まさとん。のダイビング&ツーキニング

ダイビングやスポーツバイク、野球、本、映画、ゆるいエロネタなど
で固めた(?)アラフィフのひとりごと。

20th Century Boy

2009-09-20 | エンタメ
ようやく、「20世紀少年」 (Wikipedia)最終章「ぼくらの旗」を見てきました。




原作を読んでいたこともあって、第1章、第2章ともに

映画は見ていました。



単行本24冊というの圧倒的なボリュームと、

その壮大なストーリーをどう映像化したのかという興味もありました。


今回もいつものTOHOシネマズ六本木ヒルズ



ポップコーンとコーラZeroを買いこんで。

ちなみにツマはワインのハーフボトルを完飲してましたっけ








それなりに面白い映画でした。

ただ、かなりストーリーが複雑(なにしろスケールがでかい)なので、

それをなぞるのに一生懸命になってしまうきらいがあります







で、ジブンとしての結論は...




















壮大な駄作


















か、




















20世紀後半以降の
物質文明に対する
オマージュ


goo辞書






なのか。









ジブンでも考えこんでしまいました









原作者の浦澤直樹(Wikipedia)は1960年生まれ、

このストーリーの主な出演者も同じ年の生まれです。

そしてジブンは彼らの学年でひとつ下。ほぼ同年代です。

そういう意味で、当時の流行など、「ニヤッ」としてしまう

場面が多く、その点だけでもかなり楽しめます。



それにキャストの豪華さにも改めてびっくりしました。

なんでも、「撮影期間中はTV画面から芸能人がいなくなる」

といわれたほどです。



こんなチョイ役でどうして高島政伸やロンブーの淳まで

使うんだよー、みたいな。

どこに誰が出ているかを探すのもこのの楽しみです。


それにキャストの特殊メイクもかなりな凝りよう。

佐野史郎なんか、かなり笑えました




主役は唐沢寿明(Wikipedia) 。

この豪華キャストの中での三部作の主演。

日本を代表する俳優と言っても言い過ぎではないでしょう。

ジブンの好きな男優サンのひとりです。

フケ役もナカナカ。原作のイメージをよく出してます。








生まれたときから高度経済成長が始まり、

それが10年後の万国博である種の頂点を迎える。

そして、その後オイルショックやニクソンショックによる不況期、

それでも就職のときには、そこそこ景気が良くなって。

20代後半にはバブルで遊びまくり。

そして、オウム真理教に象徴される混乱と低迷の現代へ。



「20世紀少年」は、1960年前後に生まれた彼らを中心に

2017年までを描く大河ドラマといっていいでしょう。


ちょうどジブンの人生とオーバーラップする、ジブン自身の思い出を

よみがえらせてくれる物語を作ってくれた浦澤直樹と

堤幸彦監督にありがとうと言いたいです。




テーマ曲は、このの題名ともなったTレックス(Wikipedia)

の"20th Century Boys"。

1971年に日本でレコーディングされたこの曲は、

小学校高学年の男の子が洋楽に目覚めるときに

強烈なインパクトで登場した曲でした。








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