よもやまひろっく日記

「アリバイがあります!」って、時の為に。

『ニコル着た百姓』と。

2020-09-22 18:51:08 | 日記
観てなかった映画を観ました。

『異人たちとの夏』
です。



ケーブルテレビで放映してたのを録画しての再生です。

この映画が上映されたのが1988年だそうです。

監督は亡き大林宣彦さんです。
この方の作品で“原田知世”さんと、“尾道”を知った世代です。

主演の風間杜夫さんはつかこうへいさんの舞台で拝見して、
つかさんの映画でも馴染みの大好きな男優さんです。
女優さんは、秋吉久美子さんと、名取裕子さん。
御二方共に艶気が凄まじくて溜息が止まりません。(笑)

序盤の10分辺りまでは、
本当に辛かったです。
時代性もありますが、
今、観ると“クサ”過ぎて、『あり得ない....、』
って、展開で始まりますから
流石にその時代を共有してた世代でも
辛い展開なんですが....、

浅草演芸場のシーンから、
終盤まで、

迂闊にも、

泣きっぱなし。

でしたさ!(笑)

自然に涙が流れる感じの泣きっぱなしでした。

秋吉久美子さんと、名取裕子さん、

物凄く色っぽい!艶っぽい!!
んですけど、

涙が流れちゃいました。

多分、

今、

この歳になったから、
ここまでに色々と経験をしてきたからでしょうが、

普段から映画を”創り手サイド”で観がちだったんで、
何観ても、あまり泣かなかったんですが、
久々に感涙しましたさ。

あぁ..、

良い時代だったのかもな。

携帯電話が現れる前、
ディレクターなる人種は
お約束でカーディガンを肩に掛けてた頃(笑)、
麻のスーツを着こなして、
結目はキリッと絞ったネクタイの仕方、
エアコン無くてもビール(アサヒ金星)やアイスクリームで
過ごせた夏。
シャンパンやワインでチーズとか奮発して、
夜を謳歌できた時代です。

観る世代によっては
涙が止まらなく、
あるいは
10分辺りで止めちゃう
そんな
あの頃ならではの映画だと、
思います。

『ニコル着た百姓』って、揶揄されたあの頃の思い出が、
涙と共に止めどなく流れて来たノスタルジック満載の映画でした。
むしろ今、観たからの感慨かもしれません。

急にフラット出てくる、
ユキヒロさんやベンガルさんその他の豪華ゲストも
楽しめました。

あぁ....、

花火やりたい。(笑)


えぅ?今何と?な、事。

2020-09-21 18:34:44 | 日記
数年前の話です。
今はもう閉店した美容室のオーナさん(女性、おそらく60代)
とのやりとりです。

マ=マヒロック、
オ=オーナさん

の会話でお読みください。

マヒロックさんの会社が移転をし、
その数ヶ月後のやりとりでした。

オ「そういえば、何、OOさん(マヒロックさんの会社名です)って、場所が変わったの?」
マ「はい。変わりました。」
オ「どこに移ったのよ?」

このオーナさん、いい意味でフランク、飲み屋のおっさんみたいな喋り方をなさいました。
今まで一度も来社なんかされたこともありませんし、
今後もおそらく来社されない筈ですが、
ま、気になるんでしょうからお教えしました。

マ「えぇっ〜と、OO街道って、わかります?
オ「あぁ、わかるわよ。」
マ「その街道沿いにOO工場(いわゆる地元では皆がそこそこ知ってるランドマーク的企業です。)があるんですけど....、」
オ「えっ!OO工場?! 無いわよ!そんなの!」

耳を疑いました。
『無いわよ!』って、言われちゃったらさぁ..、
自然と、こうなります。

マ「....、んじゃあ、無いです...。」

しばしの沈黙の後、

オ「えっ?何?あんの?で、その工場の何よ?」
マ「隣です。」
オ「あっそうなの!何、そこでお店とか開いてんの!?」
マ「お店じゃ無いです。会社です、事務所です。」
オ「あぁ、そうなの。」

会話、終了。

質問の意味は分かったんですが、
最後まで意図が分からない内容でした。

今はもう空きテナントになってる美容室です。

ふと、思い出しました。

相変わらずお元気であることを信じてます。


PS.

カボスをいただきましたので、

『鮭の南蛮漬け』を作りました。





サッパリが美味しい。

今更な話ですけど。

2020-09-15 19:42:25 | 日記
愛車Zの点検の為に車屋さんに向かいました。
道中、久々に聴きました。



(相変わらずのCD派です。)

BASS界ではとってもレジェンドな、
スタンリークラークの『スクールデイズ』つー、アルバムです。
CDとLP両方を持ってます。
LP(レコードのことです。)は、高校生の頃に貯めた小遣いでいそいそと買いに行ったのを
覚えてます。

JAZZもしくはフュージョン界ではこれまた有名なバンド『リターン トゥ フォーエバー』
のベーシストです。
数年前にこのブログでも上げましたが、
この伝説的なバンドの来日公演を東静岡まで観に行きました。
その公演のラスト(もしくはアンコールだったかな?)で
演ってくれたナンバー『スクールデイズ』が冒頭の、
スタンリークラークのソロアルバムです。

懐かしさに浸りながらも、
今更ながらに”ある見解”に気づきました。

「このアルバム、スタンリークラークって人を知らず、そしてベーシストとはかけ離れた世界の人が聴いたら、
何だかよく分からないうちにストップするかも...。」

普通、歌なしのインストゥルメンタルの曲ですと、
管楽器とか、ピアノとか、あるいはギターとか、
とにかく高音域の奏でられる楽器が
メインのメロディラインを奏でますが、
このアルバム、
スタンリークラークの弾くアレンビックのベースが超絶テクニック満載で
リードラインを弾きまくります。
ま、そういう曲が多いアルバムです。

普段、低音域を担当する楽器が前面に出て、
しかも、弦楽器プレイヤーで無いと分かんないレベルの速弾きをしまくりますので、
単純にBGM的ポジションで流すと、
理解に苦しむであろう次元が随所に現れますから、
ま、ぶっちゃけ、
ベーシスト以外には聴き辛いアルバムです。


思いました。

「これ、デートのドライブに持ってきちゃダメなやつだ。」

今更。

ま、そうは言っても
この人の影響も多少受けてる(いろんなベーシストの影響を受けてます)マヒロックさん、
かのアレンビックベース、スタンリークラークモデルを渋谷の楽器店に見に行き、
(100万近くします)
そこで現在所有のBCリッチイーグルに出逢ったのも、
縁ですかね。

因みにですけど、

このアルバムジャケット、
作者は忘れましたが、エアブラシを駆使した緻密なイラストレーションです。
このLPを手に入れた時に、
タイトルのDAYSの”S"の部分に小さ〜な、修正痕を見つけて、
ほくそ笑んだ高校生時代も
思い出します。

今更ですけど。

暦の上では...。

2020-09-08 18:51:20 | 日記
秋。
な、筈ですが
暑い毎日が続いてます。

我が家のサラセニア君は元気です。

ふと見るや、
中央から新たな茎がにゅ〜っと。



数日後には、







開花の模様です。



あと少しで満開かな?


マックの前方の出窓で......、




ん?

リンダさん、

どこから顔出してる....?


レースのカーテンの下方では無く,......、




知らない間に、

穴、開けてました!


お茶目を通り越して、
破天荒に。