こんにちは。
ドライブをかねて、箱根に行ってきました。
先の総選挙のボランティアでご一緒したかたたちと、今ごろのお疲れさま会です。
箱根は車でニ時間という近さですので過去百回以上来ていますけど、四季を通し
て、わたしは五月の箱根がいちばん好きです。
紅葉の秋よりも青葉繁る箱根がいい。
カーブにカーブを重ねながらみずみずしい緑の中へとダイビングしてゆくような
ドライブウェイを走っていますと、現実世界を超えて、このまま緑に吸い込まれて
消えてもいいかな・・なんて、意識が飛んでしまう瞬間も。
清浄な樹木の催眠術でトランスされるその感じが好きで、やっぱり箱根は五月です。
遠くに、芦ノ湖を航行してゆく海賊船が見えました。
桃源台、箱根町、元箱根の三つの港を結んで観光客を運ぶ人気の遊覧船です。
↓ ここは、箱根神社にほど近く、芦ノ湖を見晴らせるホテルの庭園です。
実は、ツツジ・シャクナゲ・フェアの開催中に訪れる予定だったのですけど、皆さん
の予定がなかなか一致しなくて、とうとうこの日までずれ込んでしまいました。
残念ながら、ツツジ・フェアのほうは終了していて。
お花の色も最盛期の色ではないものの・・
お花見の人でごった返していなくて、良かった。
写真を撮ろうとするとたくさんの人が風景に入るのが、わたしは苦手で。
カメラを向けるのも申し訳ないし。
なので、人の姿がなくなるまで、じっと待つのです。(笑)
ツツジは最盛期を過ぎていましたけど、シャクナゲ(石楠花)は真っ盛りでした。↓
「夏の思い出」という歌の中に、シャクナゲ色にたそがれる~♪ っていう歌詞があ
りますけど、どんな色なのか・・?
こういう色のことではないのかしら・・と思いました。↓
シャクナゲ色といってもいろんな色がありますので。 白い色もオレンジ色もあって。
下のようにピンクのフリルのような縁どりのあるシャクナゲも。
↓ 下のような濃いピンク色のシャクナゲはいちばんよく見かけるのですけど。
たそがれる・・という感じではなく、夕焼けみたいかな?
たそがれというのは、もっと薄暗いんですよね。人の顔が見えにくい、「誰そ(たそ)彼
(かれ)」から「たそがれ」になったというのですから。
どちらにしろ、作詞をなさった江間章子さんはもうお亡くなりになっていますので・・
どんな色なのかは、みなさんそれぞれのご想像にお任せ。
シャクナゲ色にたそがれる はるかな尾瀬 遠い空
ところで、もみじにお花が咲くって、ご存知でした?
聞いてびっくりでした。 下はもみじのお花です。
やはりいろんなかたとご一緒すると、知識が増えます。
藤の花のいい香りが漂っていました。
温泉に入ったあとは、夜が更けるまで話し込みました。
皆さんお忙しいので、翌日は早々に箱根を下山。
目が洗われるような青葉の五月ももうすぐ、終わりです。