「トラ展」
12月22日~1月31日 上野動物園 西園 ズーポケットにて開催中
入口
明日、10日(日)、17日(日)、最終日31日(日)
展示スペース内ではんこグッズの販売をします。販売しているときは、グリーンの看板(写真右)が出てます
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現在上野動物園では3頭のスマトラトラを飼育・展示しています。
2007年2月1日生まれ。TAMAN SAFARIより来園。
☆マニス☆ 人なつっこく大人しい女の子。
*トラ展の中で捺すスタンプはマニスをモデルにしましたー。
2005年7月4日生まれ。Fuergirola Zooより来園。
★クンデ★ 威勢はいいが、実はシャイな男の子。
*年賀状のモデルはクンデです。
1993年9月11日生まれ。Jihlava Zooより来園。
★サンティック★ 今はすっかり落ち着いてマイペースなおじいちゃん。
この3頭をどうやって見分けるの?
答えは、顔の模様をよ~く見ることなんだそうです。
目の上の模様が一番わかりやすく、人間の指紋のように1頭ずつ違うんですって。
これで展示スペースに行っても、どの子か分かって自慢できちゃうね!
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大きなトラのはく製も間近で見れます。
油田王に飼われ、上野動物園に寄贈されたタローくんです。
飼われていただけあって、顔がぽよ~んとしてカワイイ。
トラの牙や舌のレプリカを触ったり、
トラってどんな動物?ってことが分かるように展示してあります。
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トラといって忘れちゃいけないのが、絶滅危惧種であるということ。
この展示はトラが抱えている問題をもっとしってもらいたいという目的もあります。
その現実を語ったビデオも上映されています。
子供が見ると夜ねむれなくなっちゃう映像もあるけど、みんな真剣に見ている。
この子供たちが大きくなった時もトラが絶滅せずに生きているのだろうか?
トラは今でも、密猟が絶えません。
原因の一つが、効き目の証明もされていないトラの骨を砕いてつくった薬。
観光客にも売られているので、需要があると思われ今でも作られている。
問題は密猟する人ではなくて、それを買ってしまう消費者がいることです。
旅行したお土産に…と気軽に買ってしまうことが
その動物を滅ぼすことにつながっちゃう。
これはサイの角、象牙、毛皮にも言えることですね…。
薬、毛皮…それだけの目的のために密猟され、現在絶滅してしまったトラ亜種は
3種。バリトラ、ジャワトラ、カスピトラ。
生きていればこんな姿↓(写真がうまく撮れなくてごめんなさい!)
カスピトラ。タテガミがある!!!
ジャワトラ
バリトラ
これからどうしていったらいいだろう?
そのために、トラの保護に役立てられる募金箱も併設してありますので
ぜひ募金を!とっても面白い募金箱なのでぜひコインを入れてみてくださいね!
私の販売も2割はトラ募金に加算されます。
さて!明日も販売しますよ~~。張り切って準備しなくちゃ★
トラの密猟問題の解決に向けて必要なこと、本当にその通りだと思います。知識を持たずに何かを気楽に求めてしまうことが、時に大きな悲劇を生むのですよね。生態系の頂点に立つトラが生きていける環境を守ること、現場においては簡単なことではないのでしょうが(密猟に加えて、きっと人身被害への反発などもあるでしょうし…)、少なくとも遠く離れた私たちが、トラの置かれた環境とその地域の経済社会を学ぶことは大切ですよね。
動物が好きなだけでなくて、こういう問題を真剣にブログに取り上げる松野さん、とても誠実だと思います。松野さんの想いが、トラ展にいらっしゃるお客様に真っ直ぐに伝わりますように。
今出来ることは、動物を保護している活動で頑張っている方たちに少しでも多くの資金を寄付することですね。
作品の売上げの一部がトラのためになると思うと、
また頑張って押さないと!って気持ちになります!