飛んでルクセンブールクぅー♪

日本よりもっと小さな国へ来ちゃった私の奮闘記。

うんまーい(*´▽`*)

2016-01-22 20:57:16 | 生活
最近、引きこもりな私。
友達もいなくて夜遊びができないので、夜の街にくり出すこともなく・・・
おかげさまで夜更かししてません(笑)
日本にいたころの私と比べたら、それはもう寝るのが早い早い
だいたいいつも夜の12時には夢の中です

そんなこんなで、最近、相方とデートらしいデートをしてないことに気づきました
家に帰れば、お互いそこにいますからね(笑)

久しぶりに二人きりでどこかに行こうということになり、
お互いに譲れない点をひとつづつ出しあって、お店を決めることにしました~

その譲れない点というのが↓
 1)相方が日本酒が飲みたい
 2)私がおいしい日本食が食べたい

うちの相方は日本酒好きです
それはもう大・大・大・大好きです
とはいえ、酔っ払いませんよ
私が父親の影響で酔っ払いを見るのが好きではないことを理解してくれているので、
酔っ払う前に飲むのをピタリとやめてくれます
まぁ、そこはさすが外国人なので、酔っ払うまでガンガン飲んでますけどね(笑)

私はそもそも料理ができない人間なので、
私が作る日本食も「なんちゃってシリーズ」がほとんどです
出来上がる料理も「あ~これ、食べたことある味の料理に似てる」とか相方によく言われます
私が作る日本食は正統派からはかけ離れた独創的な料理になってしまって、
ちゃんとした日本食っていうふうにはならないんですよね~

おまけに、ルクセンブルクは内陸地なので、
お魚も高くて手が出せず、なかなか食べられずじまい・・・
特に私は両親の影響で毎日魚料理が食卓に上がる生活で育った人間なので、
余計そう感じるのかもしれませんけどね
最近食べた魚はといえば、ナ缶のツナぐらい・・・(泣)
そういうわけで、おいしい日本食が食べたかったんですよ~

話し合った結果、お店は「かまくら」に決定
本当に素敵なお店でした~
オーナーさんがまたとてもいい人~

以前、相方とその愉快な仲間たちと一緒に東京でお寿司を食べたのですが、
そこを紹介してくれたのが、このお店のオーナーさんでした。
東京のお寿司、それはもう美味しかったんですー
ちなみに彼は年2、3回、このかまくらを訪れてたそうですなんですが、
私はまだお会いしたことがなくて、今回が初対面だったんです~

ドキドキしながらお会いしたのですが、
オーナーさんの印象としては、ナイスミドル」って感じでした
おまけにフランス語がペラペラ・・・
めっちゃかっこいいです
私もいつかこれぐらいフランス語ができるようになったらいいな

さてさて、お食事については以下を頂きました↓
 1)前菜
 2)お魚各種のお造り
 3)おでん
 4)和牛
 5)デザート

全部、食事の中に入っているものは、
何から何まですべて自家製だそうです
私の中で一番のおすすめはおでんだったのですが、
大根はほろほろしてて味がとてもよく染みていて、
そこに入っている練り物までも自家製だったんですよ~
やっぱり冬はおでんですよね~

これは魚のお造りです↓

すいません・・・他の料理は写真を撮り忘れてしまいました・・・

途中で何回がテーブルまでオーナーさんが来てくださって、
食事の説明をしていただいたり、会話を楽しんだりして、おいしくお食事を頂きました

お会計が済んだあと、
彼の恒例のレシートチェックをしていたときに、
お造りの値段が違うことに彼が気が付きました

今回はコースメニューを頂いたのですが、お造りは個別のメニューでした。
私たちが頂いたお造りは、魚の種類が多い特選のお造りだったのですが、
レシートに記載してある金額は普通のお造りの値段だったらしいのです

とっても真面目な相方(笑)
レシートを手にとって、「お造りの値段が違うって言ってくる」と駆け出して行きました
私だったら、見て見ぬふりをしてしまっていたかも・・・

しばらくして帰ってきた相方でしたが、
「値段はこのままでいいんだって」と困り顔。
このままでいいっていうのなら、素直にありがとうといただくのが私
そこには若干の温度差が(笑)

預けていたコートをもらおうとスタッフを呼び止めると、
「好きな飲み物をサービスさせて頂きますので、お好きなものをおっしゃってください」とのこと。

オーマイガー
いきなり善行にお返しがキターーー

せっかくのお申し出だったので、遠慮なく(?)私は梅酒を頂きました
彼は帰り道を運転しないといけないので、エスプレッソを
それまでお酒をいただいてましたからね。
(こちらでは運転前に多少のアルコールは飲んでも問題ないので

飲み終わったタイミングで、オーナーさんからクッキーまでお土産に頂きました
こちらも自家製でゆず味、ゴマ味、抹茶味と和風のクッキーで、
こちらのクッキーのような油たっぷりの「私、クッキーと主張するような味ではなく、
全くしつこくなく、でもしっかりと存在感があるそんなクッキーの味でした
(まるで相方にとっての私の存在のような・・・違うか・・・)

こんなに良くして頂いたので一言お礼を言いたかったのですが、
お客さんがいっぱいでお忙しそうだったので、心の中でお礼を言って失礼しましたよ
(かまくらさんどうもありがとうございました

 素敵な日本料理を食べたい方はこちらへどうぞ↓
 「かまくら」 http://www.kamakura.lu/

車までの帰り道を二人で歩いていると、
彼が「クッキーをもらったりしたの、初めて。きっと日本人の君といたからだね」と。
東京のお寿司屋さんを紹介してもらったとはいえ、そこまで親密な関係ではなかったのようでした
いつもこういったことがあるわけではなく、今回は破格の対応だったみたいですね
いや・・・たぶんアナタが正直に差額のことを言ったからだと思うよ

やはり神様は見ている
悪いことはしてはいけないと悟った3●才の冬・・・