イスタンブールのバザール・その1

2013-05-20 10:54:57 | 旅行 ・ 装飾吊り看板

 

 

  こんにちは

  トルコに関心のある人って意外に多いようです。

  一時中断していましたけど、今日はまたトルコのお話に戻りたいと思います。

 

  イスタンブールの旧市街地区に、グランド・バザールとエジプシャン・バザールとい

  うたいへん大きなアーケード型のショッピングの建物がありました。

  グランド・バザールは15世紀、エジプシャン・バザールは16世紀、イスタンブール

  がまだコンスタンチノープルだった時に建設された歴史のある巨大バザールです。

  両方ともに、国内外の旅行者は大抵立ち寄るという有名な観光スポット。

  双方の間隔は300メートルくらいですので、両方行く人が多いそうです。

  主にトルコの名産品や土産物を売っていて、活気溢れる楽しいバザールでしたの

  で、ご案内したいと思います。

   

  ↓ 下の画像は、グランド・バザールです。 ランプを売るお店。

  トルコは地理的にはアジア大陸とヨーロッパ大陸にまたがっていて、しかもイスラ

  ム圏ですので、その立ち位置の複雑さがトルコ独特の文化を開花させているよう

  に思いました。

  ランプにもイスラム風の文様あり、中国風のデザインもあり。   

  中国とは古くからシルクロードで繋がっていました。

  

    

 

    

 

  下もやはりグランド・バザール。 

  通路が縦横に広がっていて、迷子になりそうなほど広いのです。

    

    

 

  グランド・バザールの陶磁器店。 細かい柄のイスラム文様が多い。

  トルコ独特のターコイズ・ブルーがひと際目を引きます。

 

    

 

  下は違うお店ですけど、まるでエーゲ海を思わせるような美しいブルーやトルコ石

  のようなターコイズ・グリーンの陶磁器に見惚れてしまいました。

  もともと、ターコイズはトルコ石という意味。 

  

    

 

  次からは、エジプシャン・バザールです。↓

  エジプシャン・バザールは、グランド・バザールよりも庶民的でお値段も安く、食料

  品のお店もたくさん入っていました。

  なので、観光客だけではなく、地元の人たちも買い物に来ていました。

  トルコでの買い物は、お値段の交渉をするのが常識。 

  ボディ・ランゲージの交渉が楽しかったデス。

 

    

 

  ↓ 同じ商品を売るお店がたくさんありますので、大抵はお店の前に出てお客の呼

  び込みをしています。

  感心するのは、日本人には日本語で、中国人には中国語、韓国人には韓国語で

  声をかけること。 これには舌を巻きました。 

  どうやって見分けているのか・・? 外国人には難しいと思うのですけど。

  間違えないのです。

 

    

 

  ↓下はスイーツのお店。

  トルコのスイーツは激甘です。とにかくハンパなく濃厚に甘い。

  食後のデザートも全部食べれるかどうか自信がなくなるくらい甘いのです。

 

    

  ↓ ソフトな味わい・・?そんなものは一個もありません。

  値札の28TL=28トルコリラ。1トルコリラは約50円。でも、現在は円安なので・・?

  28TLからお値段交渉が始まります。  

  

    

 

  ↓ 甘いものの後には、香辛料。後ろの山。

  手前はTEA。アップルティー、ジャスミンティー、ローズティーなど。

  エジプシャン・バザールにはエジプトからの交易品が多く、特に香辛料や珍しい

  薬用品の専門店が多いそうです。

  ハーブティーなどは薬用品に入るのかもしれませんね。民間療法の。

  

    

 

  ↓ 下はトルコのお守りのナザール・ボンジュ―です。

  以前、カッパドキアのところでご紹介したことがありますけど、あの時は質素なもの

  しか置いていませんでしたので、改めてアップしました。

  邪視(他人からの妬みや悪意などのネガティブな視線)から自分の身を守る、いわ

  ば魔よけに使われます。 玄関に飾ることが多いそうです。

  玄関はいろんな思いを持った人が出入りするところだから、と聞きました。

 

    

 

  最後に、ボスポラス海峡から見たイスタンブールの旧市街地区です。↓

  丘の上にモスクが見えます。

  イスタンブールには、街の写真を撮れば必ずモスクが入るほど、至る所にモスクが

  ありました。

 

    

 

  まだ他にもいろんなお店があり、一度ではご紹介しきれませんので、いずれまた

  機会を作ってご紹介したいと思っています。

 

                             

  

  

 

 

  

 

 

 

    


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