博多の、わたしの秘密のアジトからそう遠くないところに、ちょっとお洒落なリゾートホテルがあります。「ホテル海の中道」という名前が示すように、志賀島に行く途中の、両サイドを海に挟まれた“海の中道”に建つホテルです。
海を挟んだ向こう側に見えるのは福岡市内。
ちなみに志賀島というのは、江戸時代に、漢の国王から志賀島を本拠地とする海族・安曇族に授けられた金印が発見されたというので、歴史的に有名な場所です。「ホテル海の中道」は、かなり広いスペースをもつ「海の中道公園」、いるかの曲芸も見られる「水族館」、市内と海の中道を結ぶ「水中翼船の船着き場」に隣接しています。プライベートビーチ（といっても、ここで泳いでいる人を見たことがない）やクルーザー、屋外プールを備えおり、ビーチには椰子の木、ホテルの入り口はイングランドの庭園のように刈り込んだ植木がいっぱい茂っていて、ちょっとした異空間となっています。
わたしはこのホテルの海に面したレストランで、お酒を飲んだり食事をしたりするのが大好き。
結婚式に使われることが多いらしく、たまにはガーデンウェディングなどが遠目に見物できて、華やいだ気分を分けてもらったりも。
リゾートホテルだけに、夏はにぎやかで、ここにくると疲れた気持ちも癒されるのです。
（って、たいがいはいつも元気いっぱいのサラなんですけどね。）
