まいにち、てしごと。

日々の手仕事を書き散らす

麻ひもバッグの内袋、縫合編。

2016年06月02日 | 縫い物
さーいよいよ縫合です。

今回でラストかな。

前回裁断、裁ち目かがりを終えここからはようやく針と糸の出番です。

ここからの必要なもの。


糸(手縫い糸太目)
アイロン
まち針
フリクションボール(チャコペンでも可)

まずは側面を縫い合わせます。

中表にしてまち針で止めます。


赤い線の上を本返し縫いで縫っていきます。

縫い終わったらまち針を外して縫い代を割ります。


そうしたら、底を縫い付ける方に8カ所均等に印をつけます。

裏側に印をつけてくださいね。

丸底同様、折って折り目がついた所に印をつけてください。


次に、底につけた印と側面につけた印を合わせてまち針で止めます。


まち針でとめる順番に注意してください。

また写真撮り忘れた、手描きですいません。

こんな感じで必ず対角にとめていってください。


印をつけたところ8カ所にまち針を打ったら、さらに間を埋めるようにもう8カ所まち針を打ちます。


これでも足りなさそうなら増やしていって大丈夫です。

まち針を打ったら、側面につけた実際に縫う所から5ミリほど下をしつけします。


しつけするとき、まち針が大量に刺さっているので手に刺さらないように気をつけてくださいね。

ここでしつけをしていくと多分、どちらかたわむ場合があります。


そんな時はたわむ方を少し外側に逃がしてください。


しつけが終わったら、本返し縫いで縫っていきます。


縫い終わったらしつけ糸を外します。


縫い代をアイロンで割ります。


カーブがあるのでアイロン台の角に当ててアイロンをかけるとやり易いかもです。


そして完成です。


以上、内袋の作り方でしたー。

あとは麻ひもバッグにくっつければ完成です。

久しぶりに手縫いしましたが、意外とヤじゃない(笑)

ミシンで縫った方が断然早いのですが、ミシンだと円を縫うのは難しいですよね。

円が小さければ小さいほどカーブがキツくて縫う難易度が上がる。

昔私もそりゃあ酷い有様でしたよ、ブログの過去で赤裸々に公開してます(笑)

スタイのやつね(笑)

ミシンで上手く縫うコツって本当に慣れでしかないのですが、機会があれば内袋、ミシン編をやろうかなと思います。

それでは、ようやく新しい作品に取りかかれそうです。

しーゆーあげいん!

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麻ひもバッグの内袋、裁断と印編。

2016年06月02日 | 縫い物
それでは裁断と印編、いってみよー!!

ここから必要な道具です。

定規
裁ちばさみ
フリクションボール(無ければチャコペン)
マニキュア
アイロン

最初に手拭いにアイロンをかけます。


ボコボコしてると型紙を写しにくいので、布地を伸ばさないように押し当てる感じでアイロンをかけましょう。


もし、まわりの縁縫いで柄が引っ張られるようならば面倒ですが解いてしまうといいです。


次に、前回作った型紙を手拭いにうつしていきます。

ここで必要なのがこれ。


そう、フリクションボールのサインペンタイプです。

文房具です(笑)

書いた文字がペンについているシリコンで擦ると消えるやつです。

前にもブログでご紹介しましたが、私はこれをチャコペン代わりにしています。

チャコペンだとミシンの手元のライトで色が飛んでしまい、見えにくくなったりしますよね。

このペンでグイグイ描いて、最後にアイロンの熱で消すのです。


側面は縁縫いを入れ口として定規で測りながら直接描いていきます。

ちょっと見えにくくてすいません。

これを裁断していきます。



手拭いを2枚使用する場合はこんな感じで。

手描きですいません。

ちなみに入れ口80cm以下の場合はこんな感じで。


布を無駄にしたくなくて底の部分は3枚繋ぎ合せたのですが、結構面倒なので2枚で作ったほうが楽です。

側面の方に縫い代部分、実際に縫う所に線を引いておきます。


丸底には表に印をつけます。

円を半分に折って、折った所に印をつけます。

これを8カ所均等につけます。

あ、写真撮り忘れたので、手描きでごめんね。

切れ端は試し縫いように捨てずに取っておきましょう。


次に、周りが解れないようにロックをかけます。

ロックミシンかミシンのジグザグをかけます。

って、一般家庭にロックミシンなんてあるかーい!

ソーイングのレシピによく出てくるロックミシンをかけましょうって、そう簡単に言うなや!って思いません?(笑)

あれね、お菓子のレシピでも突然出てくるあらかじめ予熱しておいたオーブンの表記。

前もって言ってよって地味にイラっとするんですよね、私だけ?(笑)

話が逸れましたが、ミシンがない場合ほつれ止めはどうするかというとこれを使います。



はい、マニキュアです。

女子なら誰でも1本は持ってるはず。

ついにコスメまで使っちゃうよ、私(笑)

透明じゃなくても色がついててもラメが入ってても大丈夫です。

これを縫い代の5ミリくらいにペタペタ塗っていきます。


裏に着くのでチラシなど下に敷いて下さいね。


これを乾かせば完了です。


本当にほつれない?

はい、ほつれません。

爪で引っ掻いたり引っ張ったりしても大丈夫です。

塗ったところが硬くなるので縫い代の5ミリ以上塗らないでください。

硬くて針が通りにくくなります。

あと、この方法は直接肌に触れない小物などのみに使用してください。

洋服などには向きません。

念のため切れ端などで試してみてからやってみてくださいね。

ということで、裁断と印編はこれにて終了です。

次回はいよいよ縫っていきます。

つづく

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麻ひもバッグの内袋、型紙編。

2016年06月01日 | 縫い物
麻ひもバッグの内袋の作り方です、お待たせしました。


結構長くなりそうなので、何回かに分けますね~。

麻ひもバッグというと宿敵の毛羽埃。

そして重さだと思います。

結構麻ひもバッグ、重いんですよね。

私は荷物が多い人なんで麻ひもバッグ使うと重くて疲れが増す…。

という事で、内袋に使う布はなるべく軽いものにしたい。

可愛い柄で、安価なもの。

いつものようにダイソーさんをパトロール中に見つけました。




そう、手拭いです。

ダイソーさんもセリアさんも手拭いがすんごい可愛いのです!

安いし、万が一失敗しても惜しくない。

という事で手拭い採用!

手拭い1枚で入れ口が80cmまで作れます。

それより大きい場合は2枚必要になります。

今回は丸底の内袋の作り方になります。


この方法では入れ口に向かって増し目で広がるタイプのバッグには対応できません。

入れ口まで増し目無しのストンとした形のものだけになりますので、ご注意ください。

ちなみに使用する道具はどこの家庭にもあるものです。

無くて買ったとしても安価なものばかりを使用しています。

ミシンが無くても大丈夫、お裁縫が苦手な方もきっと大丈夫、手縫いでできます。

しかしながら私は内袋のプロでもなんでもないので、きっと正しいやり方があるだろうし、もっと簡単な方法があるかもしれません…。

私の偏見ですが、縫製において一番重要なのは縫う工程ではないと思っています。

印をつける、アイロンをかける、まち針を刺す、しつけをする

縫う前の工程がとても重要です。

確かに面倒で省きたくなるのですが、これらをキチンとする事で出来上がりも変わりますし失敗しにくいです。

なんて偉そうな事を言ったけど、本音は貧乏性なので失敗して材料を無駄にしたくないだけなんですけどね(笑)

それでは前置きが長くなりましたが、いってみましょう!

まずは材料と道具です。

今回、入れ口の長さが80cmを超えたので手拭いを2枚用意しました。


新聞紙
メジャー
画鋲(面が平らなもの)
定規
ボールペン
目打ち(なければ縫針やまち針でも可)
ハサミ
お菓子の箱(お菓子の箱でなくてもティッシュの箱でもなんでもいいです。厚紙を用意してください。)

では、とりあえず麻ひもバッグを採寸します。
写真はペーパーヤーンだけど、やり方は同じです

入れ口の長さを測ります。


バッグの内側にメジャーを当てて長さを測っていきます。
最終段より一段下を測ります。


この時、バッグを引っ張ったり伸ばしたりしないでそっと測ってください。

次に側面の長さを測ります。

側面は内側でなくても大丈夫です。


このペーパーヤーンの場合、入れ口が85cm、側面の長さが19cmでした。

入れ口と底の円の円周はほぼ同じですので、円周が85cmの円の型紙を作ります。

円周の求め方は、直径×円周率ですよね。

直径が知りたいので円周÷円周率(3.14)をします。

すると直径が27cmでした。

半径は13.5cmということになります。

ただ、この計算方法だと誤差が生じて少し大きめの円が出来てしまいます。

なので-0.5します。

そこに縫い代1cmを足すと14cm。

側面は入れ口85cmに縫い代2cmを足して、高さ19cmに縫い代1cmを足します。

高さの縫い代がなぜ片方だけの1cmかというと、手拭いの端の部分をそのまま使うので底の部分の縫い代だけが必要になります。


側面は87cm×20cmとなります。

では、丸底の型紙を描いていきます。

お菓子の箱や厚紙を定規状にカットします。

半径の長さより両端2、3cm長めにカットしてください。


この厚紙に半径の長さの線を描きます。


片方の端に目打ちで穴を開けます。


ボールペンの先が入るくらい。


もう片方は画鋲の針が入るくらいの穴を開けます。


あまり大きく穴を開けないでくださいね、誤差が出ます。

これは何かというと簡易コンパスです。

コンパスがあるおうちって中々無いんじゃないかと思います。
(学生さんがいるところは持ってるかな)

コンパスも作れる円の大きさに限界がありますが、この簡易コンパスならどんな大きさの円も作れます。

使い捨て出来ますし(笑)

そうしましたら、テーブルの上に画鋲を針を上に向けて置きます。



そこに新聞紙、先ほど作った簡易コンパスを重ねます。

小さな穴の方に画鋲の針を刺して下さい。




もう片方の穴の方にボールペンを差し込みます。


新聞紙がよれないようにそっと押さえて、サーっと回して円を描きます。



これを切り抜けば丸底の型紙の出来上がりです。

ちなみに側面の型紙は作りません。

直接手拭いにグイグイ描いていきます。

ということで、長くなりましたので一旦ここで終わります。

次は裁断と印編です。

続く

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続、チューリップハット。

2015年05月17日 | 縫い物
みなさまお久しぶりです。

半年ぶりの更新です。

フルタイムで仕事を始めてからなかなか余裕がなく、手仕事も滞りがちでしたがちょこちょこ始動しています。

まだ完成までには時間がかかるので公開には至らないのですが…。

ちょっと寄り道して、またチューリップハットを作りました。

前回チューリップハットを作っているので、手順は省きます。

娘用のチューリップハット第2弾。

すくすくと育ち、来月で2歳になる娘。

去年作ったチューリップハットはあっという間にサイズアウトしてしまいました。

保育園に通うと着替えなどは2倍になるので、プライベート用にチューリップハットを新たに作りました。

以前購入した生地を引っ張り出し、型紙をサイズ調整してリバーシブルのチューリップハットが完成しました。



リバーシブルにしたけど、ゴムを付けたら必然的にチェック柄が表になってしまった(笑)



ま、帽子嫌いの娘はあっという間に投げ捨ててしまうのですが



そういえば、ここ半年ブログをほったらかしにしている割にはアクセス数が伸びていて、なぜだろうと思っていたらnaverさんにまとめられていました。

ちなみにビニール紐バッグでヒットしているようですね。

また作りたいなーと思うので新作を乞うご期待ください。

クラパカさんであみぐるみのおままごとを販売しております
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続、スタイ。3

2014年10月10日 | 縫い物
余り布でスタイ作り~*\(^o^)/*

表はクマ柄、裏はデニムドット柄です。




とくに裏表なかったんですけど、記名したらデニムドットの方が裏ということに。

余っている布をギリギリまで使って5枚作れました。



どちらもダブルガーゼなんですが、それ2枚だけだと薄いので吸収体としてネルを1枚挟みました。

防水布を挟み込んでもいいのですが、カビると聞いたのでやめました。

ネルは布ナプキンの時に余っていた物です。

これだけありゃしばらくスタイには困らないだろうははは。

明日から子供たちはいよいよ保育園。

大丈夫だろうか…。

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