フランス パリで乳がん治療

フランス生活20年目の節目に乳がんになってしまいました。パリのガンセンター、キュリー研究所で治療を始めます。

放射線治療 後期

2017-11-27 15:56:49 | 乳がん
放射線治療の後半はタトゥを入れますと言われて、小さな針でチクチクっと5カ所ぐらい入れられました。事前に言われていた通り小さなホクロみたいなものです。タトゥを入れてからの治療は今まで違い、ほぼ直に照射するような大きな筒?みたいなものを胸に当て照射。
この日の治療から今までとは違った気持ち悪さ、だるさが増えたような気になりました。特に胃が痛くて先生に胃薬の処方箋を書いてもらいましたが、あまり効かなくて、主治医の先生に胃潰瘍のような痛み(二十歳のころ十二指腸潰瘍にかかりました)だと伝えその薬を飲んだら、3日ほどで痛みが引いていきました。あの痛みは放射線治療が原因ではないのかもしれません。
皮膚の状態も赤みが増して赤黒くなってきました。
最終日前日、今日が最後の治療になって明日は3分ほどの照射と言われました。そして最終日、本当に3分ほどで照射が終わり、22回の放射線治療が終わりました。やっと、解放されたと喜ぶ瞬間、これですべてのがん細胞が消えていて無くなっていますようにと祈るような気持でした。