フランス パリで乳がん治療

フランス生活20年目の節目に乳がんになってしまいました。パリのガンセンター、キュリー研究所で治療を始めます。

キュリー病院でタモキシフェンを再開

2023-03-30 22:49:36 | 乳がん

ジョシニ―病院の後、B先生にタモキシフェンをやめるように言われた続きです。その後、やっぱり不安だったのでキュリー病院に連絡を入れました。が、1か月たっても、2か月たっても音沙汰なし。処方箋は出ていないので薬も手に入らず。ほんとのことを言うと、薬をやめたい自分と続けないと不安な自分がいて、とても宙ぶらりんな日が続きました。結局、2月に入ってもキュリーからの返信は来ず、3月末にキュリーで検診があるので焦らず、待つことに決めました。
先週金曜が検診日で研修医とランデブーでした。
肝心のタモキシフェンの話になると、1月23日!にオンコロジーの先生8人!が集まって私の今後の治療方針が決められたようで、タモキシフェンによる副作用が無ければ、10年を推奨するということです。と言われて、え~!とびっくり。
まず、1月23日には方針が決まっていたこと。8人中8人の先生が10年を推奨していること。それを聞いて研修医に11月にタモキシフェンをやめてしまったこと、メールを何回も送ったけど1回も返事がなかったことを言いました。その先生に抗議しても無理な話なので、クレームを言う前に、今からでもタモキシフェンをとった方がいいのか聞きました。研修医なので決定権はなく、癌のホルモン治療の専門医に電話をしてくれ、4か月休薬しても大丈夫という返事をもらいました。1人の先生だけだはなく、もう一人の先生にも電話で確認してくれました。2人とも4か月なら全然大丈夫という事でした。
じゃあ何か月ならダメなんだろうと思って聞いたら2年!休薬したらホルモン治療は意味がないと言われました。でもこれも本当かどうか。。疑心暗鬼の塊です。とりあえず、これから5年、また5年、キュリー病院で年1回の検診。タモキシフェン頑張ります。

研修医はとても丁寧に見てくれ、問診も丁寧。いつもの工場のような流れ作業ではなく、患者と向き合う良い先生でした。

乳がんになって早5年かまだ5年か。

2023-03-28 23:44:08 | 乳がん


1年ぶりの更新なので、ブログのログインができなくなっていました。5年も経ったんだからもうやめようかなと思っていたけど、ホルモン治療のことで問題があったので、他の方にもあり得ることなのでブログに書いておきます。
まず、私の乳がんの検診は年に2回、手術をしたキュリー病院と放射線治療を行った家から近いジョシニ―病院で半年に1回ごと触診、問診があり、どちらかのタイミングで年1回の血液検査、マンモグラフィー、子宮のエコグラフィーをして病院で見てもらっていました。去年のジョシニ―の病院で今年で満5年たったから、検査も全て良いのでホルモン治療のタモキシフェンを明日からやめましょうと言われたのが11月はじめでした。あらかじめいろんなネット情報を見ていたので今の時代はホルモン治療は基本10年。体調を鑑みて副作用が少ない人やない人は5年以降も続けてやった方が生存率は上がるとなっていたので、ジョシニ―のドクターBにそのことを伝え、私自身も体調は良いので続けたいと強く言いました。が、私の場合は5年で終わりの1点張り。仕方なく、その場はそれで終わりとなりました。そしてもうジョシニ―での診察は終わりなので次の予約はないと言われました。まぁ、どういうシステムなのか私もわからなかったので、不安だけが残りましたがその日でこの病院とはお別れ。慣れ親しんだ受付のおばちゃんにおめでとうって言われたけど、ほんとに~?ってわだかまりだけが残ってスッキリしない検診日でした。次は半年後の先週行ったキュリー病院での顛末です。