水の都ヴェネツィア(ゴンドラに乗って)

2015-10-04 20:42:11 | 旅行 ・ 装飾吊り看板

 

  こんにちは

  いつまでも残暑が続く秋です。

  2、3日前、電車の踏切の傍に穂を垂れたススキが風に揺れているのに気付き、初めてこの秋を実感

  したような次第です。まだ半袖の人がたくさんいます。

   

  前回はヴェネツィアで撮ってきたマスケラ(仮面)の写真をアップしました。

  ヴェネツィア去りがたく、今回もまたヴェネツィアのお話をしたいと思います。

  予想外に大規模な運河の都市でしたので、そういうお話をしたくて。

 

  フィレンツェから高速鉄道のユーロスターに乗ってヴェネツィア・サンタ・ルチア駅に到着。

  サンタ・ルチアは南部のナポリが有名ですけど。両方とも聖ルチアという女性の聖人の名です。  

  駅を出て、びっくり。なんと駅前は道路ではなく、大運河でした。

  

  ↓下の写真は、そのヴェネツィア・サンタ・ルチア駅です。

  駅前に並んでいるモーターボートは水上タクシー。

  陸地の駅前タクシーと同じようにお客さんを待っているのです。   

          

 

  ヴェネツィア本島では自動車、オートバイ、自転車は乗り入れ禁止。

  それで、市民は一体どんなふうにして生活しているのか、興味津々でした。

 

  ヴェネツィア・サンタ・ルチア駅前から水上バスに乗って、前回お話ししたサン・マルコ広場の方へ

  向かいました。

  ↓下の写真は、駅前の大運河カナル・グランデです。いわば駅前の大通りのようなもの。  

  緑色のドーム屋根の建物は、サン・シメオーネ・ピッコロ教会。

          

 

  ヴェネツィアはイタリア半島の東岸側の最上部にあるラグーナ(干潟)の上に発達した水の都です。

  市内には150以上の運河があり、400以上の橋が架かっているそうです。

 

  ヴェネツィアの地図を見ますと、ラグ―ナ(干潟)の真ん中を↑上のカナル・グランデ(大運河)が逆S字型

  に大きく湾曲して流れ、さらに中小の運河が干潟を細かく仕切って、まるで網の目のように網羅されています。

  カナル・グランデが国道ならば、中小の運河は県道や市道みたいなもの。

  そのラグ―ナ(干潟)がヴェネツィア本島と呼ばれており、本島の他に100を超える島々があります。

 

  ↓大運河には、ゴンドラ(手前)や水上バス(正面奥)や水上タクシー(右端の白色)、自家用船、貨物船、

  小さな渡し舟などが行き交って、いろんな種類の船が見え、わんさかと船の通る水域もありました。

  ゴンドラだけではなかったヴェネツィア!認識不足でした。

           

 

  ↓下の写真のように狭い運河にゴンドラが多いときには、渋滞もします。

  ゴンドラはノロノロ運転ですから。さあ早く道を、じゃなかった水路を空けなきゃと巧みな櫓さばき。

          

 

  ↓ゴンドラは現在は、観光客専用になっているそうです。

  動力で動く船が無かった昔は、ゴンドラが住民の脚だったそうですけど。                        

          

 

  ↓思いもかけずここで、ゴンドラと吊り看板のツーショットが撮れました。 

  ヴェネツィアに吊り看板はほとんど見られず、諦めかかっていたのですけど。 

  必死でシャッターを押しまくりました。 吊り看板はこのブログのメイン・テーマなので一枚でも欲しい。

  軽くてシャッター速度の速いデジカメは、わたしの旅行の必需品です。いい写真でしょう?         

          

 

  ↓運河に架かっている橋の下を長身の船頭さんが身をかがめて上手にくぐってゆきました。

  運河の橋の下は船が通りますので、皆このような太鼓橋になっています。

          

 

  今日はここまでにいたします。

  次回はもっと早くブログを更新して、この続きをお話ししたいと思います。 

  よろしくお願いします。

 

 

                                   

 

                    

  

 

          

         


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