飛んでルクセンブールクぅー♪

日本よりもっと小さな国へ来ちゃった私の奮闘記。

クリスマスはもうそこまできてるぅ~( *´艸`)

2016-11-29 22:35:54 | 生活
さ・・・寒い・・・

近頃、めっきり寒くなってきたルクセンブルク。
どうやら、今週の予想最高気温はずーっと一けたの模様・・・
どうりで寒いはずだわ・・・

そんな中の楽しみはもちろんクリスマスマーケット
今年も出てきましたよ
冬の風物詩ですよね
寒い中、ホットワインを飲むのは最高・・・らしい・・・
(私、あんまりお酒飲めないので、そこはよー分からん 笑)






先週末にはドイツのほうにも行ってきたのですが、
そこにもクリスマスマーケットが出てましたよ
(というか、そちらのほうが本場なんですけどね


(前に写ってるのは知らないおっちゃん。私の相方では決してないですからね笑)




(屋根の上までしっかりと有効活用 笑)

近所ではクリスマスのデコレーションした家が登場し始めましたよ
夜の暗闇に光る電飾たち・・・
(ラブホみたい・・・とは決して言うまい・・・

ってなわけで、近所にクリスマス感が出てきたところで、
我が家もそろそろ今年のクリスマスの準備に取り掛からねば

去年の我が家はクリスマスツリーを買うのが遅すぎた
購入したのは完璧に残り物のツリーでした(笑)
今年こそは、是が非でも素晴らしいクリスマスツリーをゲットせねば
・・・っていうか、もしかしてもうすでに出遅れか

一つ思い出話を・・・(._.)

2016-11-22 18:21:10 | 生活
お久しぶりです
長らくブログ更新できずに、申し訳ありません・・・
実は友人が亡くなって、何も手につかず・・・

思い出は風化するといいます。
彼女のことを忘れたくない一心で今回のブログを書きます
(不快でしたら、今回のブログは読み飛ばしてください)

彼女との出会いは、2009年のオーストラリア。
そのころ、実は私、オーストラリア人と婚約してたのです
付き合ってから1年ぐらいで元カレ(仮にL)と婚約を決めたんですよね~

Lが仕事の契約を終えることになり、オーストラリアに帰るっていう言葉にのっかって、
そのころの仕事に疲れてたっていうのもあり、
Lと一緒にオーストラリアに渡ることを決めました。

オーストラリアにLが帰るから婚約したのではなくて、婚約したのが先ですよ
一応私のプライドのために言わせてください

でも・・・今考えれば、まったく計画性のない、若気の至り(笑)
その後の生活のこととか、将来の計画についてあまりよく考えもせず・・・

まぁ、私にとって初めての彼氏だったんでね・・・
燃え上っちゃうのも仕方ないってもんです
今、思い返せばね

2か月ほど、Lの友人のド田舎の家でご厄介になり、
仕事を探さないといけないということで、
Lの地元であるアデレードに向かうことになりました。

そんなわけで、アデレードに行った私。
働く場所とか地元の情報がほしくて、
アデレードにある日本人向けのエージェンシーオフィスを調べたところ、2つ発見

大きい事務所と小さい事務所。
大きいほうが情報もいっぱいあるだろうなとは考えたのですが、
アットホームな感じがいいなと思って、小さいほうの事務所をのぞいてみることに決めたんですよね。
それが彼女が経営していたエージェントだったんです。

正直な話、彼女との出会いはよく覚えていません。
でも彼女は生前、よく、
「私は忘れもしないわ~あんたのこと。
事務所に入ってきて、『何でこちらにいらっしゃってるんですか~?』って聞いた私に
『オーストラリア人の彼と一緒にアデレードに来た者なんですけど・・・』って言われたから、
『また勘違い女が来たわ~適当にあしらって帰ってもらおう』って思ってた」とよく笑いながら話してました。

アデレードで友人や知り合いがいるわけでもなく、
かといって、働いているわけでもない私は毎日暇を持て余してました。

彼女の事務所には日本語の本もたくさんあり、
暇を持て余していた私には格好の遊び場所だったんです(笑)
そんなわけで、毎日彼女の事務所に入り浸ってたんですよね。

初めのほうは「またあの子来た~」と嫌がっていたらしいので(笑)、
彼女に声をかけてもらった覚えがありません
私もなんとなーく歓迎されてないような空気を微妙に感じ取っていたので、
自分から話しかけてはいけないような気がしてました。

そんな雰囲気を感じ取ってはいたものの、
何にも知らないフリをして、ただひたすら事務所に毎日通い続けました。
他に行くところもなかったですからね
(もうここまでいくと、嫌がらせ以外何ものでもない・・・

1か月を過ぎるころには、
ただひたすら通い続ける私に彼女も根負けし(?笑)、
コーヒーを飲みながら、徐々におしゃべりするようになっていました。
L以外に男性とお付き合いしたことがなかったそのころの私は、
年上だった彼女にLについてよく相談したものです。

そのときの私は自己主張もできず、
嫌なことにもイヤだと言えず、ただLの言いなりになっていました。
(今ではまーーーーーーったく考えられませんが

そんな私に彼女は「それはLが間違っていると思う」とか
「それはあんたが間違ってると思うよ」とアドバイスをくれました。
時にはかなり厳しいことも言われたりしましたっけ。

無事に仕事を見つけて、働いてからしばらくたったころ、
Lとの関係について悩み始めました。
なんだかLに自分が大事にされていないんじゃないかと。

「このままLとの付き合っていっても、結婚できるのか?」と考えつつ、
結婚するつもりで日本を出てきたので、
「これで別れて日本に帰ったら、恥ずかしいな」との考えの間を行ったり来たりしていました。

「あんたが結婚したいっていうなら、私は止めない。
結婚の保証人になってほしいっていうんなら、なってあげる。
でも私はLと結婚して、あんたが幸せになれるとは思えない。
あんたには幸せになってほしいから正直に言うけど。」
こう彼女が言ってくれたこと、今でも覚えています。

本当に正直に言いすぎですよ(笑)
こんなこと思ってたとしても、普通、他人に言いません
これを言われたとき、実は私は結構腹を立ててました。
なんて失礼な人なんだろうと。

でもしばらくしてよく考えたら、すごいなぁと。
テキトーなことを言って、私を喜ばせるウソの言葉だっていえたはず。
何年も一緒に過ごしてきたわけでも、血がつながった姉妹でもあるわけでもない。
切ろうと思ったら、いつでも縁が切れる赤の他人の私を大切に思ってくれていたからこそ、
ちゃんと私に向き合ってくれたんですね。
目からウロコが落ちました。

ストレートに伝えることも大事ですけど、もっと別の言い方もあっただろうに。
小細工とか一切しない、不器用な人だったんですよね、彼女。

彼女の言葉と最後のLとのバトルで、
最後まで悩んでいたのが吹っ切れたようにすぐお別れすることに決めました。

ただ、その当時、Lと連名で借りていたアパートを私は出ることに決めたはいいものの、行くあても決まらず・・・
そんなとき、彼女が「うちにおいでよ」と言ってくれました。

私は彼女のやさしさに本当に感動していたのですが、
あとから彼女に聞いたところによると、実は彼女のお母さんが決めたそうです(笑)
「私はうちに来てほしくなかったんだけど~ハハハ~」と冗談を言っていたのを思い出します。

彼女は私と知り合いにはなったものの、
第一印象があまりよくはなかったので(笑)、そこまで親しくなるつもりはなかったようです。
そんなとき、私が行くあてもないことを知った彼女のお母さんが、
「あの子、うちで面倒見てあげたら?」と言ってくださったことがきっかけで、
彼女のおうちでシェアメイトとして受け入れてもらえることになったのです。

あそこで拾ってもらえなかったら、今の私は大きく変わっていたことでしょう。
彼女のお母さんには返しても返しきれない一生分のご恩ができました。
本当に。

すでに彼女はシェアメイトを3人受け入れており、私は4人目。
一緒に住むことになったことで、私たちの距離は縮まり、いつも一緒でした。

おまけに帰国までの3か月間は仕事もやめていたので、
トイレとお風呂と睡眠以外、どこに行くにも本当にいつも一緒(笑)
住む場所も帰る場所も同じ場所なので、
一緒に事務所に行き、一緒に家に帰ってくる日々・・・

大人になってからあれほど人とずっと一緒にいることなんて、まったく想像できない。
しかも他人と(笑)

そのころ、彼女はオーストラリア人の旦那さんと10年ほど別居生活をしており、
旦那さんと別れたくない気持ちとこのまま続けてはいけないという思いを行ったりきたり・・・

私の部屋の前には彼女の部屋と私の部屋をつなぐ秘密の通路(ベランダ?)のようなものがあり、
よく私の部屋の外扉のガラス扉をノックして遊びにきては泣いてました。
決断力があり、いつも元気でパワフルな普段の彼女を知っている人たちは想像できないかもしれませんね。

静かな夜に二人でおしゃべりしているときは、
いつもお姉さんだった彼女がとても頼りなく、幼く見えました。
年齢は一回り近く違うんですけどね

彼女と私は似た者同士。
みんなの前では元気な自分でいたいから、
元気がなかったとしても、無理矢理がんばってしまう面倒くさい性格。
(ときどき疲れます。本当に面倒なやつなんです笑)

そんな性格がお互いにわかっていたからこそ、
一緒にいることで、支えあっているような気持ちだったのかもしれません。
お互いにそのころを思い出しては、
二人で「私は救われたよ」と言い合っていました。

なんでもストレートに言うにもかかわらず、
あとから「ちょっと言い過ぎたかな・・・」と悩む、彼女。

「もう知らないからね」と怒っても、
情が厚くて、結局見捨てることができずについつい手を差し伸べてしまう、彼女。

親しい友人や仲間が泣いていると、
「うわぁ~ん」と泣いてる人より大泣きしてしまう、彼女。

思い出しても思い出しても、
二人で冗談を言い合って、いつも腹を抱えて笑ったことしか思い出せません。

病気の苦しみから解放されてよかったんだと思う反面、
彼女ともう会えないことを考えると本当に悲しい。

夏にオーストラリアまで会いに来てほしいって言われたときに、
いろいろあれこれ考えず、素直に会いに行けばよかった。

こっちに帰ってきてからも、
すぐに航空券を手配してでも、会いに行けばよかった。

考えるのは、後悔ばかり。

こんなくよくよしてる自分を彼女が見たら、
「ちょっと~いつまで泣いてるの早く前向きなよ」って言うと分かってはいるけれど、
しばらく彼女のことを想っていたいよ。
彼女とつながっている気がするから。

本当にたくさんたくさんありがとう。
今の私があるのは彼女のおかげ。

私がいつかそっちに行くときはまたバカな冗談を一緒に言い合おうね。
お土産話をいっぱい持っていくよ。
いっぱいおしゃべりしよう。