桜景色

2014-04-07 21:57:24 | 日記

 

 

  こんにちは

 

  四月に入ったというのに少し肌寒くなった午後、東京近郊の多摩丘陵地へ桜を

  見に行ってきました。

  寒さが戻ってくる、こういう気温を花冷えというのでしょう。

 

  去年、このブログに桜の写真を載せて、「来年までさよなら、さくら」と書いたのが

  ついこの間のことみたいで。

  もう一年が過ぎたなんて・・月日の流れがほんとうに早く感じられます。

 

  やはり今年も綺麗です。

 

       

         

       

 

  ↑ 出店のテントが長く続いていました。

  週末に「市民桜祭り」が開かれるそうです。

  市の実行委員会が取り仕切っているので、整然と準備されています。

  桜祭りのときには、近隣の市からも大勢のお花見客が集まってきて、それはすごい

  賑わいに。

  華道やマラソンやテニスなど趣味の同好会の人たちがグループで食べ物の出店を

  出していたり、いわゆるお祭りの露店とは違って素人っぽくてバザーみたいでした。

 

  何年か前に桜祭りに出かけて、偶然、マラソン同好会の宴会に入れて頂き、飲ん

  だりお話ししたりで盛り上がったのですけど、みなさんハワイマラソンとかボストン

  マラソンにまで遠征参加なさっているのだそうで、それが人生の楽しみ、目標に

  なって練習もお仕事も毎日頑張っているのだと聞きました。

  なるほど・・そんな趣味もいいですね。

  毎年この場所でやっているから来年もいらっしゃいよ、と言って下さったのにあれ

  っきり行っていないなあ。

 

     

 

       

              

       

       

  ここはソメイヨシノのほかにも、絢爛なしだれ桜や山桜、コブシの花、いろんなお花

  が咲いています。

 

       

              

       

 

  昔、友人の父君から頂いた柳宗悦という人の「心ウタ(こころうた)」という本に、

  「吉野山 コロビテモ 亦(マタ) 花ノ中」 という言葉があって、なんとなく心惹か

  れて、今でもときどき口ずさむように思い出します。

  「吉野山ころびてもまた花の中」 五七五ですね。

  歩いていても花の中だし、転んでも花の中だし。

  ああ、そうなんだ。ほんとうはずっと花の中にいたんだ・・と安心したりして。

  柳宗悦さんのテーマからしますと、花というのはきっと愛。大いなる者の愛。

 

      

 

   雪が積もっているように、桜は静かです。

 

      

 

        

 

  市が枝おろしをしたようで、いつもはもっと深い花トンネルなのですけど、今年は

  さっぱりしています。

  来年はきっと、もう少し濃い桜色を楽しめることでしょう。

 

  来年までさよなら、さくら。

 

 

                 

 

     

 

     

   

 

 

 

 

 

 

 


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