
最近、新宿では外国人観光客をよく見かける。一番多いのは中国人らしい団体客で、次が韓国人。その他にも、何語でしゃべっているのかすらよく分からない東洋系の人やらおなじみの欧米人まで、多種多様な民族がなぜだか夜の歌舞伎町をうろうろしている。きっと向こうの観光ガイドに、東京の夜の顔を見るなら"Kabuki-cho"がお勧めとか書いてあるのかもしれない。
で、昨日の夜のこと。ちょっとだけビールを飲んで行こうということになり、1時間ほどビアホールに行き、みんなと別れた私は一人で地下鉄の改札口へと向かっていた。そこに「奥さまは魔女」に出てくるエンドラ(主人公サマンサのママ役)みたいな顔をした白人女性が私に向って突撃してきた。なんだなんだと思って見ていると、うしろに10人くらいの中年の欧米系らしい男女がくっついてくる。やばい!と思う間もなく、そのおばちゃんが地下鉄路線図と千円札を握りしめながら、"Do you speak English?"とまくし立てる。酔っ払った頭で「ちょっとだけね」と答えようと思った次の瞬間、そのおばちゃんはこの人は逃げないから話せるに違いないと思ったらしく、「チケットはどこで買えばいいのか」と聞いてきた。仕方がない一応聞いてみるかと覚悟を決めて顔をあげると、後ろの方にいるおじさんが「あっちの機械だよ」とかなんとか言いながら、銀行のATMを指さしている。とにかく、新宿駅の地下でチケットと言われたって、JRなのか東京メトロなのか、はたまた都営地下鉄なのか分からない。まあ、丸ノ内線の改札前なので、メトロである可能性が高いのだが「メトロに乗るのか?どこへ行きたいの?」と聞くと、マップを見せながら「このM10の駅に行きたい」と答えがあった。電話と違ってこういう風にモノがある時はやっぱり分かりやすい。丸ノ内線で新宿御苑前駅に行きたいということらしい。自動販売機はすぐそこなので、「OK!私についておいで」と言って歩き始めたら、また後ろのおじさんが「チケット買わなきゃいけないんだから、あっちの機械だよ。」と大声を出す。無視して歩こうとすると、私と話してたおばさんが「この人が連れていってくれるって言っているんだから、おいで。」とやり返している。結局、私の後ろをぞろぞろと外国人さま御一行がついてくるのだが、結構混んでいる地下通路なのに日本人がみんな避けていくぷちモーゼ状態。なんだか恥ずかしくて「いや、私はただの通りすがりのサラリーマンなんですよ。英語もほとんどできないんです。」なんて言い訳しながら歩きたい気分である。そうこうしているうちにすぐ切符売り場に着いて「この機械で買えるから」と指さして帰ろうとすると、今度はみんなが一斉に笑顔でサンキュー、サンキューと言いいながら寄ってくる。またもや通行人の視線が集まるので、とっとと逃げるように帰ったのでした。まったく冷や汗ものの数分間でした。
ともあれ、読んでいて気がつかれたと思いますが、全部のセリフが日本語になっているのは、実際にこういう会話だったかどうか、英語ではよく分からないからなのです。後で電車に乗ってから思い出そうとしたのですが、英語はまったく思い出せないんですよね。本当に丸ノ内線でよかったのかなあと心配になったくらいです。英語くらいちゃんとしゃべれないといけませんな。もう手遅れだとは思うけど・・・このブログを読んでいる若い人たちはちゃんと勉強してくださいね。
で、昨日の夜のこと。ちょっとだけビールを飲んで行こうということになり、1時間ほどビアホールに行き、みんなと別れた私は一人で地下鉄の改札口へと向かっていた。そこに「奥さまは魔女」に出てくるエンドラ(主人公サマンサのママ役)みたいな顔をした白人女性が私に向って突撃してきた。なんだなんだと思って見ていると、うしろに10人くらいの中年の欧米系らしい男女がくっついてくる。やばい!と思う間もなく、そのおばちゃんが地下鉄路線図と千円札を握りしめながら、"Do you speak English?"とまくし立てる。酔っ払った頭で「ちょっとだけね」と答えようと思った次の瞬間、そのおばちゃんはこの人は逃げないから話せるに違いないと思ったらしく、「チケットはどこで買えばいいのか」と聞いてきた。仕方がない一応聞いてみるかと覚悟を決めて顔をあげると、後ろの方にいるおじさんが「あっちの機械だよ」とかなんとか言いながら、銀行のATMを指さしている。とにかく、新宿駅の地下でチケットと言われたって、JRなのか東京メトロなのか、はたまた都営地下鉄なのか分からない。まあ、丸ノ内線の改札前なので、メトロである可能性が高いのだが「メトロに乗るのか?どこへ行きたいの?」と聞くと、マップを見せながら「このM10の駅に行きたい」と答えがあった。電話と違ってこういう風にモノがある時はやっぱり分かりやすい。丸ノ内線で新宿御苑前駅に行きたいということらしい。自動販売機はすぐそこなので、「OK!私についておいで」と言って歩き始めたら、また後ろのおじさんが「チケット買わなきゃいけないんだから、あっちの機械だよ。」と大声を出す。無視して歩こうとすると、私と話してたおばさんが「この人が連れていってくれるって言っているんだから、おいで。」とやり返している。結局、私の後ろをぞろぞろと外国人さま御一行がついてくるのだが、結構混んでいる地下通路なのに日本人がみんな避けていくぷちモーゼ状態。なんだか恥ずかしくて「いや、私はただの通りすがりのサラリーマンなんですよ。英語もほとんどできないんです。」なんて言い訳しながら歩きたい気分である。そうこうしているうちにすぐ切符売り場に着いて「この機械で買えるから」と指さして帰ろうとすると、今度はみんなが一斉に笑顔でサンキュー、サンキューと言いいながら寄ってくる。またもや通行人の視線が集まるので、とっとと逃げるように帰ったのでした。まったく冷や汗ものの数分間でした。
ともあれ、読んでいて気がつかれたと思いますが、全部のセリフが日本語になっているのは、実際にこういう会話だったかどうか、英語ではよく分からないからなのです。後で電車に乗ってから思い出そうとしたのですが、英語はまったく思い出せないんですよね。本当に丸ノ内線でよかったのかなあと心配になったくらいです。英語くらいちゃんとしゃべれないといけませんな。もう手遅れだとは思うけど・・・このブログを読んでいる若い人たちはちゃんと勉強してくださいね。
20代の頃、赤坂で似たようなことがあり、
Do you speak English?と聞かれた時に、なまじ少し・・・なんて答えたら大変なことになる・・・という勉強をしました。
知っている単語なんてチュルクだけだったのに・・・
丸の内線、この車両好きだったんですよー。
ほかの地下鉄とはちがう、独特の「よいにおい」がしたんです。
わかってくれる人は少ないのですが、いわゆる鉄男&鉄子は必ず同意してくれます…
ともあれ、大学が四谷で、JRのほうが定期代安いにもかかわらず4年間わざわざ丸の内線で通ってました。
いまじゃアルゼンチンで活躍しているらしい旧車両。
しかしこんなネタも鉄ヲタ様の前では恥ずかしくて語れませんね(^^;)
できればこれからもちょくちょく足跡を残してくださいませ。アウェイですけど・・・
で、この丸ノ内線車両ですが、映画「地下鉄に乗って」はご覧になりましたか?
あまり売れなかったようですが、浅田次郎の原作もいいし、私は結構好きな映画ですので、一度見てやってください。
丸ノ内線出まくりです
それにしても四谷の大学って・・・英語ぺらぺら?