米国での型式認定はこれからですが、早くMRJが世界を飛び回る姿を早く見たいと
考えるのは私だけでしょうか!!
日本の機械技術の品質が高いことからくる、歴史が物語る信用力が評価されているのでしょうね。
MRJ、米航空機リース会社から最大20機を受注 合計427機に
産経新聞 2月16日(火)15時58分配信
国産初の小型ジェット旅客機「MRJ(三菱リージョナルジェット)」を開発する三菱航空機(愛知県豊山町)は16日、米航空機リース会社エアロリースから最大で
20機を受注することで基本合意したと発表した。三菱航空機は早期に正式契約の締結を目指す。エアロリースからの受注が確定すれば、合計で427機になる。
三菱航空機は16日から開催されているアジア最大の国際航空見本市「シンガポール・エアショー」でエアロリースとの基本合意を明らかにした。
今回、受注したのは90席クラス。航空機リース会社からの受注は初めてとなる。同社への納入は2018年を予定している。
三菱航空機の森本浩通社長は今回の基本合意について「航空機リースは航空機産業にとって大変重要な役割を担っており、計画の早い段階で受注でき、
誇りに思う」とコメントした。
MRJは約半世紀ぶりに開発された国産初の70~90席クラスの小型ジェット旅客機。最新鋭のエンジンを搭載し、大幅な燃費低減と騒音が少ないのが特徴だ。
昨年11月に初飛行を成功させている。これまで国内外の航空会社6社から計407機を受注している。
ただ、約半世紀ぶりの開発となるため、納入計画は4度延期している。昨年12月には主翼部分の強度不足が判明し、17年4~6月に予定していた
ANAホールディングスへの納入を1年程度先送りすると発表した。
今後20年で客席が100席以下のリージョナルジェット市場は、5000機の需要があるとされ、三菱航空機は半数以上の受注を目指している。
最大のライバルとなるブラジルのエンブラエルもMRJと同じ最新鋭のエンジンを搭載した小型ジェット機を開発中で、今後、受注競争が激化する可能性もある。
初飛行の成功後、MRJへの引き合いは増えており、三菱航空機は今回の受注で今後の販売に弾みをつけたい考えだ。