のこった！のこった！の話

今日は、諏訪大社上社で「わんぱく相撲」の大会が行われた
昨年この大会で３位に終わった、ウチのアホ息子（小３）は、今年こそはとリベンジを誓って大会に臨んだ
今年も息子の小学校で参加した男子は奴１人（女子は１名いたけどね）
そんな学校の看板（代表）を勝手に背負って意気込む息子の横で、俺はあしたのジョーの丹下団平のごとく自称名トレーナーとして隣にピタリと寄り添う
取組前の息子の耳元で的確なアドバイスを送る「あの朝青龍は、対戦相手を自分のお母さんをいじめた奴だと思って戦っているらしいぞ」
「土俵に金が転がっているとおもえ」「高見盛の時間前の変な動作は、強い自分に変身するって事らしいぞお前もやれ」
「東関親方（元高見山）が定年退職しちゃったよ」等と矢継ぎ早に囁く
俺のアドバイスが功を奏した訳じゃあないとは思うが息子は順調にリーグ戦を勝ち続け
全勝で最後の取り組みを迎えた
最後の対戦相手も、ここまで同じく全勝で、この一番に勝った方が文句無しの優勝だ（あ～ドラマティック）
取り組みは、お世辞抜きの大熱戦双方一歩も譲らず、途中で水入りしてもいいんじゃないのって位の長い相撲になった
最後は、先に体力が尽きたウチの息子が土俵を割った
でもよくやったよ準優勝詰めの甘さは父親譲りだ気にするな
３位、２位ときて来年こそは優勝だな
しかも来年の４年生からは、優勝してさらに勝ち進むと全国大会は両国国技館だそうだ夢は膨らむねぇ～
息子の相撲を終えて賞状を受け取り帰ろうとすると、大会の役員さんが近づいて来て
「マンモウさん６年生の上社の横綱の壮行試合も兼ねて、エキジビションで１番相撲を取って貰えませんか」
えっ俺、相撲は好きですけどただ太っているだけで元力士でもなんでもありませんよ
「盛り上がるんでお願いします」
対戦相手の６年生横綱に目を向ける
デカイじゃん横幅は、俺の方があるけど身長は変わんないぞ
こうゆう場合は、どうしたもんなんでしょう適当にやって彼に花を持たせるべきなのかキチンと戦ってガチンコでいくべきなのか
迷いつつも彼とがっぷり四つで組合い熱戦の末、つり出しで勝っちゃいました（写真）
俺が言うのもなんだが彼の体格とパワーは素晴らしいよ
是非、次の大会でも頑張っておくれ
帰りの車の中で息子が「お父さん、６年生の横綱に勝ったんだからお父さんもわんぱく横綱だね」と言った
い～ね～『わんぱく』ってフレーズ年齢的には、かなり以前に通過しちゃってるけど死ぬまで『わんぱく』であり続けたいと思いました（おしまい）