(1)ピーターラビットの切手

2011-04-23 22:50:51 | 日記

   こんにちは。お元気でしょうか?

地震で気持が動転してしまって書きそびれましたけど、3月に入ってグリーティング切手

「ピーターラビット」が発売されました。

わたしも発売早々に購入しました。

わたし、ピーターラビットのファンなのでして。

 

10年くらい前に初めてゆっくりと絵本を見る機会があり、擬人化された小動物たちが可愛い

くてその上お洒落で、なんともいえず気持がなごみました。

物語の内容は結構シビアなものもあり、小動物たちが切々と生活している感じに、作者の

視線を感じて心惹かれました。

切手の写真、頑張って撮ったのですけど綺麗に撮れていなくって・・

   

   

 50円切手が「ピーターラビットと仲間たち」、80円切手が「ピーターラビットのおはなし」。

ピーターラビットのファンには見逃せない切手でしょう。

1971年に福音館書店が石井桃子さんの翻訳でシリーズの第一話「ピーターラビットの

おはなし」を出版して以来、今年で40周年。

それに今年はウサギ年ということもあってグリーティング切手が発売されることになったそうです。

 

              ≪ ピーターラビットとそのなかまたち≫ 

    

 青いジャケットを着ているのが    ピーターのいとこの       子猫のトム                
 ピーターラビット。悪戯ばかり    ベンジャミンバニー 
 している困った子うさぎ  

 

    

     りすのナトキン      あひるのジマイマ       グロースターのねずみ 

 

   

 はりねずみの          こぶたのピグリンブランド   ふくろうのブラウンじいさまと
    ティギーおばさん                       りすのナトキン

                         (写真は郵便事業会社が発表した資料より引用)

 

 ほかにももっといろんな キャラクターがいます。

23、4冊あるピーターラビットシリーズのなかでも、第一作目「ピーターラビットのおはなし」

が最もポピュラーで人気があり、シリーズのハイライト。

今回の80円切手シートもその第一作目の有名なシーンで構成されており、キャラクター

グッズなどもほとんどがそこに出てくる絵を使用しています。

   

 ついでにピーターラビットのことをちょっと調べてみました。

絵本「ピーターラビット」シリーズの累計発行部数は、全世界で一億五千万部だそうです。

本だけでなくご存知のように、衣類や家庭用品、ウエッジウッドなどの洋食器や文房具など

さまざまのキャラクターグッズにも商業的に大きなマーケットを持っていて、日本でもキューピ

ーマヨネーズのCMや三菱東京UFJ信託銀行、サントリーなどのイメージキャラクター、図書券

の図柄などに使われています。

この世界的に有名なピーターラビットの原型は、1893年9月4日イギリスに住む27歳

の女性が病気で療養中の5歳の男の子を慰めるために絵手紙を描いたことから始まった

のです。

その人がピーターラビットの絵本の作者になるビアトリクス・ポターでした。

そして絵手紙を描いた9月4日がピーターラビットのお誕生日ということになっています。

  

         

  少女時代のビアトリクス・ポター      一作目「ピーターラビットのおはなし」
                           の初版本。1902年。

 

 

↓ 下は80円切手にも入っている一作目の有名なシーン。絵は淡い水彩画です。

ディズニーの動物キャラクターたちは、動的でエネルギッシュですけど、ピーターラビットの

小動物たちは静的で優しく、幻のような印象を受けました。

              

          ↑ 悪戯なピーターラビット(右)と母親と従順な兄弟たち。

 

           

            わたしが持っているキャラクター。
            右からあひるのジマイマ、ピーター、編み物をしている
            ピーターの母親と兄弟、ピーターの伯父さん。            

集めているというほどではないのですけど、キャラクター入りで素敵なのを見かけたら

欲しくなります。(笑)
                    

 作者のポター(1866~1943)は、イギリスの中央西部にある美しい湖水地方を

こよなく愛し、そこに住んで、田舎の風景や小動物からたくさんのインスピレーションを得て

絵本を描きました。

作者のポターや美しい湖水地方のことなど、この続きは次回にいたします。

次回も是非お出かけくださいね。

 

 第一作の「ピーターラビットのおはなし」をごく簡単にまとめて幼児向けにしている絵本。

  80円切手のシーンもたくさん。 5歳の女の子が朗読しています。↓ 

  

  

            http://youtu.be/x4RYG4LNmdg  


                                                                                     

 

                                                         

                                


                 

                 
                                                                                                                                                                                                                                                 

                     

 

                          

                                                                     

 


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