馬の装飾風吊り看板・その2

2014-07-15 22:28:59 | 旅行 ・ 装飾吊り看板

 

  こんにちは

 

  すっかり遅くなってしまいまして、早速ですけど、前回に引き続いて馬が登場する

  吊り看板ばかりを集めてご紹介したいと思います。

  前回は、ドイツに掛かっていた馬の看板で終わりましたので、続けてドイツの街か

  ら始めましょう。

  今回もあちこちを駆け巡ります。 

 

  実を言いますと、吊り看板の掛かっている街というのは何故か限られていますので、

  同じ街をかぶって何度もご紹介することになるのが、わたしの悩みの種です。

  街の写真は、なるべくかぶらないように気をつけてはいますけど、前にも見たこと

  のある写真が入っていたら、お許しくださいね。

 

  下の写真は、リューデスハイムという街に掛かっていた看板です。

  吊り看板と言うにはやや無理がありますけど、装飾風の看板ということで範疇に入

  れてご紹介しています。

  この街は葡萄の名産地ですので、先のほうに小さな葡萄が下がっています。  

      

 

  ↓このリューデスハイムはドイツ南部のライン川の中流あたりにあり、陽当たりの良

  い広大な丘陵地には、ワインになる葡萄畑が広がっていました。

  ワインの醸造業とライン川の水運業で栄えてきた港街です。

  昔、この街は税金をワインで納めていたそうです。

     

 

  このリューデスハイムから1時間半ほどラインを下ったところに、歌で有名な「ロー

  レライ」があります。ローレライというのは川に突き出た、ただの岩山のこと。

  どんな美女がいるのかと思ったら。世界三大がっかりの一つなのだそうです。(笑)

 

   次は、リューデスハイムからそんなに遠くないハイデルベルクへ。

     

  中世の十字軍ですけどホテルの吊り看板でした。素敵な看板ですよね。

  さすが本場のドイツです。

  このように、装飾の吊り看板は、商業の内容とはまったく無関係の図柄を掛けてい

  ることが多いようです。

   

  下の看板もハイデルベルクです。確か、レストランの看板だったような。

      

  馬の看板というのは、大方は人間が乗っているのですけど、上の看板は馬一頭で

  主役を張っています。

  馬が主役の看板はみな、このように後ろ足で立っている図柄ばかりでした。

 

  ハイデルベルクは、ハイデルベルク城址とドイツ最古の大学(ハイデルベルク大学)

  のある学生街で知られている、中世の面影を残した古い街です。

 

  下は、街を流れるネッカー川に架かっているカール・テオドール橋の上。

  双塔を持つ橋門は18世紀に、フランス軍から街を防御するために造られました。

  敵が来ると門戸が下りて街への侵入を防ぎます。今では人気観光スポット。

      

 

  ↓下は、ネッカー川沿岸のハイデルベルク郊外。

     

 

   次はドイツからオーストリアへ行きます。

  ここはアルプスの中です。ハルシュタット湖。 

      

 

  ↓近くにある湖畔の街ザンクト・ヴォルフガングに掛かっていた馬の吊り看板です。

  上のハイデルベルクと同じく、立ち上がった馬。

  立ち上がるのは、そのほうが躍動的で絵になるからでしょうね。

         

 

  この吊り看板のすぐ傍にある、赤い「ホテル・イム・ヴァイセン・レッスル」は強烈な

  建物でした。こんな所に来ますと一瞬にして現実を忘れて異次元世界に。

  このホテルはオペレッタ「白馬亭にて」の舞台として知られています。

  オペレッタといいますのはオペラの軽い娯楽版のようなもので、のちにミュージカル

  に発展してゆきます。

      

 

  この周囲にはメルヘンな可愛い建物が多かったので、もう一つご紹介します。

  ↓下は壁にフレスコ画が描かれています。

  両端のあたかもレンガに見えるように描かれているのは、だまし絵。

  これは簡単なだまし絵ですけど、本格的なものは建物全体にレンガが描かれ、窓

  まで描かれています。だまし絵もいつかご紹介できるといいのですけど。        

         

 

   最後に同じオーストリアのザルツブルクへ。

  アルプスの裾野、ドイツとの国境にある街。

  やはり、馬一頭の、これもまた後ろ足で立ち上がっている姿でした。

  この馬はちょっと綺麗ですね。バーの看板のようです。

      

 

  下もまた、ザルツブルクのエルメスの吊り看板。

      

 

  ザルツブルクはこの3月にご紹介したばかりですけど。一度も使っていない薄暮の

  ザルツブルクの写真です。クリスマス・シーズン。

 

  丘の上に見えるのはホーエン・ザルツブルク城塞。

  緑色のドーム屋根の建物はザルツブルク大聖堂。

  モーツァルトはこの街で生まれ、この大聖堂でパイプオルガンを弾いていました。

  映画「サウンド・オブ・ミュージック」の舞台になった街でもあります。 

        

      

  馬の吊り看板の全部はご紹介しきれませんでした。

  残りはあと少しなのですけど、次回に回します。

  次回はスペインのコルドバなどのご紹介をしたいと思っています。

  またお出かけ下さいね~

  いつも更新が遅れて、すみません。

 

                           

  

 

  

  

 

      

 

        


最新の画像もっと見る