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あなたの想いはあなたそのもの

おばあちゃんの知恵袋!

日本の国菌は麹菌

2016-04-17 15:01:02 | 日記
日本の湿度の高い気候が麹菌を育てる

こうじ菌は日本の国が誇る菌

2006年日本醸造学会認定

国菌と呼ばれるように




こうじ菌はカビの一種

カビやキノコが持つ胞子がある
普通のカビは有毒な物質

しかしこうじ菌だけは何千と言う
カビの種類の中で毒を作らない
特別な存在の菌だ

生き物の体に有効に働く食べれるカビ


古来より命を賭けて見つけ出した
この毒を持たない菌だけを大切に
育てて使ってきたのです

人間が1000年以上かけて
菌を家畜化してきた

古来より菌売りの種こうじ屋として
一子想伝で技術を受け継ぎ菌を専門に
扱う仕事があったのです

昔はこの種こうじ屋はたくさん存在したが
日本国内に今では十数件のみとか

この貴重な種こうじ屋で作られた
こうじ菌の胞子の種類で様々な種類の
ものが作られている



こうじ菌は日本の発酵食品のほとんど
すべての生みの親

日本酒
醤油
味噌

など日本が誇る食品

その多くがこうじ菌から作られている

日本の食文化に欠かせない菌


この麹菌は栄養たっぷり

飲む点滴と呼ばれる

飲む化粧水とも呼ばれる



日本を代表する国の菌だ



健康はもちろん美容にもいい


この麹菌は近年では塩こうじとして
名前が知れているが江戸時代には
三五八漬け(さごはちづけ)として
庶民に食べられていたもの

塩3
こうじ5
お米8

この割合の漬けどこ

このように種こうじを米に
生やしたものを米こうじと言う

野菜や魚などを美味しくするために
東北を中心に使われてきたもの



塩こうじはこの三五八漬けから
塩とこうじだけを使ったもの



これは奇跡の調味料


何でも旨味や深みを増して
美味しく仕上げる



米麹(こうじ)はお米にこうじと言う
菌を生やしたものを言う


この塩こうじは単に塩を使うだけとは違い
こうじの中に含まれる栄養素がたっぷり

ビタミンB群をたくさん含み
疲労回復に効果絶大

ポリフェノールが発酵の過程で
多く含まれ老化を抑え若さを保つ

こうじ酸はシミを抑え美肌や美白にも効果絶大



まだ塩こうじの効果はそれだけではない

塩こうじには酵素が含まれている
この酵素がデンプンやタンパク質を
分解して甘味や旨味を生み出し
脂肪を分解してサッパリとさせる



この旨味たっぷり
美味しく甘みも強い
いい塩加減の塩こうじ

この塩こうじの作り方

お湯   100ml
塩    22g
米こうじ 100g  


これらを混ぜて出来るだけ暖かい部屋で
1週間ほど置けば出来上がり

冬などの寒い季節はコタツの中へ

ドロドロにお米が溶ければ出来上がり



さまざまな料理に使って
生活をバージョンアップ

美容と健康をバージョンアップ



日本人として国菌である
こうじ菌をドンドン使って
美味しく調理して食べよう



(○´∀`○)



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ミドリムシが地球を救う

2016-04-17 06:37:52 | 日記
ミドリムシが地球を救う

神秘の生物ミドリムシ

小さな小さな生物で
名前はかわいいが力はすごい


食糧
エネルギー
地球温暖化


これらの問題を解決するため
550億円をかけた国家プロジェクトに
ミドリムシの研究が採用された


気候変動で野菜が栽培できなくなっても
ミドリムシの栄養で人類は生き延びる
ことが出来るかも

そしてエネルギー問題も
人類はエネルギーを石油に求め
地球温暖化の問題に直面している

石油や石炭による安全性が問われて久しい



食糧とエネルギーと地球温暖化

人類が求める供給と安心のバランス



この難しい問題を解決してくれる救世主

それがミドリムシだ



体長わずか0.05㎜

その小さな体内では植物や動物などに
含まれる59種類もの栄養素が作り出されている

そのためミドリムシからとれる栄養素が
食料に利用されている


人類の栄養不足を補うためには
ミドリムシは救世主のような存在


ミドリムシは何故そんなにすごいのか

それはミドリムシの特殊な進化にあった

窒素やリンを好むと言うミドリムシ

普通に池などの水のある所にいる

種類はなんと4000種類


ミドリムシは動物なのか植物なのか

ミドリムシは動物のように動き回る

そして植物のように光合成をする


つまりミドリムシは動物と植物の性質を
兼ね備えた特殊な生物


ミドリムシのミドリは植物と同じ葉緑体のせい
つまり植物と同じ光合成をして糖類を作る

しかし体に付いているヒモのようなもの
べん毛はミドリムシの足のようなもの
このべん毛を使って水中を移動する
その生態はまるで動物

もともとは動物だったミドリムシが何故
植物の特徴を持つようになったのか


ミドリムシの遺伝子解析で祖先を探り
その進化を探ってみると
ミドリムシの祖先はバクテリアや植物を
食べる捕食性の動物だったが
その頃に食べていたのが紅草と呼ばれる
光合成を行う植物だったが
ある時から紅草の持つ葉緑体を自らの
体の中に取り込んで共存し始めた


このように他の生物の細胞を自らの体に
取り込んで利用する細胞内共生をし
その後に緑色の草類を食べるようになり
現在のミドリムシの生態になった


細胞内共生によって進化

ミドリムシは細胞内共生を二度も経験

これは極めて珍しい

それがミドリムシ

だからミドリムシはすごい


植物と同じように光合成して
エネルギーや栄養素を作り出す

そして光合成によって作り出すだけではなく
水中にある栄養素も取り込んで
エネルギーや栄養素にしてしまう

植物と動物の両方の力を兼ね備えた
小さなスーパー生物だ


ミドリムシの持つ59種類の栄養素は
人間に必要な栄養素の実に半分

こんな小さな生き物の中に
それだけの栄養素が詰まっている

その上に食べた際にはすぐに吸収
それは通常の植物が堅い細胞壁に
覆われているので吸収率は40~50%
ミドリムシの体は柔らかい細胞膜で
覆われているため吸収率は93%


栄養不足を補うためにはベストな生物


素晴らしい栄養素を含んだミドリムシだが
そのために様々な生物のエサになり
食べられてしまう
そしてミドリムシだけを培養するには
無菌状態で温度管理と光合成が必要

ミドリムシを純粋培養するためには
高い二酸化炭素濃度を保ったままの環境

こんな環境では他のバクテリアや
プランクトンは生き延びることは
出来ないのだがミドリムシには
ナトリウムポンプをたくさん持っていて
体を中性に保つことが出来るため
生き延びることが出来る強い生物

酸性に強い生物

更に二酸化炭素を大量に吸収

柔らかい細胞膜で吸収しもドンドン膨らむ

その吸収能力は単位面接あたり熱帯雨林の数倍

ミドリムシが現在の形になったのが5億年前

その世界は二酸化炭素濃度は非常に高く
その時代に出来た耐性を今に持ち続けている

この耐性を利用して二酸化炭素濃度が高い
火力発電所や工場などを利用してミドリムシを
育てる研究も行われている

温暖化対策とミドリムシ

一石三鳥の効果


それがエネルギー

ミドリムシを光から遮断して24時間後
有機溶媒を混ぜると二層に別れる
この上の層に溜まるのが燃料となる脂肪分

光合成が出来なくなると蓄えていた糖を
油に変えてエネルギーを作り出して
生き延びようとする

このミドリムシが作り出す油
ワックスエルテル

このワックスエルテルを燃料に利用

国のプロジェクトがようやく動き出した


このワックスエルテルは
ジェット燃料に適合

飛行機のTOEFL上空でも固まらない

あんなに小さな生物から飛行機を飛ばす

夢のような話だ


目指すは2020年の実用化


すでに試験的にワックスエルテルの燃料で
走るバスが運行されている


ミドリムシにはいいことがいっぱい


ただ課題は大きい

化石燃料に対してワックスエルテルは
コストが5~10倍も高いこと

大量に安価に作ることが課題だ

現在の研究では遺伝子組み換えで
光合成の力を高めるスーパーミドリムシを


現在は藻類を使ったバイオ燃料の研究は
世界中で行われている

そんな中でミドリムシに関しては
日本が基礎から応用までリードしている



小さな小さな生物が
小さな小さな生物だから

生き延びるために
生き続けるために
使い続けた生きる力

したたかな生きる力


それは小さいからこそ
生み出された力だ

弱いからこそ
生み出された力だ


本当の力強さはミドリムシのような
小さな小さな存在の中にこそある


そんな小さな存在に私たち人類は
いつか助けられる日が来るのかも


そして日本でもやっと2015年末に
ミドリムシから未来のバイオ燃料を作る

そんな研究がやっとやっと本格的に始動

バイオジェット
次世代のバイオディーゼル

こんな小さなミドリムシから
ジェット機を飛ばすエネルギーが


こんな小さな小さな生物が
いつか人類を救う日が来るのかも



そんな日が来るのを楽しみに待ちたい





(○´∀`○)



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