とりあえず、笑っとけ。

人生はいろいろある。だから、日々の『ちょっと良かったこと』。

#642 - 2016年10月 ふわふわのスポンジケーキ

2016年10月20日 19時07分35秒 | 日記
バレエの幕の内にスポンジケーキをいただきました


バレエではインターバルといったほうがしっくり来ますね(笑)。この日誘ってくれた友人が、待ち合わせ前にチャイナタウンのお店でふわふわのスポンジケーキを買ってきてくれていました。舞台前やインターバルで気軽に頬張れるように・・・なんという心遣い!!!


そして早速、インターバルで30分ほど休憩があったので、そのときにいただきました。たまに買いに行くと言っていた友人の言葉通り、ほわほわで甘すぎず、いくらでも食べられてしまう軽い食感!イギリスのケーキはバターや粉、砂糖をたっぷり使ってどっしりしているのですが、このケーキは日本のケーキのような感じで懐かしささえ覚えます。


おかげで、インターバルでしっかりケーキを頂き、後半に集中できました。私もこんな心遣いがサラッとできるようになりたいものです。







#643 - 2016年10月 ロイヤル・オペラ・ハウス

2016年10月20日 18時56分44秒 | 日記
初のロイヤル・オペラ・ハウス




久しぶりのバレエ鑑賞のために足を運んだのは、コベントガーデンにあるロイヤル・オペラ・ハウス。この時初めて、館内に入りました。


何度も来ている友人に館内を案内してもらい、その広さにまず驚きました。イブニングドレスにタキシードを来た紳士淑女たちが、予約制のラウンジやレストランで食事を楽しんでいました。館内にこんなしっかりしたレストランがあることにまずびっくり。他に、軽食等を楽しめるもう少しカジュアルなカフェもあり、私のように思い切り普段着の方も大勢。そのくらい気軽に見に来れるということなのかもしれません。


そして、開演前に観客席に移動。なんてゴージャス!!!


こちらは舞台。



私の携帯の画素の問題で、ブレブレの写真ですが、ゴージャスさは伝わっていますでしょうか(笑)。また新たなロンドンの一面に出会えた気分です。

#644 - 2016年10月 『リーズの結婚』

2016年10月17日 22時20分39秒 | 日記
ロイヤル・バレエ『リーズの結婚』を観てきました




この日は、コベントガーデンにあるロイヤル・オペラ・ハウスへ、ロイヤル・バレエ団の『リーズの結婚』を観に行ってきました。人生で2度目のバレエ鑑賞です。ロンドンのロイヤル・オペラ・ハウスへ行くのは初めて!何度も訪れている友人に館内を案内してもらい、その後いよいよ舞台がスタート。


友人は、お目当てのダンサーであるナタリアさんを観るためにこの日のチケットを入手したそう。そのナタリアさんはジャンプ力に定評があり、『リーズの結婚』のような喜劇向きのダンサーだと説明を受けて挑んだ観劇でしたが、もうまさにその通り!!!彼女のジャンプ力と言ったら、「頑張って高く飛んでいる」感がまったくなく、軽々と余裕に見えるのです。そして、彼女の演技力はこの役に本当にピッタリ。観劇している間私は笑顔を抑えることができなくなるほど、彼女の演技、そして舞台を楽しませていただきました。


友人のお陰で、わたくしナタリアさんのファンになりました!そして、これまでバレエ鑑賞は1度しかしたことがありませんでしたが、もっとこういう機会を持ちたいと思いました。

#645 - 2016年9月 『A Better Life』

2016年10月11日 12時26分35秒 | 日記
『A Better Life』を観ました




『25年目の弦楽四重奏』
に続いて観たのは、『A Better Life』。アメリカの不法移民の話です。「ベターライフ」、直訳すると「より良い生活」になるでしょうか。このタイトルと映画の内容のバランスが、抜群です!「よりよい生活、人生ってなんなんだろう」と考えさせられてしまいました。


邦題を調べてみたら、『明日を継ぐために』とありました。個人的には、ちょっとこの題名だと、映画の意図と相違が出てくるような気がします。『25年目の…』でも感じましたが、もう少し考えて日本のタイトルを付けてくれたらいいのに。しかし、それはさておき、良い映画に出会うとやっぱり嬉しくなりますね。

#646 - 2016年9月 『25年目の弦楽四重奏』

2016年10月11日 11時56分37秒 | 日記
『25年目の弦楽四重奏』を観ました




ここ数ヶ月、あまり映画への興味がわかずにいたのですが、再び楽しめるモードが帰ってきました。その第一弾としてみたのが、『25年目の弦楽四重奏』。これがとてもよかったです。


主演は、フィリップ・シーモア・ホフマン。他にクリストファー・ウォーケン、キャサリン・キーナーと大御所たちに加え、ここ数年お気に入りのイモジェン・プーツも出演していました。それぞれの演技の塩梅が抜群で、人間の滑稽なところ、かわいらしいところ、どうにも出来ない性など、人間臭さが上手く表現されていて、見ごたえのある1本でした。

#647 - 2016年9月 日本のドキュメンタリー

2016年10月11日 11時40分15秒 | 日記
日本に関するドキュメンタリー番組が放送されました




イギリスの女優、ジョアンナ・ラムリーが日本を旅するドキュメンタリー番組が3週に渡って放送されました。イギリスでは、毎年何本かの日本に関するドキュメンタリーが放送されます。その大半は、日本特有の文化、オタク、アニメ、秋葉原、カラオケ、芸者についてで、毎回大差ないものなのですが、今回は切り口が異なっており、面白かったです。


今回は、ジョアンナが北海道から沖縄までをドライブしながら、ときに新幹線なども利用しながら旅をします。ゆるキャラ文化、旅先の至る所で見られる観光地のスタンプ(言われるまで気づかなかったけど、たしかにありますね!)、現在の福島、日本の桜、京都の芸者、四国のお遍路、長崎、桜島、沖縄の戦争の歴史や長寿の秘訣。。。お約束を抑えながらも、通常の「ドキュメンタリー」ではあまり触れられることのない場所や文化も紹介されていて、見ごたえのある番組でした。


このジョアンナ、イギリスでは人気のドラマシリーズの主役を張り、笑いのセンスも抜群でとても人気がある方で、この局で放送されている旅のドキュメンタリーで世界各国を旅しています。御年70歳!本当に素敵でチャーミングな方で、彼女は憧れです。





#648 - 2016年9月 タクシーの予約

2016年10月11日 11時15分39秒 | 日記
タクシーの予約


この日、イギリスに来て初めてタクシーを予約しました。と言っても、別に特別な手順を踏むわけではなく、日本と同じくタクシー会社に電話をするか、営業所に言って直接予約をするか。


仕事でタクシーを予約する必要があったのですが、別のスタッフがすでに予約をしている可能性もあり確認のメールを送りましたが返信なし。そのタクシーはお客さん用のものだったので、もし予約がされていなかったら大変なことに。結局前日まで他のスタッフと連絡が取れず、念のため予約をとることに。


お客さんの名前、時間とお迎えの住所、行き先、さらに事前にその料金を支払い、予約完了。


すると、2時間後に電話が。なんと同じ時間、住所でもう一件予約が入っていたとのこと。そう、他のスタッフが事前に予約を済ませていたのでした。私も営業所に行ったときに確認をすればよかったのですが、「きっと予約していない」と思い込んでいました。


電話をくれたタクシー会社の男性は、笑いながら「あはは~、同じ予約が2件入っていたから、今度お金取りに来てね」と教えてくれました。イギリスでは、タクシー会社というとぶっきらぼうであまり良いサービスではないというイメージがありますが(運転手は人によります)、この営業所の男性は私のミスで手間を取らせてしまったのですがとっても優しく、ありがたかったです。早速翌日にお金を取りに行きました。「すみません!他のスタッフが予約していたのを知らなくて!」とこちらも平謝り(苦笑)。お手数をおかけしました。

#649 - 2016年9月 嘘つきアーニャと真っ赤な真実

2016年10月10日 17時43分00秒 | 日記
『嘘つきアーニャと真っ赤な真実』




米原万里さんの本は以前にも読んだことがあったのですが、どうも文体が私とは合わず、あまり面白いという印象はありませんでした。しかし、なんとなく、私は重要なことを見逃しているような気がして、一番評判の良い一冊を読んでみることに。


これが、ものすごく面白かった!!!


子供の目から見た、ソ連崩壊前の共産国家での生活。国際色豊かな同級生たち。国民性や人種の問題。書かれた内容は60年近く昔の話ですが、今でも変わらないこともたくさん見つけました。特に現在イギリスで生活をし、たくさんの東欧諸国からの移民と接してきた私には、東欧諸国(米原さんは別の著書では、中欧と呼ぶほうが正確だとおっしゃっていましたが)の人々の人種差別意識には「そうそう!そうなの!!!」と初めてわかってくれる人が現れたように感じたほど。もし私がイギリス生活を体験していなかったら、もしくはほんの数年の滞在だったら、この本を読んだ感想と言うか受け止め方はもっと違っていたかもしれない、と思いながら、本当に面白く最後まで読みました。現在は、その後についても少し触れられている『心臓に毛が生えている理由』を読んでいるところです。


また、『嘘つきアーニャ…』の中で語られていた同級生たちを訪ねて行った旅の記録が、NHKスペシャルで放送されたということを知り、こちらもいつか見てみたいと思っています。

#650 - 2016年9月 ビョーク様

2016年10月10日 16時25分55秒 | 日記
ビョーク様のお姿を拝見してきました!


写真はこちらより http://www.clashmusic.com/live/live-report-bjork-hammersmith-apollo-london

この1週間前に
Björk Digital
行ったのですが、今回はコンサートです!!!


実は、ロンドンのロイヤル・アルバート・ホールでの彼女のコンサートのチケットを撮り損ね残念に思っていたところ、幸運なことに追加公演が発表されたことをチケット発売の10分前に知りました!そしてなんとかチケットを購入!!!



Björk Digital
でも書いたかもしれませんが、ビョークの大ファンというわけでもなく、彼女の楽曲も知っているのは数曲のみ。それでも、彼女にしか作り出せないコンサートの雰囲気や世界観にどっぷりと浸かってみたいと、コンサートのタイミングを伺っていました。


いろいろなアーティスを観たことがありますが、これまでのどのコンサートとも違っていました。良い悪いとか優劣ではなく、なんというか次元が違っていました。歌がうまい…という言葉では、陳腐に聞こえるほど。歌声やトーンのコントロールがえげつないんです(良い意味です!)。人間って、こんなことが可能なの?というレベル。といいますか、尊敬の意味で、同じ人間とは思えない。むしろ、「魔女」ですと紹介されたほうがしっくり来るほど。彼女の全身が一つの楽器なのですが、これ以上なくかわいく、チャーミングで力強くて繊細だけど、ものすごくパワフル。しかし、パワフルと行っても力技ではなく、優しさもある。本当に本当に、コンサートが終わらないでずっとこの音に浸っていたいと思いました。


日本のフジロックにも出演していますが、あの山の中で彼女の音楽に包まれ得るとはどういう体験なんだろう…。いつか体験してみたいと想いますが、大きな会場やフェスでやっている彼女だからこそ、今回のように大きすぎない会場(十分大きいですが、スタジアムほどではない)でパフォーマンスを見られたのは、ものすごくラッキーだったと思います。だって、ほんの20メートル先に彼女がいるんですから!


そして、演奏をしていたオーロラオーケストラも素晴らしかったです。ビョークのバックで演奏するって、きっとものすごいプレッシャーでしょう。


また機会があれば、必ず観に行きたいです!!!

#651 - 2016年9月 地域のハーフマラソン大会

2016年10月10日 16時06分50秒 | 日記
地域のハーフマラソン大会が開催されました



私は参加していませんが(苦笑)、この日は私が住んでいるエリアのハーフマラソン大会でした。この大会、まだ始まって数年なのですが、すっかり地域のイベントとして定着しており、住民も総出でランナーたちを応援したりでかなり盛り上がっています。私も見に行く予定だったのですが、急用が入ってしまいました。


上の写真は、当日駅に向かって歩いているときに見つけたもの。特に投票でEU離脱になってから、こういう「外国からようこそ!」的なメッセージをみると、余計に嬉しく感じます。


私がこの道を歩いていたのが、朝9時半頃。マラソン大会のスタートが9時だったのですが、またこのエリアにはランナーたちは到達していない様子…と思ったら、1人かなりのハイスピードで走っている方が。その人の後ろには誰一人見えなかったので、この彼のスピードが他とは桁違いだったんでしょう。歩道を歩いていた殆どの人達が、彼の快走に気づかないほど。そのくらいたった一人(一応、先導のバイクはいた)、まさに「独走」状態でした。


そういえば、数年前の同じこのハーフマラソン大会でたまたま観客が少ない場所を歩いていたときに数員のランナーが走ってきたので、手を叩いて応援しました。すると、「ありがとう!」と走りながらわざわざお礼を口にしてくれました。なんというか、ある意味「とってもイギリス人的」!もう20キロ近く走ってきているというのに、そんなに気を使わなくていいのに!とこちらが恐縮してしまいました。