こんにちは
紫陽花の季節になりましたね。関東では、5日に梅雨入り宣言が出ました。
皆さん、いかがお過ごしでしょうか。
今回は、去年出かけたビュルツブルクのお話をしたいと思います。
聞いたことのない街、というかたが多いことでしょう。
人口13万人強のローカルな街ですけど、ドイツ旅行で人気のロマンティック街道(ロマン
ティッシェ・シュトラーセ)の起点の街として知られています。
↓下はドイツの地図。赤いラインが全長366kmのロマンティック街道です。
最終地点のフュッセンはオーストリアとの国境にあり、この辺りはアルプス山脈の麓。
このブログでご紹介してきた街も幾つか載っていますので、大体の位置関係がお分かり頂ける
ことと思います。ベルリン、フランクフルト、ローテンブルク、ハイデルベルク、ミュンヘン。
(Yahoo画像より)
↓さて、ビュルツブルクは、マイン川の沿岸にある中世風の落ち着いた街でした。
丘の上の大きな建物はマリエンベルク要塞。704年頃にできた要塞ですけど、今は博物館に。
この街は、マイン川の水運を利用してフランケンワイン(白ワイン)の集積地になっています。
↓いきなりですけど、豪華な装飾の吊り看板を見つけました。ホテルの看板です。
わたしは、こんな装飾の吊り看板の写真を撮り集めてはブログで公開しているのですけど、
ビュルツブルクでは、思わぬ収穫がありました。
↓上の看板は、こんな表通りに掛かっていました。
なるべく吊り看板の掛かっていた通りの風景も載せたいと思っています。
↓市民の足は主に路面電車とバスと鉄道。
正面の二つの塔のあるキリスト教会は聖キリアン大聖堂。ロマネスク様式の建築だそうです。
街には、なんとなくスローライフなのんびり感が漂っていました。誰も急いでいるふうもなく、
↓街の中心的なマルクト広場には、大胆な赤と白の教会マリエンカペレ(マリア礼拝堂)がひと際
目立っていました。強烈な存在感のあるカトリック教会です。1481年に完成のゴシック建築。
↓右の建物は、そのマリエンカペレの足もと。
↓トールペイント風の吊り看板。先ほどのマリエンカペレの赤い尖塔が写り込んでいます。
最初に豪華な吊り看板をもってきましたので後の看板が見劣りして可哀想ですけど、それ
ぞれの良さがありますので。
↓下は洋品店の吊り看板。
↓こんな裏通りに掛かっていました。
↓下の、鳥の首に看板が下がっているようなデザインは、吊り看板の最も多いパターン。
この吊り看板も最初の看板ほど豪華ではありませんが、手堅く綺麗にまとまった看板ではない
でしょうか。good jobといった感じ。これはweinstube・・ワイン酒場の看板です。
↓下はビュルツブルクで唯一世界遺産になっている観光スポット、ビュルツブルク・レジデンツ。
カトリックの大司教の宮殿です。18世紀の建物で、バロック建築。
キリスト教の大司教って、たいへんな権力と財力を持っていたようですね。
今回はこの辺で。次回も「ビュルツブルクの街と装飾の吊り看板」を続けます。
どうぞまたお出かけください~