最近読んだ本 「大人の発達障害がわかる本」

最近読んだ本の中の1冊「ちゃんと知りたい大人の発達障害がわかる本」です。

吉祥寺でクリニックもされているという備瀬哲弘さん著。

急増する「大人の発達障害」について詳しく解説。対象法や周りの人の付き合い方などを挿絵付きで読みやすく書いている一冊です。

これまで発達障害は子供にしか存在しないと考えられていたのですが、近年大人にも存在するということが明らかにされてきています。

２次障害のうつ病や依存症なども増えていますよね・・・。


過去にアルコール依存症の方に何人か会ったことがあります。

記憶がない・暴言を吐いたり不快な行動をしてしまう人たちでした。
またそれを後悔しているんですよね。厄介です(笑)

そんなに後悔するならば今夜から飲まなければいいのに・・・と軽く思っていたのですが
もし脳の機能不全からくる依存症であるとすれば、きちんと対応しないと恐ろしいことになるかもしれません。


いつも嘘をついていたり、ころころ発言が変わる人。
全て自分の都合のいいように解釈する人もいますよね。関わると恐ろしいです・・・。
私も過去に不愉快で気持ち悪い目にあったことがあります。

結局逃げるが１番。なんですよね。

でもそうすることができない・または心の問題に関心のある方にお勧めの１冊です。



その他にも沢山の事例が掲載されています。

DV・片づけられない人・周囲とかみ合わない人・

いつも人を不快にさせる人・・・・、怒らせてしまう人。

結構多いんじゃないかって思います。


性格が悪いんじゃなくて、病気のせいだとすれば本人や周りの人たちも対処のしようがあると思います。

本人も、周りもつらい。じゃ辛すぎますもんね。


全１１２ページ。
発達障害の説明や対策・周囲の人の対処法・就業などの社会のかかわりについて書かれています。

自分のおかしさはどうしてだろう？と思っている方にお勧めです。
大切な家族・周りの人を傷つける前に読んでみて素直に受け止め、病院に行った方がよいと思いました。

そうしないと、ほんとの一人ぼっちになってしまうでしょうね。

「周りに変な人がいる！」「なんかおかしいけど・・・」などと考えている周囲の方にもお勧めです。
あなたも一緒に傷つくことはないんだ。とこの本は教えてくれます。

私は書籍はどちらかというとノンフィクション派ですし、最近社会心理学全般に興味があるので、この本は素人にも解りやすくてとっつきやすい読みやすいいい本でした。

ぜひ、いろんな方にお勧めしたい１冊です。

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