MARIKOのため息でッす
まだ興奮している。
9月15日放送の「ミリオンヒットコンサート」(日本テレビ)。
テノール歌手の秋川雅史さんが出演ということで観ていたら、なんと、もんたよしのりが登場した。
もんた、お久しぶり
もんたよしのりが「ダンシングオールナイト」を歌った。
抜群のリズム感、かすれて絶叫する声がやっぱりいい。
無我夢中で突っ走る、誰にも捕まえられない子供、そんな感じが今でも、ある。
もんたよしのりは生活とか仕事とか人生とか、そんなものから完全に跳び出している、と思っていた。
自由というのではない。破天荒というのでもない。
この人はいつか音楽の中で狂い死にするんじゃないか、と思たこともあったけど、生きていた。
もんた&ブラザーズを解散したのち、世界中を放浪していたときにマラリアにかかって死にそうに
なったと、風の便りみたいな話を何かでで読んだことがある。
そしてやっぱり「ダンシングオールナイト」を歌った。
1980年に大ヒットした曲。161万枚を売り上げた。もんた自身の作曲である。もちろん紅白、レコ大。
彼はボーカリストであり、シンガーソングライターでもあり、彼が作詞作曲した「ギャランドゥ」は
西城秀樹が歌ってヒットした。
日本のポップスの中で何がいちばん好きかと聞かれたら迷わず、もんたよしのりの「ダンシングオールナイト」
と答える。
ダンスフロアで踊り明かす、熱狂的でもの悲しい情感がたまらない
それをもんたは酔ったように歌いまくる。
その風貌から、いかにも貧乏暮らしで育って、お皿洗いなんかをしながら音楽の勉強をしていたように
見えるが、ではなくて裕福な家庭に育ち、父君は彼の音楽に理解があったそうだ。
だから幸せだった、かどうかは判らないけれど。 神戸で育った。
本名門田頼命(かどたよしのり)をもんたよしのりと読んでそのまま歌手名にしている。
59歳。 激しいけれどなぜか牧歌的な、音楽の個性を持ったアーティストだと思う。
2007年にもんた&ブラザーズの復活ライブをやった。
もっともっと彼の音楽を聴かせてほしい。
Yahoo!人物名鑑より引用 もんたよしのりオフィシャルブログより引用
右がもんたよしのり
もんたよしのり 「ダンシングオールナイト」