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暮らす三重☆時々京都

京都から三重県に引っ越してきました。
暮らす三重、大好きな京都、幼い頃育った瀬戸内海・・・
日本に暮らす風景を。

三つ鳥居の檜原神社 (元伊勢)

2011-07-12 20:38:05 | てくてく奈良

 

奈良県桜井市にある檜原神社は三つ鳥居の元伊勢です。


拝殿も本殿もなく、三輪山を拝する三つ鳥居だけが存在する太古の神社


もちろん元伊勢なので天照大神をお祀りしています。

春分と秋分の日には真西に見える二上山の真ん中に太陽が沈む神秘的な配置

 


崇神天皇の時代、

皇居内の同床に祀り継がれてきた天照皇大神の御神霊を

豊鍬入姫命に託し、倭笠縫邑に遷し祀られた場所が檜原神社であると言われています。


この時代に天照大神は宮中から追い出され、「神やらい」にされ、

檜原神社に身を寄せた後も、丹後→瀧原と転々とし、最終的に伊勢に鎮座しました。

途中、倭姫命に御杖代を交替しましたが、

倭姫命と天照大神が伊勢本街道を追われるように旅している姿を妄想?

なんだかゾクゾクする私。

御杖代とは文字通り天照大神の杖となって支えるという意味ですが、

伊勢本街道の途中にある御杖村はこの御杖代から由来してるのかなぁ?なんて思います。

私が野菜でお世話になっる御杖村ですね。

 


天照大神を追い出した張本人である大物主(大国主の幸魂・奇魂)

が鎮座する大神神社(おおみわじんじゃ)から檜原神社までは徒歩20分


山辺の道と言われ、趣ある古道

ハイキングにもお薦めです。



大神神社も檜原神社も両方好きです。


神秘的。


大神神社も本殿のない三つ鳥居です。



山辺の道の途中にもあちらこちらに神様が拝されています。


日本って本当は信仰厚い国なんです。


古代史は飽きません。


奈良はすごい場所だと思う。


この山辺の道から伊勢本街道は繋がっていて、

途中の宇陀市や榛原の田んぼや山々も神々しい。


三重県も伊勢本街道をもっともっとアピールしたらいいのに・・・

って思うけど、少しマイナーなくらいがいいのかなぁ?


例えば、どうやって天照大神が伊勢にたどり着いたとか、

どの道を通ってきたとか、ロマンがあると思うのだけど。


古代史ファンにはたまらない古道です。

 


石舞台古墳

2010-11-10 21:32:26 | てくてく奈良

 

 

大神神社~三輪山へ行った後、

まっすぐ帰ろうかと思ったけど、、、


何を思ったか「石舞台古墳」へ向かいました。

 


三輪から明日香までは10k弱。

すぐに到着しました。


諸説ありますが、蘇我馬子の墓だとされています。


しかし、女1人で石舞台古墳・・・

私もここまで来てしまったか。

 


      石の中に入ることもできます。

 

 


明日香路は日本の原風景が残っていますね。


お米もまだ刈り取られていませんでした。


しゃがみ込んで稲を撮影。


お気に入りが撮れました。

 


平城京より前に都があった飛鳥。


ここも、古代史ファンにはたまらないね~。


今度は高松塚古墳に行ってみたいと思います。


三輪そうめん ~森正~

2010-11-06 12:44:21 | てくてく奈良



大神神社の鳥居のすぐそばにある「森正」


三輪そうめんのお店です。


温かいにゅうめんを食べました。


山登りの後なので、お腹にも優しくて

ほっこりしました。

 


        風情のあるお店です。

出汁がおいしかったなぁ。

うどんの出汁とはまた違うのです。

 





大物主の蛇伝説にまつわる三輪の糸から来ている

「三輪そうめん」です。



山の辺の町並みも趣きがあります。


いいぞ!!奈良!!


大神神社(おおみわ神社) ~三輪山~

2010-11-05 09:15:57 | てくてく奈良



私には会ってみたい神様がいました。


その名も大物主

大和の国はまほろば、大神神社(おおみわ神社)に祀られています。

わたくしのニックネームが出てきましたね。

 

大国主からスサノヲにつながる出雲系のその神様は、

天照大神を宮中から追い出した張本人。


写真は大神神社の大鳥居。


三輪山の山頂に鎮まられる大物主様。

大神神社の御神体は三輪山そのもの。



妖艶なパワーに満ちた参道の先に拝殿があります。


神話の中の大物主の登場シーンはこうです。

大国主が自分と協力して国づくりを行ってきた少彦名神(スクナヒコナ)が居なくなり、
独りでどうしようか悩んでいた時、
海を明々と照らしてやってくる1人の神様がありました。

その神様は大国主自身の「幸魂(さきみたま)奇魂(くしみたま)」だと名乗ります。

そして、自分を三輪山に祀ってくれたら国造りに協力しようと言うのです。

 




神はその3つの側面から「御魂・和魂・荒魂」に分かれますが、

幸魂・奇魂という第4の側面とは何でしょう?


その正体は、祟り神


私って、つくづくアンチなものに惹かれるわ!!!!


大神神社には本殿がなく、拝殿のすぐ後ろに三ツ鳥居があり、
(写真はありません。京都では蚕の社神社に三ツ鳥居があります。)

拝殿を通して三輪山を直接拝む原始の神まつりの姿を留めます。

う~~ん!!神秘的!!


大神神社から狭井神社に続く参道。


大国主が神話の世界だけに留まっているのに対し、
大物主は大いに祟ることによって存在感を誇示しました。


10代、崇神天皇の時、疫病が流行りました。
大物主は崇神天皇の夢枕に立ち
「この疫病は私の祟りによるものだ。」と告げます。

そして、もともと宮中に祀られていた天照大神と
自分の分家を別の場所に遷宮させるように仕向けます。

自分はもともと三輪山に居たので元の場所に帰るだけですが、
その後、伊勢に落ち着くまで天照大神は60年近く、全国を彷徨うことになります。

 





狭井神社は大物主の荒魂を祀っています。

もともと怖ろしい神の荒魂とは、またコワイ!?
病気平癒の神社。


その後、疫病は治まりました。


そして祟る力はお願い事を叶える力も絶大なようで、
時の権力者達には人気の神様でした。


清らなものがお好きな方には??かしら!?

パワーはパワー。

いいも悪いもないのですね。


また大物主様は蛇の使い。

下鴨神社の玉依り姫も大物主の朱の矢で女陰を打ち抜かれ、ご懐妊。

何か、精力抜群な感じがしますね。

境内には卵がお供えされていました。

 




さて、狭井神社には三輪山登頂口があります。


受付で鈴の付いたタスキをもらい、杖を持って

いざ!!登頂!!!!


今期最大のパワースポットとしても注目の三輪山です。


標高500メートル、往復4キロの道のりですが、
日頃、運動不足の私にはきつかった。

大文字山くらいです。


なお、写真はここまで。

御神体の中では飲食、写真はタブー。


1人でここまで来ました。

ノッポさんは海外出張中だし、信じている宗教も違うのでねっ(笑)

帰ってきてからいろいろ報告して、お互いの神様論などを話します。

ノッポさんも歴史好きだから話は一応、聞いてくれますね。


先程の参道。


三輪山頂には奥津磐座(おきついわぐら)と言う、
大きな岩がゴロゴロした場所があり、
その場所に大物主様が鎮まっておられるとされています。


すご~~く気になってた神様なので、

頑張って登って良かった。



近くには須佐男神社(スサノヲ)もあるし、
この辺りには出雲という地名もあります。

そして、元伊勢の桧原神社もありの
古代史ファンにはたまらない土地ですね~~。

いいぞ奈良!!


この後、三輪そうめんを食べました。


中西ピーナッツ

2010-09-21 06:57:57 | てくてく奈良



大阪からの帰り道、天理に寄り道。


雑誌で見てからちょっと行ってみたかったピーナッツ屋さんです。







広々とした敷地にシンプルでかわいいお店。


いろんな豆が売ってました。


   ピーナッツバター絞り中!!


これがやってみたかったのです。

直接、ピーナッツを投入して
直絞り。

ピーナッツ100%です。


こちらはアーモンド100%   









ピーナッツの看板もおしゃれで、

田舎の風景によく合っていると思う。








パンを食べるのが楽しみ~♪