28円の命プロジェクト

ネコブームが止まらない

現代人はとかく忙しい

イヌには散歩が必要だが
ネコにはその心配はない

忙しい人間にもネコなら飼える

癒やしを求めてネコに殺到



昔から飼うならイヌ

それがここ数年で変化が顕著

今やイヌ人気を追い抜く勢い



このネコノミクス

経済効果は約2兆3000億円




人に媚びないマイペースな性格

そこに何故か人は惹かれる



しかしイヌと違って鎖につながれない
自由奔放なネコの存在が危うい


イヌの殺処分の数　2万1593匹に対して
ネコの殺処分の数　7万9745匹という


ネコは繁殖力がすごい


ネコのメスは生まれて4～12か月で繁殖可能に

1回の出産で4～8匹の子ネコを産み
1年に2～4回の出産が可能

ということは1匹のメスネコから
1年後には20匹以上生まれ
2年後には80匹以上になり
3年後には2000匹以上に

凄まじい繁殖力


だから人間はこの繁殖力を知った上で
賢く飼わなくてはならないと想う


だからネコを飼うなら不妊や去勢の治療を


処置をしないと爆発的に増加
地域のトラブルや問題に発展


だから癒やしのためにもネコを飼うなら
不妊や去勢の処置をしっかりやろう



また高齢者の飼育放棄の増加が原因とも

全国の自治体の動物愛護センターや
保健所などが飼い主からイヌやネコを
引き取る際の理由の多くが高齢者が
病気や入院や死亡した場合が多い


国はオリンピックまでに
殺処分数を減らす対策を検討


不妊や去勢をして飼い主を探す運動

不妊や去勢をした後に元いた場所に戻す
リリースよりも出来るだけ飼い主を探す




78円の命

豊橋市話し方大会で最優秀賞になった
小学6年の少女が書いた作文

動物1匹の処分に78円
胸が張り裂けそうになる


この作文が書かれて3年後の今年
78円の命プロジェクトが発足

78円の命の作文を元にポスターや絵本を制作
全国の小学校へ配布に向けて活動中


子供たちに命について考えてもらいたい

小さな子供たちにも殺処分の現実を

知ることで
知識があることで

行動が変わるかも
動けることが違うかも




将来の殺処分ゼロを実現するために
多くの子供たちに命について考えてもらう


かわいいと想うだけでは命は育てられない


このシンプルな気づき


動物たちにも生命体としての権限があるはず


ものではなく尊厳があるはず


だから飼うなら尊厳を
大切にする覚悟を持って




(○´∀｀○)



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