こんにちは
トルコに関心のある人って意外に多いようです。
一時中断していましたけど、今日はまたトルコのお話に戻りたいと思います。
イスタンブールの旧市街地区に、グランド・バザールとエジプシャン・バザールとい
うたいへん大きなアーケード型のショッピングの建物がありました。
グランド・バザールは15世紀、エジプシャン・バザールは16世紀、イスタンブール
がまだコンスタンチノープルだった時に建設された歴史のある巨大バザールです。
両方ともに、国内外の旅行者は大抵立ち寄るという有名な観光スポット。
双方の間隔は300メートルくらいですので、両方行く人が多いそうです。
主にトルコの名産品や土産物を売っていて、活気溢れる楽しいバザールでしたの
で、ご案内したいと思います。
↓ 下の画像は、グランド・バザールです。 ランプを売るお店。
トルコは地理的にはアジア大陸とヨーロッパ大陸にまたがっていて、しかもイスラ
ム圏ですので、その立ち位置の複雑さがトルコ独特の文化を開花させているよう
に思いました。
ランプにもイスラム風の文様あり、中国風のデザインもあり。
中国とは古くからシルクロードで繋がっていました。
下もやはりグランド・バザール。
通路が縦横に広がっていて、迷子になりそうなほど広いのです。
グランド・バザールの陶磁器店。 細かい柄のイスラム文様が多い。
トルコ独特のターコイズ・ブルーがひと際目を引きます。
下は違うお店ですけど、まるでエーゲ海を思わせるような美しいブルーやトルコ石
のようなターコイズ・グリーンの陶磁器に見惚れてしまいました。
もともと、ターコイズはトルコ石という意味。
次からは、エジプシャン・バザールです。↓
エジプシャン・バザールは、グランド・バザールよりも庶民的でお値段も安く、食料
品のお店もたくさん入っていました。
なので、観光客だけではなく、地元の人たちも買い物に来ていました。
トルコでの買い物は、お値段の交渉をするのが常識。
ボディ・ランゲージの交渉が楽しかったデス。
↓ 同じ商品を売るお店がたくさんありますので、大抵はお店の前に出てお客の呼
び込みをしています。
感心するのは、日本人には日本語で、中国人には中国語、韓国人には韓国語で
声をかけること。 これには舌を巻きました。
どうやって見分けているのか・・? 外国人には難しいと思うのですけど。
間違えないのです。
↓下はスイーツのお店。
トルコのスイーツは激甘です。とにかくハンパなく濃厚に甘い。
食後のデザートも全部食べれるかどうか自信がなくなるくらい甘いのです。
↓ ソフトな味わい・・?そんなものは一個もありません。
値札の28TL=28トルコリラ。1トルコリラは約50円。でも、現在は円安なので・・?
28TLからお値段交渉が始まります。
↓ 甘いものの後には、香辛料。後ろの山。
手前はTEA。アップルティー、ジャスミンティー、ローズティーなど。
エジプシャン・バザールにはエジプトからの交易品が多く、特に香辛料や珍しい
薬用品の専門店が多いそうです。
ハーブティーなどは薬用品に入るのかもしれませんね。民間療法の。
↓ 下はトルコのお守りのナザール・ボンジュ―です。
以前、カッパドキアのところでご紹介したことがありますけど、あの時は質素なもの
しか置いていませんでしたので、改めてアップしました。
邪視(他人からの妬みや悪意などのネガティブな視線)から自分の身を守る、いわ
ば魔よけに使われます。 玄関に飾ることが多いそうです。
玄関はいろんな思いを持った人が出入りするところだから、と聞きました。
最後に、ボスポラス海峡から見たイスタンブールの旧市街地区です。↓
丘の上にモスクが見えます。
イスタンブールには、街の写真を撮れば必ずモスクが入るほど、至る所にモスクが
ありました。
まだ他にもいろんなお店があり、一度ではご紹介しきれませんので、いずれまた
機会を作ってご紹介したいと思っています。