バンベルクの吊り看板 その1

2010-09-16 23:18:54 | 旅行 ・ 装飾吊り看板
      ずいぶん涼しくなりましたね。


今日はドイツの南にある水の都、バンべルク(Bamberg)に行きたいと思います。

バンベルクは第二次世界大戦で爆撃を受けなかったので中世都市がそのままで残っており、1993年

に世界遺産に登録されました。

レグニッツ川を船が往来し、川に沿って漁師の家々が立ち並ぶ景観は、小ベニスと呼ばれています。↓


        

                     
                                                 


まず、誰もが行く15世紀の建造物旧市庁舎。
        
このレグニッツ川に掛かった橋をまたぐような面白い形で旧市庁舎が建っています。

手元に適当な写真がなかったので、下の一枚は旅行サイトからお借りしました。↓


         (フォートラベル バンベルク観光ガイドより引用)     
  

↑川に人工の中洲を造って建てられました。

少し街をぶらぶらしましょう。

下はその旧市庁舎を正面から撮った写真。中を橋が通っています。↓


                               

                  
↑左側の外壁にフレスコ画が描かれているの、判ります?

写真の右側には吊り看板が掛かっていますが、あんなに高くては誰も見ないでしょうに。
             
ドイツの吊り看板は、宣伝のためというよりお店の装飾品として掛けられているようです。↓


     


↑拡大して撮りますと、アンティークのお店と書いてあります。アンティークのお店が多い街でした。

下の写真は、そのフレスコ画が少しは見やすいでしょうか。↓

建物は15世紀ですが、絵は18世紀に描かれました。

この地方の司教領主の死去の場面を描いているそうです。


                  


↓またアンティークのお店の吊り看板です。


        


これは製本屋さんの吊り看板です。↓ 


                  
   

           


↑ほんとにもったいないと思います。上のほうに押しやられて目立たない吊り看板も、よく見れば、

いろいろの意匠を凝らした立派な工芸品なのに・・↓ 


                 


↑右の丸いリースの上にはライオンが寝そべっています。見えにくいですが・・

燻製ビール(ラウホビーア)と書いてあります。

バンベルクは16世紀の頃から燻製ビールの醸造でも知られています。

燻製ビールはぶなの木を燃やしてその煙で麦芽を乾燥させて醸造するそうです。

独特の香りのある赤褐色のビールでした。

↓下の吊り看板は何のお店なのか不明です。

壷とか深鍋という意味の単語が入っているのですが・・


       


次回もバンベルクを続けたいと思います。

ではまた~







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