chilimiの部屋

大切なものすべて・・・

手術

2009-06-04 10:09:32 | 家族の事
父の手術が2日に終わりました。

予定の時間を大幅に過ぎ、6時間という長時間の手術に
なりました。

昨年のこの時期の母の思い出と、母の手術の思い出、
たった一人で病院のベンチに座っていると
いろんな事が頭を過りました・・・

術後、先生に言われていた最悪の状態(両目が右上を向いたまま、左半身の麻痺
)の父がベットに横たわっていました。
酸素マスクの下で何かを一生懸命話そうとしていましたが、
聞き取れず、「とにかく無事に終わったからね」と何度も同じ言葉を
かけるしかありませんでした。
父は動く右手で何度も力強く私の手を握り返してくれました。


何でこんな事が続くのだろう・・・

ムンテラへと呼ばれ、「やれる事は全てやりました。」と先生の言葉、
手術の経過、映像、取り除いたプラーク・・・
母の時と同じで1つ2つ質問したでしょうか・・・
ただ現実を受け入れているのか?思考が停止しているのか?
淡々と結果を聞いている自分がいました。

たった数分の面会しか許されず帰途へ着く間、家に着くまでに
思いっきり泣いて、明日からまた気持ちを切り替えようと
思いました。
子供達には笑顔のお母さんじゃないと・・・
母に続いてこんな迷惑をかけ、協力してくれているパパへも・・・