おはようございます！ ハル文庫の高橋です。
今日もよい天気です。
文庫の庭には、四季咲きのピンク色のバラが
美しく咲いていますよ。
さて、今日はサラさんが「文庫に置いといてね」と言ってもってきた
『ふんわりと上昇気流に乗る生き方』という本についてお話したいと思います。
サラさんとずっとお付き合いのある、マナー講師の
井垣利英さんという方が書いた本です。
（サラさんは井垣先生と言っていますので、
ここでも井垣先生と呼ぶことにしましょう。）
本は２冊もってきてくれて、文庫の棚にあるのですが、そのうちの１冊を
ブックカフェの飲食を担当しているヤスコさんが読んだと言っていました。
そして、
「高橋さん。読んだら何だか、やる気出てきましたよ」というので、
私も読んでみましたよ。
いい本です。
生き方本というジャンルに入ると思うのですが、
どのように考え方をして、どう生きていけば運が良くなるのか、
幸せになれるのか、いいことばかりが起きるようになるのか、
といったことが書かれています。
この手の本は、やたらゾウの神様が出てきたり、宇宙人が出てきたりして
面白おかしく書いた本が人気のようですが、
この本は、もっと実直な本です。
現実に即して、丁寧に書かれた生き方の案内書。生き方のマナーの本。
それもそのはずで、井垣先生は、去年亡くなられた京セラ会長で
「JALの奇跡」といわれるJALの再建に尽力された
稲盛和夫氏のお弟子さんなのです。
稲盛和夫氏は、長いこと
経営者勉強会の「盛和塾」というのを開いておられましたが
井垣先生は、その勉強会で司会をしたりして、直接お話する事も多かったとか。
全国各地で開かれる盛和塾の勉強会に押しなべて出席し、
学んだのだと書いてあります。
稲盛和夫氏と言えば『生き方』という国内で１５０万部、
海外で５００万部以上も売れたという名著があります。
それを読むと、真摯な生き方に、思わず頭（こうべ）を垂れると言いますか、
背筋を伸ばして、もっといい生き方をしようと心から思えるのです。
そのお弟子さんが書いたのですから、
やっぱり、真摯な生き方について書かれています。
上昇気流に乗るような生き方をすれば、いいことしか起こらないし、
必ず幸せになれるそうです。
では、実際にどうすればいいのか……。
人生の上昇気流に乗るには、まず自分に自信をもつこと。これは必須です。
自信をもてない人が、あまりにも多いから、というので
自信をもつためのやり方から説明されていますよ。
最初にやることは、見た目をキレイにすること！！
女性は美しく、男性は人にモテるようなさわやかさを。
そしてそのための方法は、女性はパステルカラーや赤、白、黄色などの
明るい花色の服を着ること。自分に似合うメークをし、
誰が見てもステキな外見になること。
男性は髪型を整え、髪と顔にツヤがあること。清潔感のある服装をすること。
男女ともに、いつも笑顔でいること。
外見が変われば、きっと「なんだかキレイになったね」とか「カッコいいね」
と人からほめられるので嬉しくなり、
まずはそこから自信がついてくるのだそうです。
手っ取り早くて、必ずやる気が湧いてくる「秘訣」のような方法なのだとか。
たしかに、ヤスコさんはいつも灰色とか茶色とか、地味好みの人なのですが、
先日、黄色いセーターを着ていて、
「あら、ヤスコさん。黄色似合うわねえ、ステキよ。
いつもそういうのを着ていればいいのに」
と褒めたばかりです。
そんなことから、自信がついてきて、
上昇気流の入り口にスッとたどり着くということです。
面白いですね。
これはまだほんの最初の一歩の話で、
本にはもっといろいろな役に立つことが書かれています。
ご紹介していると何だか楽しいので、どんなことが書かれているか、
また続きを書こうかと思いましたよ。
それでは冬の穏やかな１日ですが、
ステキな時間をお過ごしくださいませ！
