怖い仲間が帰ってくる…ターゲットは高嶋政伸
サンケイスポーツ 11月30日(金)7時51分配信
女優、仲間由紀恵(33)が来年1月8日スタートのフジテレビ系ドラマ「サキ」(火曜後10・0、初回15分拡大)に主演することが29日、分かった。昨年1月期、人妻を陥れる悪女・沙希を演じて反響を呼んだ同局系主演ドラマ「美しい隣人」の制作陣が再集結。主人公が同一人物のサキとして再登場し、今度は男たちを破滅へと導く。ターゲットとなる男役は、私生活でモデル、美元(33)との離婚が成立したばかりの高嶋政伸(46)。実生活の苦難を生かした演技に注目が集まりそうだ。
昨年1月期に放送された「美しい隣人」で、檀れい(41)演じる人妻に近づき、夫を寝取って家庭崩壊させ、大反響を呼んだ“悪女・仲間”が2年ぶりに再来する。
制作側によると、「サキ」は「-隣人」で仲間が演じたサキを主人公にしながらも、「-隣人」とはまったく別の物語で、仲間以外出演者が全員代わる。
主人公の綱浜サキは総合病院小児科の看護師で、美しく人の心の機微を読み取ることができる男性にとって理想の女性。だが、自らの手を一切汚さず、その巧妙な手口で男を破滅へと導く。ターゲットの1人、病院理事長役には、泥沼の離婚裁判がようやく決着した高嶋が起用された。
離婚後初ドラマで、仲間とは03年のテレビ朝日系「トリック」以来の共演。実生活では苦難を乗り越えたが、劇中ではくしくも仲間演じる悪女に翻弄される役どころ。
高嶋は役作りで初めてひげを生やしたことを明かし、「秩序の塊のような人間。そういった秩序がサキの存在によって崩れていくところが今回の役の面白さだと思います」と力を込めた。実生活の苦悩が、演技で十二分に生かせそうだ。
仲間は初の悪女役として前作で新境地を開いたが、実際の自身は「タイプ的には(人を)翻弄するのは無理じゃないかなと(笑)。少し天然だと言われます」と告白。前回はストレートの黒髪でクールな印象だったサキが、今回は男性を翻弄する女性像を意識して、衣装や髪形をより女性らしい柔らかい印象にし、見た目でも演出する。
仲間は「『-隣人』では今までにない悪女をやらせていただきました。『もしかしたら、そばにいるんじゃないか?』と思わせる女性を演じさせてただいたので、すごく楽しみです」と来月からの撮影を心待ちに。
続けて「今回は単純に誰かを狙って、だます、落とすということではなく、もう少し深みのある悪女を演じていきたいと思います」と、バージョンアップした悪女の熱演を誓った。
引用元:Yahoo!JAPANニュース