泉涌寺拝観の後
塔頭寺院の来迎院と善能寺によってみた。
来迎院前の石橋を渡り
そのまままっすぐ進むと
荒神堂へ続く階段
空海が日本最初の荒神坐像を奉安したのが始まりとのこと
こちらは泉涌寺七福神めぐりの布袋尊ポイント
屋形船の上にたくさんの布袋さんが居ました。
京都の伏見人形といわれるものですが
小さい布袋さんから始めて毎年一体づつ
だんだんと大きいのを揃えて家内安全を願うという
慣わしがあるそうです。
で、7体揃ったところで
こちらに納めに来るそうですよ。
でも、お世話になった割には乱雑すぎるような…
荒神堂におまいりし階段を下りようとしたら
強風に吹かれた雪と楓の木が
一瞬、西日に照らされキラキラ輝きました♪
ちなみに楓の枝に付いているのは
葉っぱじゃなくて種(プロペラ)です。
境内には大石良雄が建立した書院と
含翠軒という茶室もあります。
茶会という名目で討ち入り戦略の密議をしたとか
楓の木が多く秋には紅葉の名所のようです
来迎院のお向かいさん、善能寺
お庭の奥にお堂がひとつ
山門入って右端に稲荷など小さな祠があるだけで
すかーんとだだっ広い印象
ちょうどお掃除中だったので
箒をもったおじさんが左側に居て
ちょっと中途半端な構図になっちゃった↑
お堂の裏にはこじんまりと池泉庭園があった
でも池の水がすっかり干されてて
季節的にもより寂しい感じ・・・
庭園内、ごつごつした石が力強く印象的やなぁ
と、帰宅してから調べると
重森三玲という有名な人の作庭
以前、同じ印象を受けて写真を撮ったことのある
お庭は同じ人の作庭だったことが判明♪
↑大阪市にある豊国神社の秀石庭(2006.5月撮影)
手前に写る石舞台から庭を鑑賞するそうです
このときは公開されてなかったので
門の端っこから撮ったように思います。
お庭のことは、よくわかりませんが
こういう偶然のリンクなんかで
庭園めぐりや寺社めぐりが面白くなるのかもね。
ね、雪だるまさん(^-^)
★雪だるまさんの美写真&秀記事はこちら↓
2008.01.23 『泉涌寺来迎院』
2008.01.24 『泉涌寺来迎院2』
■来迎院(『そうだ 京都、行こう。』スポット情報)
9~17時 定休日:成人の日
(撮影日:1月27日)
それって含翠亭のとこ?
やっぱお庭も拝観しなあかんな~
ええとこいっぱい見逃してるかも
とってもありがとうございます
marumoさんの写真
結構イイ感じで撮れてますよ
一枚目の写真なんか
おお、その構図があったかなんて感心させていただきました
寺院拝観って
たぶん当時の人たちにとって
有名人ってそれほど多くなかったと思います
作庭家も周知の人は少なく、自ずと資産家が作庭を依頼するときはこの人って結構決まっていたりして
だから、後の世になってこうやって考察すると
あそこもここも関わっているのか、ってなります
またそれが楽しいのですけどね
ね、marumoさん
やっぱお庭…といえば雪だるまさん!
ってかんじで登場していただきました♪
まぁ、そこばっかし拡大して見られるのは
雪だるまさんには迷惑かもしれないけど
私の中ではそんなイメージなのん
お庭の形式や作庭家のことも
あまり知識はないんやけど
今回ちょびっと入り口が見えたような気がして
なんだかうれしくてお礼が言いたかったのです
ここから発展してもっと面白くお庭鑑賞が
できたらな~って思います♪
(鑑賞費貯めとかんと…)