二代目のつれづれなる日記

大阪で別注家具・オーダー家具の製造、家具のリメイク・修理をしている丸一木工所の二代目の日々の日記です。

弁柄の水屋と基礎工事

2008-02-18 20:22:38 | Weblog
ようやく、工場内の整理が終わりました。
と言いますのもうちの工場の敷地の一部に歩道がつく事になり、
(三坪ほど府に土地を 提供する事になったので、)その三坪分を
引っ込める改修工事の為に 必死で片付けていたんです。

築40年の工場なんで、いっその事全部建て替えてしまえば一番良い
のですが、時間的な問題などもあり今回は、とりあえず部分改修
という事になったのです。

こういう状況なんで、仕事はほとんど進んでいませんが
弁柄と呼ばれる顔料を使用した年代物の水屋の修理依頼がありました。
(60年ぐらい使われているそうです。)
虫に食われている部材や壊れている金物を交換して、
弁柄を使って塗り替える予定です。


写真は、1m×10mの床板を取り払い、基礎工事にかかって
もらっている様子です。
ま、出来る範囲でぼちぼちやっていこうと思っています。


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広葉樹製材見学会とカーペット工場見学バスツアー

2008-02-02 20:30:34 | 
第11回目になる樹望塾バスツアーに木の仕事の会の5名の
方と一緒に参加してきました。
このバスツアーには、ペリーさんという外国人の方も参加して
おられたのですが、実はこのペリーさん江戸末期の”黒船襲来”の
時のペリー総督の子孫にあたるお方だそうです。
(日本に住んでおられるそうです。)


9時に塾長の工場前(波除にある、藤本木工所前)を出発し、土曜日と
言う事もあり渋滞もなく すんなりと岸和田の「服部商店」に到着しました。
私達のバスツアー以外の直接見学に来られている方も多く、
とある大人の事情で今後会う事がもうないだろうと思っていた方に
偶然にも会う事ができました。

ナラの原木の製材を見学後、色々な製材のお話などをお聞きし、
数年寝かして自然乾燥をした、材木を見て回ったりしました。
自社での丸太からの製材に始まり自然乾燥をしたこだわりの
材木であるのがよくわかりました。

お昼は、泉佐野漁港の青空市場のレストランで食事をし、
その後和泉市の堀田カーペットに向いました。

堀田カーペットでカーペットのお話と工場の見学をした後で
倉庫で商品に触って歩いてみたりもしました。
ウールカーペットの製造にこだわり、世界中の羊毛を集めている
こだわりの人なんだとここでもつくづく思いました。

その後、バスは池上曽根遺跡に到着。
寒かった事と閉館間際であったので滞在時間は短かめでした。
その後、塾長の工場に戻り数名で工場を見学させていただきました。

この時点ですでに、6時頃だったのですが”木の仕事の会”の
新規会員の方の工房とギャラリーがお近くだったのでいつもの?
パターンで賀來さん、和田さん、私の合計三名でお邪魔をし色々
見学させていただきました

結局帰り着いたのは、日付の変わる時間帯となっていました(-_-)zzz


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