
古地図で
中井堀の水源である小合溜井(葛飾区水元)付近を眺めていたら
ちょうど西用水が中井堀に分岐するポイント付近に池が!

東京府南葛飾郡全図(明治38年(1905))

調べてみると
「怪無池」(けなしいけ)という
そそられる名称の池と
そのほとりには「青龍神社」があるではないか。
葛飾区のサイトによると
〇青龍神社と怪無池(高砂6丁目)
青龍神社は、中川の土手のすぐそばにあり、境内には怪無池とよばれる大きな池があります。池の水は枯れることがなく、神聖な池とされていました。
日照りが続くと池の水を田畑に注いだり、明治時代には雨乞いの行事を行ったりしたと伝えられています。また、池をよごしたり水をかき出そうとすると悪いことが起こるといわれていました。「けがなしいけ」に通じることから「けががない」ようにと、これから戦争に行く人がよくお参りに行きました。
青龍神社は、中川の土手のすぐそばにあり、境内には怪無池とよばれる大きな池があります。池の水は枯れることがなく、神聖な池とされていました。
日照りが続くと池の水を田畑に注いだり、明治時代には雨乞いの行事を行ったりしたと伝えられています。また、池をよごしたり水をかき出そうとすると悪いことが起こるといわれていました。「けがなしいけ」に通じることから「けががない」ようにと、これから戦争に行く人がよくお参りに行きました。
以下、2024年10月13日撮影のもの。
この日は夏空、低い位置に綿雲
ちょっぴり汗ばむ陽気





最後の一枚は、壊れた井戸の手押しポンプ、小高くなって柵が貼られた先は
中川が流れており、光芒が写りこむ・・神々しい写真が撮れました。
ぷちジブリ感ただよう小世界。
古地図に描かれている当時の風景が偲ばれます。
今昔の地図に呼ばれるように出かけて行った
「怪無池」「青龍神社」ですが、
ただいま取り組んでいる水にまつわるフィールドワークの
間違えなく聖地のひとつ
厳かでどこか懐かしいスポットでしたー
