宇和海遠征

愛媛は宇和島への磯釣り遠征は、みつ兄ちゃんとヤマちゃんとの３人。

寒波が予想されたんで、

土曜の夜は午後の７時にスタッドレスタイヤを履かせて出発した。

本来ならノンストップで４時間の道のりである。

やっぱ県西部はすでに雪が積もり始めており、道路はアイスバーンと化していた。

高速道路は通行止め。

南国の四国に雪が降ると、それはもう

大パニックなのである。

横滑りする車やちょっとした坂道で立ち往生する車

溝にはまって、さあたいへんな車

下道を永遠とノロノロ運転となったのである。

なんとか、命からがら渡船場に着いたころは朝方だった。

たしか、２０数組の予約が入っていたはず。

一台の車もない！

『やった～～

ワシらだけじゃ！

特級磯の選び放題じゃ！

クーラー満タン確定じゃ～！

命がけで来たかいがあったのお。。』

３人は喜びにむせび泣いていたのである。

 

やがて、うっすらと夜が明け始めていた。

三浦半島の蒋渕は朝５時の出船のはずなのだが、

６時半になっても船頭さんがこない。？？？

外は。。。。吹雪であった。。。。。。

マルが外に出て用意をし始めると、向こうから黒い影がやってきた。

『おきゃくさん！　船は出んよ。』

 

ああっ？

『波は４メートル。警報がでた。』

うっそ～～～！

『まさかこんな天気に来るとは思わんかった。ミカンやるから帰れ。』

消沈の３人は、

朝の７時にて、トボトボと宇和海を去ることになったのである。

 

夜が明けると当然ながら交通量は増え、

事故車やスリップ車の数も格段に増えてくる。

しかも雪は降り続けている。

高知廻りで徳島に帰りついたのは夕方の５時だった。

疲れてグッタリしていたのだが、

溶けた餌を捨てるのはもったいない。

むかつくので、そのまま宍喰に行くことにした。

こんどはそがーはんとマモちゃんと３人である。

上がった磯はいつもの沖しゃくし。

先日こけてマルとリールを傷つけた巨大フジツボに注意して、

一日中竿を振ったが、当りない。

マルとそがーはんはツルツルの丸坊主。

３人で、そこそこうまいマモちゃんの一匹だけと　

ド貧果に終わった。

 

誰な！

雪降ったら爆釣するとか言うたやつは！

 

４０代　 日記@BlogRanking 　
　　　　　　　　　　　　　　　　プチッとしてね 

 ドツボな２日間。

アホと呼ばずに

銭と時間と体力返せ！