多摩テックCloseに思う。

多摩テックが昨日９月３０日に４８年目にしてCloseとなりました。





多摩テックがOpenしたのは１９６１年ということでしたから、ほぼジブンと同世代。
ということは２０世紀少年たちとも同世代ですね^^;

１９６１年にモータースポーツをコンセプトにしたテーマパークを作ったということ自体、ホンダの先進性を感じられるスポットでした。



Open当初はバイク好きの大人のための施設だったそうです。

でもだんだん子供向けの遊園地に変身していきました。

それがよかったのか悪かったのか．．．

以上例によってWikipediaからの受け売りです


ジブンのからは少し遠かったし、父が遊園地に連れていってくれることが限りなく少なかった（根にもってる）の、ジブンは多摩テックに行くことはありませんでした

でも子供のころは行ってみたかったところのひとつでした

だから、ニュースを見たときは、

「あー、閉園しちゃうんだー(>_<)」

とひとりで残念がってました


基本お客様が来なくなったということでしょうか。

でものニュースでは大混雑。

別れを惜しむムカシ子供だったジブンみたいなオジサンやその息子みたいなペアであふれかえっていました。

中には涙まで流すオジサンがいたりして。

ホームページにも、閉園を惜しむメッセージがたっくさん寄せられてたり。


でも待てよと。







よくこのテのニュースありますよね。

そんなとき、素直じゃないジブンはいつもこう思います。







「そんなに惜しむなら
日頃から行けよなー(>_<)」







日頃は見向きもしないくせに、

いざCloseとなると大人気。

ま、気持ちはわかりますけどね。

多摩テックとしてもディズニーランドみたいなメガテーマパークのように

リピーターを育てる努力が足りなかったのかもしれません。




でもね。








やっぱ客入んないと企業は撤退してしまうワケですよ。









それが企業原理







オジサンのノスタルジーなんか考えてはくれません。








なんでそんなことを思ったのか、








ジブンにはひとつのキッカケがあります。










ジブンがついこないだまでいた企業グループは

日本に１２しかないプロ野球チームを経営していました。


一時は新しい地域密着の球団経営の形として注目されていた球団です。

「がんばろう神戸」ってキャッチフレーズは、流行語大賞になったりして。


それがしばらくすると、神戸のスタジアムにお客さんが入らなくなりました。

自分たちの街に球団があることが当たり前になっちゃって。

地元自治体や財界のサポートも同じように先細りになっていって。

これは当時の球団社長から直接聞いた話です。

こうなると、もうダメです。



いくらファンサービスを必死に企画しても、

効果が出なくなっていきました。

球団も疲れていきました。

「場所が悪いからお客さんが入らないんだ」って。

これは球団の営業担当者から直接聞いた話です。






その結果どうなったか。





その球団はとなりの大都市にあったチームを吸収合併して、

立派なドーム球場にフランチャイズを移転していきました。


アリバイ作りのためのそのチームのニックネームを名乗るような

おバカなことまでして。

今では地域密着なんてとても口に出せない、

プロ野球チームとしては歪んだ経営ポリシーのチームになってしまいました








．．．ハナシの趣旨がずれてきました









やはり日本人には

地域にある大事なものを

守ろう、育てていこう

という気持ちが薄いのではないか、

と思ってしまっています。


そうでないと、

地域の文化は発展しないでしょ？




考えないとね。



やっぱマジメな文章のほうが書きやすかったりして^^;