ムーミンパパの気まぐれ日記

ご訪問ありがとうございます。
日常を綴っているだけの日記ですが、
ゆっくりと遊んでいってくださいね。

毎年のことではあるけれど

2021-11-28 | soccer
 浦和レッズは11月27日に2021シーズンのホーム最終戦を迎え、試合後に今季を最後にチームを去る選手たちのセレモニーが行われた。
 阿部勇樹はジェフユナイテッド千葉の生え抜きとしてプロになり、その後レッズに移籍、途中イングランドに移籍したものの、再び浦和でプレーする道を選び、今シーズンをもって引退することとなった。移籍当初こそ、阿部ってジェフの選手だよねっていうイメージがあったけれど、すぐに阿部ちゃんは浦和の子となった。それだけ我々サポーターを惹きつける魅力があったのである。
 宇賀神友弥はレッズユースに所属していたけれど、そのままプロにはなれず、大学を経由してレッズに入団。その後、主力選手として活躍をし続けた。プレーも経歴もまさに雑草魂と言っていいものである。契約満了による退団となったけれど、南側スタンドには「俺達の夢 宇賀神 ユース一同」という横断幕が張られていたが、彼の果たした役割はこの言葉が最もよく表しているだろう。
 槙野智章はサンフレッチェ広島からドイツのブンデスリーガを経由してレッズに入団。女優の高梨臨と結婚するなど、派手な行動と自らをお祭り男と呼ぶほどの言動がサポーターとの軋轢を生むことが多かったが、その実力はレッズにかかせないものであった。このクラブで引退したかったという彼の涙は、これまであれこれ批判してきた側のサポーターの胸に少々の痛みを残したのではないだろうか。
 トーマス・デンはその才能の片鱗を見せつけてくれたが、度重なる故障の影響でその活躍を限られたものになってしまった。だが、オリンピックのオーストラリア代表に選ばれていたように、まだまだ将来がある若い選手であり、今回のセレモニーで挨拶した4選手の中では、涙もなく、明るく送り出せる選手だった。
 いずれにしても、誰かがいなくなり、誰かが入ってくる。そんな景色が毎年繰り広げられていく。プロフェッショナル・スポーツの世界では当然のことだが、選手はいつかは退団や引退をしなくてはならない。その中で、それなりの充足感を味わいながら、大好きなクラブで現役を終えられるような選手は極めて少なく、それだけで幸せな選手生活だったと言えるだろう。それぞれの選手の将来の幸せを祈りながらも、引き続き愛するクラブを応援し続ける。サポーターには移籍も対談も無いのである。
 さて、残りリーグ1試合。そして、天皇杯。最後まで一緒に戦おう!
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AFC Champions League Final 1st leg

2019-11-10 | soccer
 相変わらず浦和レッズサポーターとしてせっせと埼玉スタジアムに通っている。
 若干ご説明すると、今シーズンの浦和レッズはJ1リーグとアジアチャンピオンズリーグ(ACL)の双方に優勝することを目標にスタートしたが、Jリーグ開幕からわずか3か月余りでオズワルド・オリヴェイラ監督を解任。その後もリーグ戦は振るわず、残り2試合となった現在、残留争いをしている有り様である。ところが、これに反してACLは快進撃を続け、あれよあれよという間に決勝戦にまで進んでいる。海外の記者からもどうして国内では勝てないのに、アジアでは強いのかと質問が何度となく浴びせられているくらいである。
 そんな状況の中、日本時間の本日午前1時半から行われたサウジアラビアのアルヒラルとの決勝戦第一戦は残念ながら1-0で敗戦。後半はシュートゼロという内容だったので、しっかりと夜中にテレビ中継を見ていた私も大声をあげて家族を起こすようなこともなく、静かに観戦せざるを得なかったのである。
 それで、この後はどうなるかというと、レッズはとにかく第二戦で2点差以上で勝利をしなければ優勝できない。さらに細かく言うと、引分け又は敗北なら準優勝。1-0での勝利なら延長戦に突入し、延長戦を制した方が優勝。延長戦でスコアが動かない場合にはPK戦となる。ちなみに、2-1で勝利した場合でも2戦合計では2-2の同点となるため、アウェイゴールの差でアルヒラルが優勝となってしまう。つい先日までやっていたラグビーワールドカップのプール戦の勝ち点計算も難しかったが、こっちもなかなか分かりにくいものである。ともあれ、11月24日に行われる第二戦は埼玉スタジアムでしっかりと応援しなくては。当日はBS日テレ及び日テレジータスで生中継されるので、よければテレビの前からレッズを応援してくださいねえ。

We are REDS!
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みんな最高だよ!

2011-07-18 | soccer
 もう何も言うことはないでしょう。今日は一切こむずかしいことは言いません。彼女達は絶対にあきらめない気持ちで、奇跡を起こしてくれました。とにかく優勝おめでとう!
 そして山郷のぞみ、矢野喬子、熊谷紗希、それに今はドイツで活躍している安藤梢。あなたたちはレッズレディースとすべてのレッズサポーターの誇りです。本当にありがとう!
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Welt Meisterschaft

2011-07-14 | soccer
 なでしこジャパンがスウェーデンを3-1で破って、ワールドカップ決勝へと駒を進めた。私の記憶が正しければ、FIFA主催の世界大会で日本代表が決勝に進出するのは、1999年にナイジェリアで行われたワールドユースチャンピオンシップに次いで2回目のことになる。ついでに言えば、この時はスペインに敗れ惜しくも準優勝だったが、小野伸二、高原直泰、小笠原満夫など、いわゆる黄金世代が活躍し、その後のワールドカップでの活躍へとつながっていった。なでしこジャパンには是非優勝して、日本サッカー界の悲願であるカップを持って帰ってもらいたいものである。

 それにつけても、準々決勝でドイツを破るまではほとんど見向きもされていなかった大会が、急にメディアを中心にもてはやされている状況を相変わらず苦々しく眺めている。女子サッカーが注目を浴びることは悪いことではない。ただ、是非とも彼女たちがどれだけ大変な思いをしてあそこで戦っているのかをきちんと伝えて、一過性のお祭り騒ぎではなく女子サッカーをずっと支える方向へと国民の関心を高めてもらいたいのである。私自身はレッズレディースを応援して年に数回なでしこリーグなどを見に行く程度だから、それほど偉そうなことを言えるものではない。ただ、彼女たちがスタジアムに足を運んでくれる人たちを本当に大切にしてくれていることは、試合後のインタビューやファン向けのイベントなどを通じてひしひしと伝わってくる。レッズレディースは観客動員といった面ではリーグの中でも抜群の存在感を示しているが、それにしたってレッズに比べれば一桁少ない人数だし、アウェイともなれば数える程でしかない。そんな状況だからなかなかスポンサーもつかないし、プロとして選手契約をしている選手などはごくごく一部である。それどころか様々なバイトや仕事をこなして生活を支えるだけでなく、クラブに参加費を払うことになっているチームもあるという。どこのクラブも経営が苦しく、先日は日本でもトップクラブであった日テレベレーザが経営方針を変更したために、今回なでしこのキャプテンを務めている澤穂希を始めとした代表クラスの選手が一挙に移籍したりもしている。更には福島第一原発事故の関係で東京電力マリーゼが活動を自粛するなど、その環境はますます厳しさを増すばかりである。
 そんな苦しい状況の中でも、彼女たちは純粋にサッカーが大好きで、だからこそ様々な苦労をしながらもサッカーを続けている。そして、このワールドカップ(ドイツ語ではヴェルト・マイスターシャフト)での自分たちの戦いが、これからの日本女子サッカーの地位を必ずや押し上げることになることを信じて全力を尽くしている。だからこそ、こんな小さなブログだけれど、彼女たちの想いをみんなに伝えたいと思う。

 まずは次の日本vsアメリカの決勝戦を応援することがもちろん大事なのだけれど、結果がどうあれ、彼女たちの帰国を温かく迎えてほしい。そして年に一回でもいいですから、なでしこリーグの試合を見にスタジアムに足を運び、彼女たちに直に声援を送り届けてほしい。それがドイツから日本に元気を届けてくれた彼女たちへのせめてもの恩返しになるのではないだろうか。

(追加)
 その後ちゃんと調べてみたら、FIFA主催大会では2001年コンフェデレーションズカップ(男子A代表)と2010年U-17女子ワールドカップを加えた4大会で決勝進出していたことが判明しました。やっぱり私の記憶は正しくなかったかあ
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2011ニューイヤーパック

2011-01-05 | soccer
 本日の日記は、ここ数年新年恒例という感じになってきたレッズ・オフィシャルショップの2011ニューイヤーパックの中身公開です。いわゆる福袋なのであるが、中身はアパレル関係のグッズが多いので、人生のほとんどをスーツとパジャマの2種類で過ごすオジサンが毎年買う必要はないよなあと思いつつ、ついつい買ってしまう。いいようにクラブに踊らされているとしか言いようがないのであるが、それがまあファン心理というものでしょう。価格は送料込9,975円。事前にネットで申し込みが必要なのだが、数量限定ということなのでついつい発売当日に申し込みをしてしまった。これもまたクラブの営業にいいようにやられてしまったような気がする。とまあ、これもまた恒例の反省はおいといて、今年の特徴であるが、まずは袋そのものがレッズ・グッズであること、そして元日配送されたことである。この元日配送はまったく予想していなかったので、まるで日頃不義理をしている親戚が急にお年玉持って年始に訪れてきたといった気分で、相当にうれしいサプライズであった。

 さて、肝心の中身であるが、写真左下から時計まわりに紹介すると、
 1 ロングクルー(エンブレム)  8,610円
 2 ユーロタイプ・キーホルダー  1,000円
 3 メッシュトートバッグ  2,520円
 4 干支うさぎ置物石鹸  非売品
 5 クラシックキャップ  2,940円
 6 2007ニットマフラー  3,150円
 7 半袖ポロシャツ  5,900円
 8 2010ミニユニフォーム  1,800円
の8点であった。いずれも税込み価格で合計すると25,920円になるので、単純計算では約2.5倍の値打ちの品が入っていたことになる。内容的にも明らかな在庫整理品と思われる2007ニットマフラーはご愛嬌として、デザインが悪くて着られないなんていうものもなく、個人的には気に入った物ばかりだったので大成功だったと言っていいだろう。とまあ、いい買い物をしたと喜びながらも、これでまた今年の暮れも買っちゃったりするんだろうなあと、ちょっとまた今から心配してみたりする正月なのであった。

 で、元日に届いた品物のレビューをなんで今頃書いているんだ?って、いやあ2011年もネタ不足なもので。。。見逃してくださいませ
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予感

2010-12-06 | soccer
 12月4日をもってJリーグ2010シーズンが終了した。我らが浦和レッズはホーム埼玉スタジアムでヴィッセル神戸との対戦で最終節を迎えることになった。対戦前の時点ではレッズが9位、ヴィッセルはJ2降格圏内の16位。通常なら格下相手に楽々と勝たなければいけないところだが、この試合に限ってはそんなことよりもどうしても勝たなければいけないもっと大事なことがあった。浦和レッズのスタイルの変革を目指すとともに、世代交代を進めてきたフォルカー・フィンケ監督のリーグ戦ラストゲームである。フロントが何を考えて監督の首をすげかえることにしたのか私にはちっとも理解できないが、とにもかくにも最終戦に勝利してチームの進むべき方向が間違っていなかったことを示さなければいけなかったし、結果を示してこそ来シーズンの未来が開かれる重要な試合だったのである。そしてもう一つ。浦和レッズに来た外国人選手歴代最長となう5年半の長きに渡って活躍し、リーグチャンピオンやACLチャンピオンなどレッズに数々のタイトルと栄光をもたらしてくれたロブソン・ポンテの埼玉スタジアムにおける最後の試合だったのである。いつの年もどのチームもホーム最終節には絶対に勝利したいと願うものであるが、浦和レッズにとって今年の最終戦はとりわけ特別な思いの詰まった試合だったのは間違いがなかった。一方で、対戦相手の神戸にとってもまたこの試合は特別だった。J1残留のライバル15位のFC東京との勝ち点差はわずかに1であったが、得失点差を考えればとにかくレッズに勝利して、FC東京が引き分け又は負けるのを待つしかない。それとてFC東京の対戦相手はここまでわずかに3勝しかできず、早々とJ2降格を決めている京都である。誰が見ても圧倒的に不利なのは間違いないが、それだけにただひたすらに勝利だけを追い求める大きなモティベーションがあったことだろう。
 試合前、そんなことを考えている私にはどことなく嫌な予感がしていた。
 もともとレッズは、連敗しているチームと対戦しては必ず記録を止め、連敗ストッパーとまで言われるほど「弱気を助ける」心優しい男たちの集団である。しかも、今シーズンは既に京都サンガにここ埼玉スタジアムでJ2降格への引導を渡している。目の前で2チームも降格させるほど非情になりきれるのだろうか。とにかくうちのチームはここ一番という試合に弱いんだよなあ。それにミスターレッズと言われた福田正博が引退した2002シーズンも最終戦で横浜Fマリノスに敗れ、少しでも長く大将と一緒に試合をと願った翌月からの天皇杯も初戦でJ2福岡に敗れて散っていったっけ。あの時はあまりのあっけなさに試合終了のホイッスルと同時に駒場スタジアムでへたりこんだりしたなあ。そういえば、とぼとぼと浦和駅に帰る私たちの横を「勝っちゃったよお。もう最高!」と嬉しそうに携帯電話で会話する福岡サポの声が憎たらしいほど明るかったっけ。
 ・・・結果は、目の前で鹿島の優勝を見せつけられた昨シーズンの最終戦にも負けず劣らず印象に残る0-4の敗戦。ヴィッセル神戸奇跡の残留劇の立役者として、見事アカデミー助演男優賞受賞の栄誉に浴したのであった(注:ブログ演出上の表現です)。
 試合終了後、すっかり暗くなった埼玉スタジアムでは、サポーターが去りゆくフィンケ監督を万雷の拍手で讃え、レッズサポが描いた綺麗なコレオグラフィ(冒頭写真)がポンテを見送った。それはそれで素晴らしい光景ではあったけれど、それだけにもっと悪い予感が頭をよぎる。
 まさか来年は降格争いするんじゃないだろうな。。。こんな予感だけは当たらないように願いたいものである。
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もう一人の主役

2010-09-06 | soccer
 平成22年9月5日(日)天皇杯第2回戦浦和レッズvs東京国際大学が行われた。昨年の大会では初戦でJFLに所属する格下の松本山雅FCに敗れ、大きなニュースを提供してしまったレッズもまさか大学生相手に負けるわけはいかない。けが人や代表選出などでメンバーのやり繰りは苦しい状況だが、試合開始直後から選手は気持ちを見せてくれた。5分、ポンテのシュートのこぼれ球をエジミウソンがゴール。30分、平川が倒されて得たPKをポンテが決め、39分にはセルヒオがエジミウソンからの折り返しをゲット。更に45+1分にはコーナーキックからのはね返りを再びポンテがダイレクトシュートで決め、試合は前半でほぼ勝敗が決した。後は、普段リーグ戦で出場機会を得られない若手の活躍を楽しむだけとなった状態で、48分、88分に原口が、72分には途中交替出場した高崎が泥臭く決めて、昨年の鬱憤を晴らす7-0での解消となった。
 しかし、9,701人の入場者の大半は試合終了後もまったく動かない。ただ勝利の余韻を楽しむためではない。イングランド・リーグチャンピオンシップ(2部リーグ相当)のレスター・シティFCへの完全移籍が決まった阿部勇樹を待っていたのである。千葉県市川市出身でユースからそのままジェフユナイテッド千葉に入団した阿部がレッズに移籍したのは2007年。それからわずか4シーズンしか在籍しなかったわけだが、レッズサポは彼のことを心から愛している。イビチャ・オシム元日本代表監督がボリヴァレントと称した高い適応能力と、時に悔し涙を流すほど真摯に試合に向かいあう気持ちがレッズサポの心をとらえたのである。天皇杯の試合はレッズの主管試合ではなく、日本サッカー協会によるものだから、阿部勇樹を見送るための特別なセレモニーを行うことはできない。でも、真面目な「阿部ちゃん」のことだから絶対に出てきてくれるはず。サポーターはそれを信じて席を立たない。試合終了後の両チーム選手による挨拶を終わったその時、果たせるからな阿部はピッチに姿を現した。手の届く限りサポーターと握手をし、スタンドから投げ入れられるマフラーやカードを丁寧に拾いながら歩いてくる。サポーターは阿部勇樹オーレ!のコールやチャントで彼の未来を祝福し、スタンド内に呼び寄せ胴上げをした。2階席から見ても分かるくらい阿部ちゃんは泣いていた。それは予想通りだったし、そんな阿部ちゃんにサポーターもまた目を真っ赤にしていた。ゆっくり30分かけてスタンドを一周する阿部ちゃんに向けて、サポーターは最後にマフラーを掲げ、We are Diamondsを歌い見送ったのであった。花束贈呈もピッチでの挨拶もない。阿部勇樹とサポーターだけの本当に手作りの壮行会。それが聖地と言われる駒場スタジアムで行われたのも不思議な因縁である。阿部ちゃんが見送られる様を見た他のレッズの選手たちにとっても強い印象が残ったことであろう。鈴木啓太選手の言葉ではないが This is Reds である。
 頑張れ、阿部勇樹。レスターで実績を残して、いつかはプレミアリーグで活躍する姿を見せてくれ!あべゆ~き、オレ♪
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不正入場

2010-08-07 | soccer
 Jリーグ京都サンガF.C.は次のような発表を行った。

7/28(日)浦和戦での不正入場について[2010.8.2]

 平素より京都サンガF.C.へご声援をいただき、誠にありがとうございます。

 7月28日(水)の西京極陸上競技場にて開催いたしました浦和レッズ戦において、本来、大人チケットを所持すべき浦和レッズサポーターが、小中高チケットで入場する行為がありました。
 この行為は、不正に入場しようとするものであり、決して許される行為ではありません。当事者に関しては、当クラブの試合管理規程に基づき、その日のご入場をお断りいたしました。また、Jリーグに定める統一基準に照らし合わせ、当クラブとしましては当事者に対して以下の処置を決定いたしました。

 浦和レッズホームゲームへの入場禁止 5試合
 ※入場禁止期間中のアウェイゲームも入場禁止とする。

 これからも安全で快適なスタジアム作りを目指して参りますので皆様のご理解とご協力をよろしくお願い申し上げます。

                                        株式会社京都パープルサンガ


 これを受けて同日浦和レッズもこの件を発表した。今シーズンに入って2度目のレッズ側入場者による不正入場である。以前に何回も書いているが、レッズのサポーター・ファンとして、この種の不正行為は許しがたく、不正入場に限らず暴力行為などの事件が発覚した時には必ずこのブログに掲載するようにしている。正義漢ぶっているわけではない。いわば身内の恥だから触れたくないという感情もあるが、こういうことが続く限りレッズがどんなに強くなろうとも、サポーターの応援がどれだけすごくても、他者からの尊敬を勝ちえることは絶対にできないという事実を一人でも多くのサポーター・ファンに知ってほしいだけである。Jリーグを強くする。それはすべてのJクラブのサポーター・ファンに共通の願いのはず。そのためにも、きっちりと入場料を払ってスタジアムに出かけることが大事なのである。それはアウェイのチームに対しても同じである。経営がしっかりした強い相手がいなければ、レッズだって強くなれないのは自明の理であろう。

 明日はアウェイでヴィッセル神戸との戦いが控えている。またこんなブログを書かないで済むようにしてほしい。正しく、力強いレッズサポーターの応援と勝ち点3のお土産を留守番組は待っていることを忘れないでほしい。
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なにやってんだよお

2010-06-12 | soccer
横浜Fマリノス公式サイトは以下のような発表を行いました。

2010年06月10日

浦和レッズ戦での出来事について

いつも横浜F・マリノスにご声援いただき、誠にありがとうございます。

昨日の日産スタジアムにおける浦和レッズ戦において、本来、大人チケットを購入すべき浦和レッズサポーターが小中チケットを購入して不正に入場する行為が認められました。
これらの不正行為は、開門から試合開始までの間に8件、起りました。

本件は決して許される行為ではありません。
このため、Jリーグで定める統一基準に照らし合わせて、違反者全員に対して以下の処置を決定しました。


入場禁止5試合
※5試合は浦和ホームゲームであり、入場禁止期間中のアウェイゲームも入場禁止とする。


今後もゲートでのチケット検査は厳重に実施してまいります。
これからも安全で快適なスタジアムを目指して参りますので、宜しくお願いいたします。


 ベガルタ仙台戦での事件に一定のけじめがつき、これからやり直そうという矢先にこんなことやっているバカがいる。もう情けなくて声もでないな。

 私なんかがここで謝っても何の役にも立たないとは思いますが、横浜Fマリノス並びに関係者のみなさま本当に申し訳ございませんでした。心からお詫びいたします。
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自浄能力

2010-06-09 | soccer
 6月7日、浦和レッズは公式サイト上で「ファン・サポーターの皆さまへ」と題する告知を行った。5月15日の宮城スタジアムで行われたベガルタ仙台との試合で起きたいくつかのトラブルに関する報告とお詫びである。簡単に要約すると、
1 試合終了後ペットボトルを投げ入れた件については、6名が名乗り出て謝罪と入場自粛2試合の申し出があったのでこれを受け入れた。
2 スタジアムの椅子2脚を破損した件については当該椅子近辺にいた2グループから弁償の申し出があり、これに対して厳重注意とベガルタ仙台への弁償とお詫びを伝えた。
3 立ち入り禁止エリアへの侵入とチームバスを取り囲んだ件については、17名が名乗り出て謝罪と入場自粛2試合の申し出があったのでこれを受け入れた。また、別に6名を特定し、入場自粛を勧告した。
4 ベガルタ仙台の外国籍選手に対する人種差別的発言については、発言者を特定できていない。
 という当日のトラブルへの対応と今後のクラブとしての方針である。この報告を持ってJリーグはクラブに対する処分について審議することになるのだろう。

 1~3についてはこれまでもあったことなので、まだこんなことをする輩がいるのかとうんざりとする。当日はテレビ観戦だったが、試合は終始押していたのにゴールが決まらずに引き分けるという内容で、ストレスが貯まるのは理解できるが、サッカーではありがちな結果である。頑張った選手に対して物を投げるなんていうのは、サッカーを見る資格がないと言っても言い過ぎではないと思う。投げられたペットボトルを拾って帰っていく選手たちには本当に申し訳ない。そんなことを考えて中継を見終わったのだが、その他にもこんなにいくつものトラブルがあったことが分かってからは、腹立たしさも倍増である。しかも、差別発言まであったというのだから救いようがない。この差別問題はヨーロッパでかなり深刻な状況が見受けられたため、FIFA(国際サッカー連盟)は2006年に規律規定を改正し、選手、監督、サポーター等による差別的言動や行為があった場合は、1回目で勝ち点3、2回目だと6点を剥奪し、それでも差別行為が無くならない場合には降格処分となる厳しい制裁措置を科すことになっている。今さら言うまでもないが、スポーツだろうが政治だろうが、人種差別なんて行っていいものではない。勝てなかった腹いせだかなんだか知れないが、そんなことを吠えるような者は半永久的にスタジアムに入れないようにしてもらいたいくらいである。
 浦和レッズは「サポーターに甘い」と批判されながらも、これまでサポーターの自浄能力を信じて粘り強く話し合いや啓発による解決を目指してきた。今回のクラブの報告の中ではこうした基本姿勢を継続しながらも、「今後観戦ルールを見直し・設定した後に、禁止項目を破った場合は、適切な対応」を行うこととしている。いつまで経っても無くならないスタンドでの喫煙を見ると、方針の修正は少し遅かったくらいかもしれない。

 一度失った信頼を取り戻すためには厳しい努力と長い時間が必要となる。浦和レッズを愛すると言う者なら、その努力をしなければならないことを改めて思い知るべきである。そうでなければWe are Reds!などとは到底恥ずかしくてコールできない。ワールドカップでの中断期間はサポーターが自ら反省するために神様が与えてくれた時間ではないだろうか。サポーターの一人として自分たちに自浄能力があると信じたいものである。

(追記) Jリーグは8日この事件について浦和レッズに譴責と制裁金500万円、ベガルタ仙台に譴責と制裁金200万円の処分を下した。ホームのベガルタ仙台には運営責任があるとはいえ、とばっちりみたいな処分で申し訳ないと思う。当事者たちには700万円の弁償を求めたい気分である。
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ロ~~ビィ♪

2010-05-16 | soccer
 浦和レッズは背番号10ミッドフィルダー、ロブソン・ポンテとの契約を更新したことを明らかにした。開幕から中心選手として活躍しながらも、契約期間がこの6月までということなので、やきもきしていたサポーターもこれで一安心というところである。2005年、当時ジュビロ磐田から獲得を目指していた藤田俊哉選手(現:ロアッソ熊本)の獲得に失敗したことに伴い、ドイツのレバークーゼンから獲得。前評判も高かったのだが、実際に試合でプレーを見ると、藤田選手の獲得に失敗して良かったかもという声がサポから出るほど。華麗なテクニックと激しい闘志をむき出しにしたプレーで、中盤の帝王として5年間の長きに渡って君臨し続けている。最近は若手の追い上げもあり、球離れの悪さからくるミスが目立つことなどから、そろそろかなと思っていたのだが、今シーズンが始まるとそんな不安はどこへやらという大活躍である。
 そんなポンテの契約更改についてオフィシャルサイトはこんな想いを伝えてくれた。

 ロブソン・ポンテは「またレッズで続けられることをうれしく思う。クラブが、自分のことを信頼してくれて本当にうれしいし、多くのサポーターの愛情にも感謝している。自分は、またレッズでたくさん点を取りたいと思っているし、自分の持てる力をすべて出しきりたい」とピッチでの全力プレーを誓った。
 また今回の契約更新はクラブのオファーを受ける形となったが、ポンテは「みんなの自分への信頼に対して、感謝の気持ちでいっぱい。今、自分のハートの中には、レッズしかない」とレッズ愛を語った。
 さらに「今回の自分の判断の決め手は、やっぱりサポーターがいたから。そして、サポーターはずっと自分の中にいると思うし、99パーセント、サポーターがいたからこそ、の自分だと思っている。自分は、これからもサポーターを喜ばせるために、できる限りのことをしていきたい」とサポーターへの思いを語った。


 そういえば、クリスマス休暇を取るために天皇杯には出場せずに帰国する外国人選手も多い中で、これが私の仕事だからと当然のように試合に出続けていたことを思い出した。そして天皇杯と言えばレッズサポに忘れられないのはマリッチ。この二人はドイツからやって来たということだけでなく、レッズとそのサポーターに対する強い想いを感じるのである。
 今回のポンテとの契約更新は2011年1月1日までらしい。その後の契約がどうなるのか知る由もないが、ぜひ来年の元日はポンテとともに天皇杯決勝を戦いたいというのが多くのレッズサポの願いなのは間違いない。
 優勝セレモニーを終えた国立競技場で、また30分以上ポンテの名前をコールしたい。それがこの発表を見た時からの私の夢である。

 *冒頭の写真は2007年にレッズが優勝したアジアチャンピオンズリーグで得点王の表彰を受けた時のもの。
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闘莉王移籍

2009-12-31 | soccer
 大晦日だから何かこの一年を振り返るような内容のブログで締め括ろうなどと思って、無い頭を絞ってあれこれとネタを考えてみた。公私にわたっていろいろあった2009年ではあったが、その度にブログにアップしてきたからこれと言って新しいネタはないし、総括するとこんな年だったというようなまとまりがあう訳でもない。まあ、あまり殊勝なことを考えても企画倒れに終わるので、やっぱりレッズネタで締めることにしたい。

 12月24日、浦和レッズDF田中マルクス闘莉王の名古屋グランパスへの移籍が内定したと発表された。サッカーに余り詳しくない人でも、闘莉王の名前は一回くらいは聞いたことがあるのかもしれない。ブラジル出身の日系三世で、渋谷幕張高校に留学、サンフレッチェ広島、水戸ホーリーホックを経て浦和レッズに入団。攻撃的な個性あふれるDFとして活躍。日本国籍を取得し、今や日本代表に欠かせないレギュラーでもある。そんな選手が移籍をするのだから、マスコミもサポーターも様々なことを考えざるを得ない。
 名古屋への移籍に先立ち、レッズは次のように契約の満了を公式に発表している。

09.12.12
闘莉王との契約について
 田中マルクス闘莉王との契約についてお知らせ致します。
 浦和レッズは、今年7月から、闘莉王と契約更新を前提に、今後のチーム作りの方向性やクラブ内での約束事等について、提示を行なっておりましたが、合意に至らず、今シーズンをもって契約満了となりましたことをお知らせ致します。
 闘莉王は(中略)闘志溢れるプレーでチームを牽引し、浦和レッズに多くの功績をもたらしてくれました。
 浦和レッズは、改めて、闘莉王のこれまでの功績に心から感謝すると共に、今後の健闘を祈念しています。
 浦和レッズは、次なる戦いに向け、戦力の充実を図るための補強に取り組んでおります。今後とも、皆さまの変わらぬサポートを、よろしくお願い申し上げます。


 通常の発表と違ってどこか奥歯に物の挟まったような発表である。契約更新が不調に終わったのであれば、その事実を淡々と発表すればいいのにわざわざ交渉の経過を発表するのは異例と言っていい。

 12月26日付けの朝日新聞はこの辺りの事情を次のように解説している。少し長くなるが引用してみる。

浦和、闘莉王となぜ決別 代表・レギュラーを「戦力外」
 サッカー日本代表DF闘莉王が、J1の浦和から名古屋へ移籍した。代表でのレギュラーが「戦力外」の形で放出されたのはなぜか。
 5日の最終節。浦和は鹿島に敗れ、ライバルの3連覇を見せつけられた。試合後、闘莉王は言った。「(自ら浦和を)出ていくのではなく、レッズが闘莉王を必要としていない」。2004年にJ2水戸から移籍し、06年にはリーグMVPを獲得した28歳は、しんみりと語った。
 夏場に残留交渉が行われたが、闘莉王にとっては満足のいく提示額ではなかったという。11月上旬に契約を更新しない旨を伝えられ、12月上旬にはゼロ円提示を受けた。いわゆる、戦力外通告だ。
 浦和のフィンケ監督は育成型の指導が持ち味。来季も「2人、3人のまったく新しい顔がスタメンになるかもしれない」と話す。若返りを図る中で構想外となったとの見方がある。また、監督が育成偏重になるあまり「今季は優勝を目指さなくてもいい」といった発言に、人一倍負けん気の強い闘莉王が反発したとも伝えられた。
 理由は若返りだけなのか。全員に豊富な運動量を求めるフィンケ監督はこう話した。「変革を行うときには、よくないと思う人間が出てくるのも自然のこと。メリットがまったくないと感じている選手もいた」。機を見ては攻撃に参加する奔放さが持ち味の闘莉王が、個性よりも組織を重視する指揮官のやり方を快く思っていなかったことを、におわせた。
 クラブ関係者は闘莉王の素行に問題があったことも指摘する。「二日酔いで来る日もあるし、練習を途中で帰る日もあった。注意しても直らなかった」。チーム批判ともとれる発言もたびたび。クラブはその存在をもてあました。1億2千万円(推定)という高額年俸も足かせになった。
 一方の闘莉王は、ピッチで結果を出せばいい、というタイプ。いずれにせよ、浦和からは必要とされていない、と感じたのは事実で、急速に心は浦和から離れた。
 そんな中、国内で唯一声をかけてくれたのが名古屋。今月11日にはストイコビッチ監督から「そのファイティングスピリットに期待している」と言われ、心が動いた。21日、代理人へ「名古屋でお世話になる方向でまとめてください」と連絡した。
 移籍が決まった後、闘莉王は名古屋からコメントを発表した。「ストイコビッチ監督に一緒に優勝を目指そうと声を掛けていただいた。目標を実現するために全力を尽くしたい」。浦和を後悔させるほどの活躍をみせるつもりだ。(小田邦彦)


 チーム関係者でも闘莉王の知り合いでもない私にとって真相はやぶの中であるが、円満に契約満了・移籍ということでなかったことだけは分かる。ただ、純粋にチーム戦術にフィットしていないことになったから、闘莉王は構想外になって移籍した。一サポーターとしてはそれだけで十分だっただけに残念である。チームは生き物である。選手も監督もそしてスタッフも入れ替わる。それはすべての人に納得のいく形で行われるものでないのも当然のことである。そしてサポーターだけが移籍しないというのが、もう一方にある真実である。

 とりとめもない備忘録のような形で今年のブログを終わらせるのも申し訳ないが、それもまたこのブログらしくていいかな。ともあれ、今年一年間いろいろとお世話になりました。どうか良いお年をお迎えください。
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Forza ! Reds Ladies

2009-12-29 | soccer
 今年も28日で年内の仕事は終了。今年はカレンダーのめぐりが悪く、12/29から1/3までのきっちり6日間しか休めないのだが、月曜日に一日有給休暇を使えば9連休にすることができる。それに最近はメンタルヘルスだのなんだのであんまり休まないのも会社がうるさいので、とりあえず休暇の届だけは出しておいた。それでも家より会社の方が落ち着くという典型的な日本のオヤジなので、やっぱり出勤することにした。

 休暇の身で会社にいるというのは実に精神的に余裕があるものである。いつものように8時過ぎに出社して、さて何をしようかなと考えたところで思いついた。そうだ!今日は全日本女子サッカー選手権大会準決勝が行われるんだ。平日開催だしどうせ行けないやと思っていたから忘れていたけれど、これはもしかして行けるかもしれない。慌ててパソコンを立ち上げてスケジュールを確認すると、そもそも休暇なので何の会議も来客もない。これ幸いといくつかあった資料のチェックを済ませ、部下に本当に休暇取ることにしたから2時過ぎまで出かけてくると告げて出発。こういうこともあろうとロッカーにはレッズのタオルマフラーを常備してあるので、それを首にひっかけて西が丘サッカー場へと向かった。残念ながらスーツ姿を着替えることまではできなかったが、普段からベンチコートで出勤しているので、これさえ着てればサッカー場でもそんなに違和感はないはずである。
 小一時間ほどでサッカー場に着いて、どの席にしようかなと思ったのだが、折角休暇まで取って来たのだからとゴール裏に陣取ることにした。行ったことのある人は分かると思うけれど、西が丘サッカー場のゴール裏は本当に狭いので、サポーターグループのレイニスタを中心とした熱心なサポーターで結構埋まっている。まあ、おじさんとしてはあんまり真ん中の方で声を張り上げる根性もないので、そこはまあおとなしく端っこの方に混ぜてもらって試合を開始を待っていた。ところが、冬も本番と言うのに天気がよく風もないものだから、汗ばむほど暖かい。どうしようかなと少し迷ったけれど、こんなところで汗かいて逆に風邪などひいても仕方ない。意を決してコートを脱ぐことにした。ゴール裏にはなんとも場違いなネクタイ締めたサラリーマンが登場してしまったのである。周囲の人もやっぱり違和感を感じたらしく、ちらちらと視線を向けて来る。コールリーダーも何となくこっちを見ているような気がするのだが、それはまあ自意識過剰だったかもしれない。それでも、ここまで来てすごすごとメインスタンドに引き下がるのも業腹である。そのまま試合に突入することにした。が、まあ試合さえ始ってしまえば、もうみんなそっちに集中してしまうし、こっちももう余計なことを考えている余裕はないので平気なものである。
 試合の方もなんとか前半のリードを守って逃げ切り、元日の決勝に駒を進めることができたので、実にご機嫌な仕事納めになったのである。もちろん試合終了後は戻ってまた仕事したんだけどね。ともあれ、天皇杯の直前に国立競技場で行われる決勝戦では日テレベレーザを倒して今シーズン2冠を達成してもらい、ドイツの女子ブンデスリーガに移籍する安藤梢を気持ちよく送り出してあげたいと思う。

 ちなみに、冒頭の写真は庭田亜樹子選手。。。。なのだが、実は右上の隅に首から下だけ私が写っています。これだけしか写ってないのに浮いているな、やっぱり

<試合結果>
浦和レッズレディース3-2(前半3-1)INAC神戸レオネッサ
得点者:12分オウンゴール、20分高橋、25分那須(INAC)、38分安藤、88分中島(INAC)
観客数:1,389人
コメント (2)
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支持する人々

2009-12-09 | soccer
 2009Jリーグディビジョン1第34節
 浦和レッドダイヤモンズvs鹿島アントラーズ 0-1
 埼玉スタジアム2002 入場者数 53,783人 天候 雨

 試合結果として残るのはこれくらいのものであろう。スポーツというのは常にこうである。そしてこの3行やそこらでは語りつくせないほどの多くの想いが、この一試合に詰め込まれているのもいつものことである。だからこそ一つの試合、一つのプレーをめぐって多くの物語が生まれ、いつまでも語られ続ける。ましてや、改革元年を標榜し、開幕戦で負けた鹿島に雪辱を誓っていた試合である。浦和レッズに関わる全ての者がこの敗戦とともに味わった感情はどんなに言葉を連ねたところで語り尽くせるものではないであろう。
 執拗なまでに繰り返し報道される監督と選手の不和、チーム作りの失敗、フロントとの確執、そしてサポーターの怒り。その多くは事実無根とまでは言えないが、チーム中枢で何が起きているか知る由もない一サポーターが見てもおかしいなと思わせるものであった。それがフィンケ流と言われる監督とマスコミとの摩擦がもたらすものであったという情報が漏れてくるにつれ、それは確信へと変わっていった。人気選手やチームOBと必要以上に仲の良い記者たちが、監督・スタッフを追い落とすために動く。それがJリーグ屈指の人気チームであるならば、そのチームで内紛が起きているとか、ファン、サポーターとクラブが対立しているらしいなんて報道は世間の耳目を集めるし、売り上げアップにもつながり、一石二鳥である。彼らはプロ野球の世界で阪神タイガースを相手にそんなノウハウをたくさん蓄積しているし、浦和レッズにもまた使える手法だと思っていたのだろう。
 でも、レッズサポの圧倒的多数はぶれなかった。2年続けて監督を替え、無冠に終わった2008シーズンを振り返って思い出した。Jリーグのお荷物とまで呼ばれ、毎年のように監督を替え、結局はJ2に降格したこと。3年間我慢してくれと言われてオフトのもとでチームを立て直し、タイトルを手にしたこと。だからサポーターは現在の状態を途中経過として受け入れることにした。それは我慢とか耐えるとかいう言葉で語られることが多いけれど、そうではなく、未来に向かって一緒に戦うことを決意し、実践したに過ぎなかったと言った方が正しいであろう。動かないサポーターに向かって更に煽りは続いた。犬飼サッカー協会会長・レッズ前社長の言葉を借りて「7連敗して騒がないサポーターなんて世界中どこにもいない。意味が分からない」と。
 どうやらすべての試みは失敗に終わったようである。もちろん来シーズンも同じことが繰り返された時に、サポーターがこのまま黙っているとは限らない。強いレッズしか知らない最近のファン・サポーターはいざ知らず、駒場スタジアムであの辛い日々を知っているファン・サポーターは揺るがない。チーム戦術の確立より先にレッズサポは自らの行動原理を明確に打ち立てているのだから。
 冷たい雨の中、静かに鹿島アントラーズの優勝セレモニーを見続けた。あの時間は決して忘れない。より強くなるために。
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屈辱ねえ

2009-11-08 | soccer
 今日は味の素スタジアムまでFC東京vs浦和レッズの試合を観に行ってきた。相手はナビスコカップを制したばかりで波に乗るチームだし、浦和レッズとは何かと因縁があるカードだから応援にもおのずと力が入る。試合の方は後半早々に退場者を出すなど終始押される展開であったが、エジムウソンの貴重なゴールを守りぬいて0-1で勝利した。もやもやした試合が続いていたレッズサポーターは久しぶりの無失点勝利にWe are Reds!を連呼し、アウェイのスタンドにWe are Diamondsの歌声を響かせたのである。試合後は私も涸れた喉を潤すために勝利の美酒に酔いしれたことは言うまでもない。そんな宴席の最中にこんなインタビューの情報が入ってきた。

●城福浩監督(F東京):

「多くのファンの方が、味スタにきていただいたにも関わらず結果が出せず、非常に残念です。非常に悔しい負けです。ゲームは少し冷静になって振り返ってみると失点した時間帯の5分間ぐらいだけは負けに値するゲームだったと思います。あとの85分間は受け入れるのが難しいゲームでした。11人対11人でやりたかったし、そうであれば真っ向勝負で11人対11人の試合はできたと思います。ただ、間違いなく負けは負けで、我々は決定機を外し続けて相手に1ゴールを許した事実があるので、真摯に受け止めて残る3試合で全勝を目指したい。本当に多くの駆けつけてくれたファンの方たちにはホームにも関わらず浦和レッズのファンに歌を歌い続けられ、非常に悔しい思いをさせました。あれだけ歌い続けられるのは屈辱以外の何物でもない。我々が今できることは年間順位で浦和レッズよりも上に行くことしかない、それしかないと思っています」


 う~ん、微妙なコメントですねえ。相手の監督がサポーターについてここまで言うというのはある意味で光栄ではあるが、ほとんど全てのアウェイで嫌われているレッズサポ(山形だけ例外かな(笑))だから、この程度のことでそんなにナーバスになることもないんじゃないの?と思わないでもない。しかも年間順位でレッズより上に行くいかことしかないってのもちょっと志が低いような気がする。それになによりレッズサポはFC東京をかなり嫌ってはいるが、だからと言ってライバルだとは思っていないのだから、どうもコメントが芯を外しているとしか思えないのである。この辺の感覚は当事者のサポでないと分からないとは思うけれども、こちらだけでなくFC東京サポも別の意味でちょっと違和感があるんじゃないかな。ともあれ、FC東京もかなりいいチームになってきたのだから、試合直後のインタビューで悔しさを表すのはいいけれど、もうちょっと工夫が欲しかったですな。
 それにしても、レッズも残り3試合全力で頑張らないといけない。選手もサポも気持ち入れて行きましょう!
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