吉松真幸のボランティア報告書

鹿児島在住、吉松真幸(仮)の東日本大震災ボランティアレポート ボランティアから帰っても、他の形の被災地支援を模索中。

被災地を離れて1週間になった

2011-04-12 07:44:17 | 日記
ちょうど1週間前の朝、僕は石巻のボランティアセンターを離れた。

到着日と出発日を含めて9日間滞在し、うち7日間、泥かき、がれきの撤去、畳や家財道具の搬出をした。

いまでも頻繁に夢に見る。

昨夜というか今朝も、泥の中にいくつも丸太が転がり、それをどかしながらの泥かきをする、という夢を見た。

地震や洪水(津波?)、火山の噴火などの夢で、夜中にハッと飛び起きたりする。

日中も、平和な日常の光景を見て、不意に不安な気持ちになる事もある。

ボランティア活動初日に、街の様子を見て
「これはトラウマになりそうだ」
と思ったが、その後も活動を続けられた。
自分の強さを錯覚して、感心したりした。

しかし、帰ってきてから、この有様だ。
被災地の光景は、それだけ深く心に刻み付けられているのだ。

一生、忘れる事はないだろう。

同じ光景が、再び現実のものにならないように、何ができるか・・・僕なりに考え続けて行きたい。


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