伝えたら、相手はどのような姿勢で
仕事をするでしょうか?
従業員=コストという意識をあまり強く
持ちすぎると、
従業員も仕事=食っていくための手段。
と同じ反応を示します。
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