↑ 『宇宙兄弟』小山宙哉作by講談社
こんにちは!
今日は晴れて、いいお天気です。
月曜日なので、ハル文庫の入り口に貼り出した「今週のことば」を
ご紹介します。
本気でやった場合に限るよ
本気の失敗には価値がある
漫画『宇宙兄弟』11巻の中で、宇宙飛行士をめざす南波六太の言葉です。
本気で取り組むのなら、たとえ失敗しても、次に生かせる。
失敗したときは、なぜ失敗したのか、どこがいけなかったのかを徹底して調べ、
データとしとて残し、同じ失敗を繰り返さないこと。
成功は失敗の先にあるもの。
何かに挑戦するとき、失敗を恐れてはいけない、と言っています。
本気で取り組んだのなら、その失敗は価値がある、という意味だと思います。
子供たちは失敗なんて恐れずに、いろんなことにチャレンジしてほしいものです。
失敗は、いくらでも挽回できますからね。
ちなみに、『宇宙兄弟』はこんな物語。(『宇宙兄弟』公式サイトより)
兄は、優秀だが自分の能力を信じられず、ネガティブ思考に陥りがちな青年・ムッタ。
ムッタは失業という挫折のさなか、幼い頃に弟と誓い合った夢を取り戻し、
「宇宙飛行士になる」という夢をすでに叶えていた弟・ヒビトの後を追い始める。
弟の背を追う形で、数々の困難を乗り越えて、宇宙飛行士になったムッタ。
ヒビトは日本人初のムーンウォーカーになるも、宇宙飛行士になってからはじめての大きな挫折を経験し兄をはじめとする周囲の人に支えられて、必死に乗り越える。
「俺らは生きて、二人で月面に立とうぜ」
兄は先に行く弟に導かれ、弟が立ち止まった時には兄が優しく背中を押し、二人は「夢の続き」に向かって走り続ける。
『宇宙兄弟』は、いま11巻しか手元にありません。
でもそのなかに、いくつも心に響く言葉が描かれています。
「鬼滅の刃」しかり。
漫画ってどうしてこんなに名言が詰まってるんだろうと思います。
きっと情景描写や行動の描写は絵で行うため、
言葉は、成り行き、研ぎ澄まされたものになるのでしょうか…。
名場面を抽出して漫画に描くから、
言葉もおのずから、名言になっていくのでしょうか。
決め台詞を吹き出しのなかに描くために、コマをつないでドーン!
ということでしょうかねー。
11巻には他にもこんな言葉があり、良いなあと思いました。
「俺の敵はだいたい俺です。
自分の〝宇宙へ行きたい〟という夢を、さんざん邪魔して、
足を引っぱり続けたのは、結局 俺でした」
「人生は短いんだ……!」
「テンションの上がらねえことに……パワー使ってる場合じゃねぇ……!」
いかがですか?
それでは今日も、素敵な一日をお過ごしください!!