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タクシー業界 メーター料金制度が時代遅れ 見える化、目的地別の運賃制に②

 メーター料金制度が時代遅れ・・・海外でライドシェアを歓迎する意見のなかに、「メーター料金制度への不満」がある。

 現行のメーター料金制度は、実際に現地に到着するまで料金がわからないのだ。渋滞にはまって、少しも動いていないのにメーターだけ上がり続けて、「いったいいくらになるの」と不安を感じたこともあるだろう。

 透明性がより求められる現代にもかかわらず、メーター料金制度は不明瞭会計そのものといわざるを得ない。さらには、このメーター料金制度が、“遠回り”といった不正の温床にもなってきた目的地別の運賃制に。

 タクシー料金は、利用者は、双方の理解で
・初乗り運賃
・距離制運賃
でしか比較できない。

 鉄道、バス、飛行機など他の公共交通機関を見渡しても、あらかじめ目的地までの運賃が決まっており、提示額により利用する交通手段なり、運行会社を比較できるのである。いかに、現行のタクシーの運賃制度が、時代遅れなのかがわかる。

 ドイツでは、2023年10月からミュンヘンなど一部の都市で、ウーバーアプリを介したタクシーの固定料金制が導入された。インターネットのコメントを読むと、やはり遠回りをするタクシードライバーや不透明な運賃を回避できる点が評価されている。「メーター料金制度を改める余地」はあるのかもしれない。


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