作品作りに赴きました。
前回のここから、
お婆さんの足元の石畳に取り組みました。
細かく描き過ぎるとポイントがぼやけるので
大きめに描く事を心がけたのですが、
いまいち取りかかり方に迷いが多く、
2.3度描き直しと、
先生のお手本で見出しました。
角度を決めて、
ここで先生が、
「カンバスの角に線を伸ばさないようにして下さい。ご法度です。」
マ 「...、あ、了解です。」(何故ご法度なのかわかってません。今度聞いてみます。)
そして、
先生曰く、
「手榴弾の表面みたいなポコポコ感をイメージしてみましょ。」
で、
まずは下書きを。
この先は乾いてからなので、
お婆さんの肌の下塗りをしました。
本日ここまでしか進まなかった理由は、
先生の話された『フェルメールの観方』
が、凄かったので聴き入ってたからでした。
曰く、「フェルメールは暗箱を通して観えた物を描いてるんです。」
マ 「........?へ?暗箱?....?何ですか?それ?」
先「おや?写真撮られるのに、暗箱、知りません?そこにあるそれですよ。」
と、背後の棚を指さされました。
そこには(写真撮って無いですが。)クラシックなカメラ、
こんな感じのやつ。
マ 「あ、何でしたっけ!初歩的なカメラの...、穴開けて撮る...、」
先「そうそうピンホールカメラの原型ですよ。」
こう言うやつです。
これを使うと、
こんな感じで被写体が浮かびます。
で、実際にはこんな風に上下反対では描きませんが、
この感じの被写界深度が好きで、
フェルメールはその様な表現をしてるとの事。
先「暗箱の被写界深度を用いて、抜群のデッサン力で描くのがフェルメールです。
特にデッサン力はずば抜けてますから、それ風に描いた贋作はすぐわかりますよ。
贋作かも?って言われてる作品が本物で、本物と評価されてる作品が贋作じゃないか?って、思います。
えっ〜っと、(図鑑開きながら)これとか、これとか。これ、多分贋作。etc。」
ここでやっとこさ少しだけ実感できました。
カメラに精通し、その道を探求しながら、
同時に絵画にも深く関わってると、
ここに気付くって事を知り、
目の前の師匠に驚愕しつつ、
己の未熟さを痛感しました。
あんなに撮り続けてた写真ですら、
所詮、ヒヨッ子のレベルでしたさ。
その後は絵、描かずに先生のお持ちの2眼カメラのファインダーを覗いたり、ピンを合わせてみたりしながら、
そこに観えてくる映像と、
フェルメールの作品を見比べたりしてました。
これは凄い!
こんな観方を学ぶとは!
近々観に行くフェルメール展が楽しみです。
ま、先生のお話の6割ぐらい、
よくわかってないかも....。笑
いつか、
「あ!そう言うことか!!」
と、
なる日が来ることを信じて、
前進です!
前回のここから、
お婆さんの足元の石畳に取り組みました。
細かく描き過ぎるとポイントがぼやけるので
大きめに描く事を心がけたのですが、
いまいち取りかかり方に迷いが多く、
2.3度描き直しと、
先生のお手本で見出しました。
角度を決めて、
ここで先生が、
「カンバスの角に線を伸ばさないようにして下さい。ご法度です。」
マ 「...、あ、了解です。」(何故ご法度なのかわかってません。今度聞いてみます。)
そして、
先生曰く、
「手榴弾の表面みたいなポコポコ感をイメージしてみましょ。」
で、
まずは下書きを。
この先は乾いてからなので、
お婆さんの肌の下塗りをしました。
本日ここまでしか進まなかった理由は、
先生の話された『フェルメールの観方』
が、凄かったので聴き入ってたからでした。
曰く、「フェルメールは暗箱を通して観えた物を描いてるんです。」
マ 「........?へ?暗箱?....?何ですか?それ?」
先「おや?写真撮られるのに、暗箱、知りません?そこにあるそれですよ。」
と、背後の棚を指さされました。
そこには(写真撮って無いですが。)クラシックなカメラ、
こんな感じのやつ。
マ 「あ、何でしたっけ!初歩的なカメラの...、穴開けて撮る...、」
先「そうそうピンホールカメラの原型ですよ。」
こう言うやつです。
これを使うと、
こんな感じで被写体が浮かびます。
で、実際にはこんな風に上下反対では描きませんが、
この感じの被写界深度が好きで、
フェルメールはその様な表現をしてるとの事。
先「暗箱の被写界深度を用いて、抜群のデッサン力で描くのがフェルメールです。
特にデッサン力はずば抜けてますから、それ風に描いた贋作はすぐわかりますよ。
贋作かも?って言われてる作品が本物で、本物と評価されてる作品が贋作じゃないか?って、思います。
えっ〜っと、(図鑑開きながら)これとか、これとか。これ、多分贋作。etc。」
ここでやっとこさ少しだけ実感できました。
カメラに精通し、その道を探求しながら、
同時に絵画にも深く関わってると、
ここに気付くって事を知り、
目の前の師匠に驚愕しつつ、
己の未熟さを痛感しました。
あんなに撮り続けてた写真ですら、
所詮、ヒヨッ子のレベルでしたさ。
その後は絵、描かずに先生のお持ちの2眼カメラのファインダーを覗いたり、ピンを合わせてみたりしながら、
そこに観えてくる映像と、
フェルメールの作品を見比べたりしてました。
これは凄い!
こんな観方を学ぶとは!
近々観に行くフェルメール展が楽しみです。
ま、先生のお話の6割ぐらい、
よくわかってないかも....。笑
いつか、
「あ!そう言うことか!!」
と、
なる日が来ることを信じて、
前進です!