土木の工程と人材成長

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感染経路不明者への聞き取りと結果の公表は有効では?

2021-02-15 19:55:39 | 工程表
新型コロナウイルス感染での濃厚接触者については諦めがつきそうだが、感染経路不明というのは誰もが困る。私はその日の行動経路を日記に書いており、マスク、手洗い、消毒は言うまでもなく、体温や味覚臭覚異常などの体調についても異常があれば記録している。これは、もし自分が感染した場合、身近な人たちへの責任だと思っているからだ。

恐らく感染経路不明者は記録しておられない人が多いのではないだろうかと、失礼ながら得手勝手に推測している。それにもかかわらず、その人達への聞き取りは有効ではないだろうか。つまり、経路不明者の曖昧さや注意力の不足なども含めて、どこに感染の危険性が高かったのかが分るのではないだろうかと愚考している。

つまり、マスクの着用、手洗い(消毒)回数、うがい回数、3密の場所の記憶、あるいは感染対策への意識の程度などなどを記録していけば、あやふやな中にも一定の傾向が出てくるかと思われる。個人情報を守りながら、感染の危険性をあぶり出すことができるのではないかと思っているが、どうだろうか。

感染拡大当初、和歌山県福祉保健部技監・健康局長 野尻孝子氏は、和歌山県の病院のトイレのノブからの接触感染を推定している。このような感染元が明らかになってくると、予防の確実性が高まってくる有効な情報になる。新型コロナウイルス感染対策によって、インフルエンザ感染者が極端に減っていると報道されている。いわば、新型コロナへの対策を、もしこれまで行っていたとしたら、インフルエンザで年間3千人以上が亡くなられていた人達の人数が低くなっていたことだろう。だとすれば、新型コロナウイルスに感染しない方法も、きっとあるはずだ。

感染者への聞き取りには、個人情報以外には困難性は少ないように思われる。それこそ、アルバイト先のなくなった大学生や職を失った人などに、電話での聞き取りをする仕事を与えることもできるのではないだろうか。ワクチンもさることながら、人権への配慮さえ万全を期し、聞き取り結果を感染症の専門家等に分析を依頼して、信頼性と有効性を高めることができれば、廉価で有益な方法だと思うのだが、どうであろうか?

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