Mak_Sagami の≪デジカメ閑話≫

デジタルカメラとその周辺に関する“たわごと”

デジカメ閑話 27 ≪“修整”と“修正”≫

2005年10月24日 | Digital Camera
写真の修整(修正・改変)には色々な種類や方法がありますが、ここでは写真の一部を“修整”ではなく“修正”して、現実とは異なる写真を作った一例を紹介します。

左の写真は最近写した箱根近くにある「夕日の滝」です。周辺はまだ紅葉していません。それを修整・修正したものが右の写真です。
修整・修正箇所は次の点です。
1.左側の滝が垂直になるように全体を回転しました。
2.滝壺(?)は綺麗でないのでカットし、滝を高く感じさせるようにしました。
3.全体の色調(青被り)を修整しました。
4.滝の左右の白っぽい部分の色を濃くしました。
5.一部の樹木や草の葉の色調を変え、「紅葉」のようにしました。
  根気さえあれば色は自在に修正できますが、あくまでも写真として見せるなら、不自然にならないように注意が必要です。

なお、ここでは用語を以下のように定義しました。
修整:なるべく現実に近づけるため、または構図を整えるための写真の改変(色調、明るさの調整、トリミングなど)
修正:修整以外の写真の改変(この例の他、ほくろ取りなど)
コメント (3)
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