ドイツ・ビュルツブルクの街と装飾吊り看板(2)

2016-06-13 21:18:29 | 旅行 ・ 装飾吊り看板

 

  こんにちは

  今は、一年のうちでいちばん空を見上げることの多い時期ですね。

  そして天気予報が一年のうちで最も外れやすい時期でもあります。

 

  今回はビュルツブルクの二回目です。

  この街は、前回もお話ししましたようにロマンティック街道の起点になっている街。

  水運にも利用されている大きなマイン川の沿岸にありました。

  装飾の吊り看板とともにドイツのローカルな街の様子などもご覧になってください。

 

  ↓正面に見えている赤と白の建物は前回も載せましたけど、カトリック教会のマリエンカペレ。  

  裏道に吊り看板が掛かっているのを見つけました。

  わたしは趣味で装飾的な吊り看板の写真を撮り集めていまして、ブログで公開しています。   

           

  ↑まず、通りの景色も一緒に撮って、それから近づいてゆき看板のアップを撮って、完了。↓

  そこの通りや建物に似合うような吊り看板が掛かっていますので、それを見るのも楽しみの

  ひとつです。

            

           

 

  特にこの南ドイツは、装飾的な吊り看板を掛けてきた長い歴史がありますので、数も多くて、

  どうしてもブログに南ドイツの街を取り上げることが多くなってしまいます。

  識字率の低かった昔、吊り看板はお店を覚えてもらう目印として装飾をつけて掛けていました。

 

  ↓下の吊り看板は、前回の葡萄酒を飲む人の吊り看板と同じく豪華な装飾。収穫でした!

  全体が鳥の身体になっていて、そのくちばしの先にぶら下がっている人はビヤ樽にまたがり

  左手に泡の立ったビールのグラスを掲げています。王冠を被っていますので王様なのでしょう。

           

  ↑「RATSKELLER」は地下のビヤホールのこと。

  地下が広いビヤホールになっていて、食事をとりながらビールをたらふく飲むパターンです。

  ビールの名産地ミュンヘンでも、RATSKELLERをよく見かけました。

 

  ↓下は、上の吊り看板が掛かっていた通り。結構大きな吊り看板です。

  この吊り看板を指で隠してみますと、あるのとないのとでは、お店や通りの雰囲気がまるで違

  ってくることがお分かりいただけると思います。 

            

 

  ↓下は、マルクト広場にあった「ファルケンハウス」です。1751年に完成。 

  ロココ様式の化粧漆喰のファサード(前面の外装)が美しいことで評判の建物。

  最初は個人の邸宅として建てられたそうなのですけど、現在は市の中央図書館になっています。

           

  ↓一部拡大。           

           

 

  ↓街を歩いていますと、時折、建物に聖母子像が飾られているのを見かけました。

  カトリックが主流の街なのでしょう。

  赤いドレスに青いローブは聖母マリアのしるし。絵画の聖母も常に赤いドレスに青のローブです。 

           

 

  ↓再び「Ratskeller」の吊り看板です。地下のビヤホール。           

           

           

  ↓上の吊り看板はこんな通りに掛かっていました。          

           

 

  せかせかと先を急いでいる人は誰もいない。そのことが妙に印象に残った街でした。

                      

           

 

                           

  ↑上はアートギャラリー。

 

  次回、もう一回「ビュルツブルクの街と装飾吊り看板」をやって終わりたいと思います。

  吊り看板が、お披露目されるのを並んで待っているような気分になってきます。笑

  またお出かけください。

 

  (前回アップした写真が2、3日後一枚消えていました。ウィルスの悪戯なのか、原因が分か

  りません。現在は回復しています。ご迷惑をお掛けして申し訳ありませんでした。)

 

 

                           

 

           

           

        

 

           

   


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