#909 - 2016年5月27日 スタジオ・ジブリ

最新ビッグイッシューがスタジオ・ジブリ特集だった。



日にちが前後しますが、5月27日のこと。友人マイケルと会う約束の時間まで時間を潰していた時に、ふとビッグイッシューの表紙が目に入りました。


日本でも発売されているビッグイシュー（The Big Issue)。毎号購入するわけではなく、大体いつもジャケ買いです。イギリスの最新版は、スタジオ・ジブリの特集でした。表紙の女の子は、女優のデイジー・リドリー。私は見ていませんが『スターウォーズ』にレイ役の女優さんです。デイジーとスタジオ・ジブリのつながりはというと、『思い出ぽろぽろ』のタエ子の声を彼女が担当することになったのです。ちなみにとしおの声を担当するのは、デーブ・パテル。『スラムドッグミリオネア』の彼です。


ビッグイッシューを読んで驚いたのは、『思い出ぽろぽろ』が少なくとも北米、ヨーロッパでは正式にリリースされていなかったということ！スタジオ・ジブリの人気はイギリスでも本当に絶大で、毎年映画館では必ずジブリの映画を上映しますし、テレビでも「ジブリ・シーズン」と題してジブリの作品を放送しています。それなのに、『思い出ぽろぽろ』は公開されていなかった。日本で発売されているDVDには英語吹替もあると思いますが、それは個人観賞用で公式な公開とは関係なかったとのこと。これまで公式に公開されていなかった理由は、ビッグイッシュー曰く、海外でのジブリ作品の権利を持っているのがディズニーであり、ディズニーは子供の「生長（成長ではなく）」を表現しているこの作品の公開に難色を示し続けてきたのが原因とありました。タエ子の成長過程で、彼女が初潮を迎えるというシーンがあるのですが、それがタブーだったとのこと。ディズニーならありえるよね…と妙に納得でした（苦笑）。


今回嬉しいのは、声を担当するのがふたりともイギリス人の俳優だということ。『魔女の宅急便』の英語吹き替えを見たことがあるのですが（これが公式公開作品としてかどうかはわかりませんが）、アメリカ英語での訳、そして当然の事ながらアメリカ訛りの英語での吹き替えだったのです。『魔女の宅急便』の舞台が明らかにヨーロッパなのに、話している言葉のアクセントや会話のやり取りがやたらアメリカ的なのがものすごく違和感だったのです。


特にデーブ・パテルは大好きな俳優さんなので、期待大！
というか、イギリスではすでに公開中です。

#910 - 2016年5月29日 イーストボーン

イーストボーンに行ってきました！


(画像はこちらのサイトから：http://www.globeholidays.net/Europe/England/South_East/Eastbourne/England_Beachy_Head1.htm）

今週末のイギリスは3連休。
中日に当たる日曜日、ずっと行ってみたかったイーストボーン（Eastbourne）に行ってきました。


イーストボーンは、イギリス南東部の海辺の町で、写真の通り白亜の絶壁が有名な場所。
私が住むロンドン西部からは、グーグル情報だと車で片道約２時間。もちろん、その通りにいかないのがイギリス。トイレ休憩も含めて約４時間かかりました。が、特に急いでいたわけでもなく、うちの猫のご飯の時間に間に合うように帰ってこられればいいと思っていたので渋滞のストレスを感じることもなく、久しぶりに相方と二人での遠出を楽しみました。

#911 - 2016年5月28日 India Calling

やっぱりインドに呼ばれている。



Notesでお茶した時（#913）に、最近何故かインドづいていることを友人に話しました。

インドの神（#927）
海辺のガネーシャ（#924）
インドの神、再び（#915）


インドの神画像を見せたところ、「ほんとだ、インドの神だわ」と友人も納得。『夢をかなえるゾウ３』から始まったなんとなくのインドの繋がり。でも、なんだかまだぼんやりしているのです。私が呼ばれているのはゾウのガネーシャなのか、それともインドなのか。友人曰く、「きっとゾウではなくインドの方だと思う」とのこと。


そんな話をしていると店内が混んできたので、ちょっと散歩に。特に行先を決めていなかったのですが、公園を横切り、テムズ川をわたって、友人の憩いの場であるというサウスバンク・センター（Southbank Centre)へ。テムズ川沿いの建物で、コンサートホールもあるこの建物。クラッシクのコンサートや写真展などいろいろなイベントが行われます。以前はこの近くのオフィスで働いていた友人は、たまにここでのんびりしていくのが好きだったとのこと。


のんびりできる場所を探してたどり着いたサウス・バンク・センターは、イベント真っ最中＋周辺のマーケットで大賑わい。それでも建物の上の買いに行くとかなり静か。さすが、ロンドン・マスター！


そして、そこで行われていたイベントが、なんとインド関連のフェスティバル！厳密に言うと、インドのみならずインドを含む南アジア（インド、ネパール、パキスタン、スリランカなど）のイベントだったようなのですが、伝統衣装のサリーを着た女性たちやターバンを巻いたシーク教の男性たちなど、とってもインドな雰囲気。


やっぱりインドだったんですね。
でも、だからといってインドの何が私とつながっているんでしょう…まだ謎は解明されません。


画像はこちらから。
http://www.southbankcentre.co.uk/whatson/midlands-mantra-1001541?dt=2016-05-28http://www.southbankcentre.co.uk/whatson/midlands-mantra-1001541?dt=2016-05-28

#912 - 2016年5月28日 Notes

気になっていたカフェNotesで友人とお茶をした。



カフェブームでカフェが増え続けているロンドン。幾つかの有名店の一つ、ずっと行ってみたかったNotesに行きました。豆腐花を食べたあと、ゆっくりお茶をしようと友人が選んだのがここ。私ももう少しお店の提案ができるといいのですが、まだロンドン歴1年半の私の知識は20年の先輩の足元にも及ばず、彼女の引き出しの多さに甘えております（笑）。


観光地の近くなのでいつも混み合っているとのことでしたが、この日はすんなりとテーブルが見つかりました。辻利のパフェ（#917）でもイギリス（というか西洋諸国かも）の抹茶ブームについて少し触れましたが、なんとここでも抹茶ラテがありました。隣のテーブルに座っていた中国系の女の子たち、そして反対のテーブルに座っていたヨーロッパ系の女性二人も抹茶ラテ。ほんと、抹茶ブーム来てます。


ここで友人が頼んだバナナブレッドを少しいただいたのですが、イギリスにしては珍しく甘さ控えめで軽い口当たりのふんわりしたものでした。おすすめです。





お店のサイトはこちら。
http://notes-uk.co.uk/

#913 - 2016年5月28日 初・豆腐花

チャイナタウンで豆腐花を頂いた。



この日は、４ヶ月ぶりにある友人と再会しました。ロンドンに引っ越してきてから仲良くしてもらっているその方とはブログで知り合いました。猫、ベーキングが好きという共通点もあり、話しだしたらいつも止まらない（笑）。今年はもっと頻繁に会いましょう、と言っていたのですが、私のいろいろなゴタゴタのおかげで（苦笑）今年会うのはこれが２回め。本当に久しぶりです。


ロンドン歴20年のこの御方。もともとは辻利にご一緒しませんか（#917）とお誘いしたのですが、もうすでに足を運ばれたとの事だったので、その方おすすめのチャイナタウンにあるお店へ。


まず、チャイナタウンに来た事自体がものすごく久しぶりで新鮮でした。そしてそのお店は、チャイナタウンの外れにあり、彼女と来ていなかったら100%入ることはないと断言できる佇まい。一歩お店に入ると、そこがイギリスであることを信じられなくなるくらい、香港の街にありそうな小さな飲食店です。お店の方もお客さんも、皆中国人。


ここでいただいたのは、友人オススメの「豆腐花」（トウルーファと読むらしいです）。絹ごしのような舌触りのツルンとしたお豆腐に、生姜味のシロップをたっぷりかけていただきました。


このデザートの存在は知っていたのですが、食べるのは初めて！
豆腐にシロップ…本当に美味しいの？と思っていたのですが、これは暖かい時期にはピッタリの、さっぱりした味わい。お腹が空いていたので、一緒に胡麻団子もいただきました。中に入っていた餡は、小豆ではなく黄みがかったもの。友人曰く、「ロータス（蓮、れんこん？）かもね」とのこと。こちらも美味しかったです！


実はこの友人、このアップルパイ（#920）
のレシピを教えてくれた方でもあります。

ディープなチャイナタウンのお店。この友人がいなければ、きっと知ることもなかったお店です。夏の間にまた行きたいと思います！

#914 - 2016年5月27日 インドの神、再び

インドの神が別の形で現れました！



この御方なんです！！！
１週間ほど前、地下鉄で「インドの神」に出会ったのですが（#927）、ね、この彼をどう形容出来ますか？


私がお見かけした時は、もっとオレンジの違う衣装だったのですが、この日相方に興奮しながら彼のことを話したのです。でも、私がしたのは前回ブログに書いた通りの説明。だって、それ以外に説明のしようがないんですもの。


そして数日後の５月２７日。相方からリンクが送られてきました。そこには、そう、私がお見かけした神の姿が！！！


相方いわく、別に気になって探してみたわけでは無く、いつも見ているサイトにたまたま彼の写真が掲載されていたとのこと。こんな偶然、ありますか！？いやいや、偶然でなく、必然ですわ！この神様と同じ地下鉄の路線を使っているなんて、わたくし光栄です！


この方なんです。神々しいでしょ？


写真は以下のリンクから。
http://9gag.com/gag/a574Y9V?ref=9g.wsa.mw

#915 - 2016年5月27日 友人の大出世

元同僚の友人が、ものすごい大出世をした！


都路里でパフェ（#917）を食べた後、数週間ぶりに親友マイケルと会いました。


そのマイケルとお茶をしていると、「重大な報告がある」と深刻な顔で切りだされました。
「実は、アーロン(仮名)が会社を辞めることになった」と。


アーロンは私達の元同僚で、マイケルは転職後その彼と同じ職場で働いているのです。先に今の会社に転職したのはアーロン。普通の会社員からの大出世でした。その後、マイケルが彼の下で働くことになり、アーロンがいかに会社に評価されているかという話を常に聞いていました。アーロン、天才型なんです。そして性格もいい。アーロンからも、マイケルが彼の部下になってくれて仕事がしやすくなったと聞いていました。彼が今の仕事を楽しんでいることは知っていたので、「今回の辞職＝他社からのヘッドハンティング」であることは容易に想像ができました。


「で、次の会社はどこなの？」とマイケルに聞いてみると、誰もが知っている大企業でした。今の職場も世界的な大企業なのですが、別の有名企業からのヘッドハンティングときくと、やっぱり「アーロン、さすが！」と唸ってしまいます。しかし、今の会社は彼のことを非常に高く評価しているのを知っているし、会社は彼の引き止めに躍起になっているんだろうなというと、まさにその通り。今の会社からは給料の増額の提示（増額分だけで、私の以前の年収の2倍でした…笑）、各マネージャーたちからの必死の引き止め、そして来週にはアメリカの本社の大ボスも彼の引き止めのためにロンドンへ来るとのこと。しかし、話はそこで終わりませんでした。


「彼、ヴァイス・プレジデントになるんだよ」


.....！！！！！！


彼ができる男であることは私もマイケルも知っていましたが、あまりの飛躍、しかも元の会社から転職をして8ヶ月でのこの昇進。もう、なんだか「こういうことが世の中では起こるのか」という驚きが先行して言葉が出ません。出るのは笑いのみ！そう、人間、あまりに驚くと笑うことしかできなくなるって本当です。どんなに大ボスが彼を引き止めに来ようと、もうどうすることも出来ません。彼が別の会社から提示されたのは大ボスよりも上のポジションなのですから。


彼を評価している今の会社にとって彼の損失は多大ですが、友人としてこれ程嬉しいことはありません！以前の会社では上司に恵まれず、彼の能力は正当に評価されていませんでした。同じ上司の下にいたので、どんなに大変だったかはよくわかります。それが前回の転職で、彼の能力は正当に評価されマネージャー職に。そしてその8ヶ月後には別会社のヴァイス・プレジデントに！もう、あっぱれですよ。本当に。


一緒に働いていたマイケルにとっては、彼がいなくなることはとても寂しいことでしょうが、それでも素直に彼の成功を祝えるマイケルの心意気もあっぱれです。


私の人生の中では、大企業のヴァイス・プレジデントになるような経験は用意されていないでしょうし（笑）、間接的にもこのドラマを目撃出来ただけで、とっても嬉しいです！勝手にその喜びに参加させていただきました。次回あった時には、お祝いです。

#916 - 2016年5月27日 辻利のパフェ

人生初、辻利のパフェをいただく！



京都の辻利が4月にロンドン進出、大盛況です。
実は日本では辻利（都路里）のパフェを食べたことがなかったので、人生初です！


たぶん日本の本場のパフェよりもかなり簡易バージョンでカジュアルな感じになっていると思いますが、いやー、美味しい！アイスクリーム１人分食べるのも、結構時間がかかるのですが、あまりの美味しさに無言で一気にいただきました。ちゃんと、甘さ控えめのアイスクリーム＋餡＋白玉の日本味。これはまた食べたい！


最近のロンドンは抹茶ブームで、普通のカフェでも抹茶ラテがあるほど。ケーキ屋さんでも抹茶を使ったケーキを見かけます。こんなに美味しいパフェを、食べたい時に食べられるしあわせ！ありがとう、ロンドン！！！

#917 - 2016年5月26日 ほぼ日イトイ新聞

ほぼ日イトイ新聞に写真が載った。




実は去年の夏に、ほぼ日のある企画に参加しました。その後、担当の方が忙しくしばらくほったらかしだったのですが、やっとこの企画のロンドン編が掲載されました。

コンテンツのリンクはこちら。

#918 - 2016年5月25日 チョコレートムース

ジンジャーキャラメルチョコレートムースを食べる。




写真はあまり美味しそうに見えないかもしれませんが、意外と甘さ控えめで美味しかったです！イギリスにあるスーパーマーケット、ウェイトローズ（Waitrose）のものですが、うちの相方が値引きされたものを見つけてきました（笑）！


イギリスのケーキは日本人の口には甘すぎるものが多いのですが、これはいけました。