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スターウォーズ エピソード3 シスの復讐

2012-06-06 15:57:06 | 映画
これはビデオで観ました。


新三部作の最終章ということで、アナキンがダークサイトに堕ち、ダース・ベイダーになってしまう悲劇で終わるとわかっているので、複雑な気持ちで観ました。


アナキンは妻のパドラが出産の時に亡くなってしまう予知夢に悩まされます。

母のシミを救えなかった悔恨もあり、どうしてもパドラの死を止めたく思い、より強い力を求めるようになってしまいます。




アナキンのジェダイ評議会から、一人前のマスターとして認めてもらえない苦悩やいらだちがひしひしと伝わって来ます。

いくら能力的に優れていても、そういう浅はかさや驕りがダメなんだよと、他人はわかるんだけど自分だとわからない。

決して人ごとではなく、こういうことは誰にでも起こりうることなんだと思う。



結局シス卿の誘惑によってダークサイドに堕ちてしまうのだけど、そこに行くまで何度も悩み葛藤します。

しかし、ある一線を越えてしまうともう後戻り出来なくなってしまう。





オビ=ワンの師としての優しさや愛情もアナキンには届かなかったのですね。

そして、どうしても救いたかったパドメも自分のせいで命を落としてしまう。

運命の皮肉を感じます。



ジェダイの騎士たちは、子供まですべて殺されてしまい、オビ=ワンとヨーダだけになってしまう。




そして銀河帝国が成立し、アナキンはダース・ベイダーになります。

ヨーダとオビ=ワンはアナキンの子供たちをシス卿には見つからないところに隠し、自分たちもしかるべき時が来るまで姿を隠すことにします。


最後の場面、養父母にルークを託すシーンは2つの太陽の夕日がとても綺麗で感動的ですね。

ここに希望が見えます。この作品が悲劇で終わったにも関わらず、明るさが感じられるのはこのラストシーンのおかげだと思う。


不運な時はじっと時期が来るまで無理をせず、身を隠すことも大事だということを教えてもくれます。



確かに旧作のつじつまあわせ的なところも感じられるのですが、よくここまでまとめたもですね。


やはりジョージ・ルーカスは並みの映画監督ではないと思いました。


旧三部作と比較されますが、新三部作もなかなか良かったです。


スターウォーズ エピソード2 クローンの攻撃

2012-06-06 14:35:27 | 映画
これはDVDで観ました。

ずいぶん昔に買ったのにずっと見てなかったのです。

本当にもったいない話ですよね。

ここ数年の空白期間を埋めるためにも、もっともっと映画を沢山見ようと思っています。



10年前の作品なのですが、本当によく出来てますよね。

スターウォーズでは唯一の恋愛がメインの物語だそうです。


オビ=ワンの指導の元、ジェダイの騎士になるために修行を積んでいるアナキン。

今や高名な元老院議員となったナブーの元王女アミダラは、クローン軍隊の是非を問う重要な会議に出席するため、惑星コルサントに向かっている時に命を狙われる。

彼女の護衛をまかされたオビ=ワンとアナキンは10年ぶりに再会を果たす。


より美しくなったアミダラ。そして成長したアナキン。

この2人の禁断の恋が物語の中心です。
ジェダイは恋をしてはいけないのですが、アナキンはアミダラの想いを止めることができないのです。



まるで逃避行のようなシチュエーションで、恋に落ちるなという方がどうかしてますね。

今回は恋愛がメインという事で、アミダラの衣装は肌がよく見えて女性らしい服にしているそうです。


オビ=ワンはアミダラ暗殺計画の調査のためある星に降り立つのですが、そこで驚くべき光景を目にしてしまい捉えられます。

オビ=ワンを助けるためアミダラとアナキンもその星に向かうのですが逆に捉えられてしまうのです。



ところでこの映画で一番驚くのはヨーダの強さですね。



普通に空中の浮いてるし、身のこなしも半端ではありません。



さすがジェダイの騎士です。


都合良くクローン兵が出来ていたことや腑に落ちないことがたくさんあり、陰謀の匂いが膨らんだまま物語はエピソード3に向います。


見所もたくさんあり、物語として純粋に楽しめます。


ただ、アミダラとアナキンの恋愛話としては実際の役者同士の年齢も近いせいもあり、儚い悲劇の恋にしてはちょっと違和感がありますね。