「かもめ食堂」と猫

シネスイッチ銀座で上映されている映画「かもめ食堂」を見にいき、Ｂ１のポスターを買ってきました。
パネルにしたら、とっても大きい。
いま模様替えの最中なので、ふすまに立てかけておいたら、ポスターに溶け込むかのように、うちの猫がちんまりと座っていました。
きっと、フィンランドの森と湖と青い空が気に入ったのだと思うけれど、どうでしょうか？

「かもめ食堂」はオールフィンランドロケで撮影された映画です。
小林聡美が扮するサチエさんは、フィンランドのヘルシンキで、「おにぎり」をメインに、美味しいコーヒー、焼きたてのシナモンロール、揚げたてでジュウジュウいってる豚カツや唐揚げなどの食事を出す「かもめ食堂」を営んでいます。
まだ、開店したばかり。
「いらっしゃいませ」という声の響きが温かい。
そこに転がり込んでくるのが片桐はいり、そして、もたいまさこ。
これだけメンツがそろえば、面白くないはずがないっと思わせる配役です。

この映画、楽しかったです。もう一回みたいな。
エンディングの陽水が歌う「クレイジーラブ」もいい感じでした。
見終わったあと、やたらお腹がすきます。
美味しい食事ができるレストランを、ちゃんと予約しておいたほうがいいかも。

映画の中で使われている食器が、池袋の西部デパートのイルムスで販売されています。お洒落なのでほしいけど、北欧の食器って高い。

そうそう、映画の中に猫が出てくるのだけど、あれはどう見てもフィンランドの猫。縞々といい目の色といい、日本では見かけない。ぐでっとしてて、大きくて、可愛くて、出てくるシーンは短いのに、存在感のある猫でしたよ。