AIIB総裁が、日本とアメリカに加盟の門戸を開いているとアナウンスしましたが、
日本やアメリカは中国主導のAIIBへの不信感があり、中国自身の経済活動・海外展開に
利用される可能性が多大であるとの見解で、現在の組織では必要な基盤整備が行われない
ため参加を保留するということへの「AIIB今後の方針」を発表したものです。大ウソを並べた
スローガン....、まず自身の国をそのようにしてから物言え...と言いたくなります。
国際的な信義を守らず「領土拡大」を進めるような国とは、当然ながら中国の政策と利害を
異にする国々には受け入れがたいものです。
アジアインフラ投資銀行(AIIB)の金立群・初代総裁が17日、北京市内で就任後初めて記者会見した。
透明性や開放性、独立性といった点で「最高基準の機関にする」と強調。「中国主導」の色が強くなりすぎることを避け、
新銀行に距離を置く日米などにも参加を促す考えだ。
金氏は前日に始まったAIIBの設立総会で総裁に選ばれたばかり。「無駄がなく(lean)、清潔(clean)で、環境に優しい(green)」を掲げ、
「実行力を伴う21世紀型の国際開発銀行にする」と語った。官僚的な組織の非効率さなどを指摘される既存の国際機関の欠点を乗り越えることで、
存在感を発揮したい考えだ。
AIIBには日米などが参加を見送っている。金氏は「ドアは開き続けている」として、引き続き、参加を歓迎する考えを示した。
国籍を問わず専門家をネットで公募し、「その採用責任者も中国籍ではない」と、開かれた機関であることをアピールした。