Mak_Sagami の≪デジカメ閑話≫

デジタルカメラとその周辺に関する“たわごと”

デジカメ閑話 43 ≪Picasa2 No4≫

2006年07月02日 | Digital Camera
Picasa2には「効果」という画像処理機能があります。

全部で12の効果付加機能がありますが、中には使い途に疑問符の付きそうなものもあります。また、使用頻度の高い「シャープ」は1回で効く効果が強過ぎて実用的ではありません。

これらの効果の中で、私が他の画像処理ソフトを使うより簡単で利用価値がありそうだと思うのは、「ソフトフォーカス」と「モノクロフォーカル」です。

ソフトフォーカスは、選択範囲外の画像ををぼかすものですが、選択範囲(円形のみ)の大きさとその位置、ぼかしの程度をリアルタイムで確認しながら決めることができます。ソフトフォーカスという名称には違和感がありますが、特定の部分を浮き立たせるような効果があります。



モノクロフォーカルは選択範囲外を白黒にするもので、ソフトフォーカスと同様に選択範囲(円形のみ)の大きさとその位置、および選択境界線のぼかしの程度をリアルタイムで確認しながら決めることができます。上と同様に特定の部分を際立たせる効果があります。



複数の効果を重ねて使うこともできますから、モノクロフォーカルの範囲外を白黒にし、同時にぼかすことも可能です。

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≪まとめ≫
前にも述べたように、Picasa2は画像管理(画像検索)ソフトです。
パソコン内の画像を探し出し、日付順に並べる機能は非常に強力です。あまり画像が整理されていない場合は、大変便利なソフトだと思います。

私のように、画像管理や検索にはさほど有用性を感じない者にとっても、カメラから画像を取込む際に、Picasa2の画像処理機能で簡単に明るさや色調を修整する程度で満足できる場合もあると思いますから、Picasa2の画像処理機能はそれなりの魅力はあります。(その場合、同時にオリジナル画像を残すことは勿論可能です)

Picasa2の画像処理機能では満足できない場合は、専用の画像処理ソフトを使うことになりますが、予め設定したソフトをPicasa2から起動することができます。

なお、Picasa2には、スライドショーや簡単なムービー、ギフトCDを作る機能などもありますが、まだ十分評価していませんので、今回は取り上げません。