安心だ 安全だ

このごろ老人や子供の誘拐・殺傷・強盗など痛ましい世の中。警察も不祥事。どうしたらいいんでしょう?

ある女子警備員

2005-02-10 18:44:33 | Weblog
私の家の近所に最近郊外型の大型スーが開業しました。大手の電気店やらスポーツ用品店なども一緒に、すごく大きな建物に入っています。開業当初はすごい人が押し寄せましたが、今は少し落ち着いたようです。

この付近には学校や保育園もあり、通学の安全に気を遣ってか、通学路にガードマンをたてていました。女性と言うこともあって、ほどなく園児や保護者たちとも挨拶を交わすようになりました。子供たちとも笑顔で接して、保育園の先生とも親しくなったようです。

ところが、ある日から急にその警備員さんの姿が見えなくなりました。落ち着いたのでもういなくても良くなったのかなと思っていたのですが、交通量が変わったわけではありません。同じようなことを思う人があるもので、私が「このごろ見なくなったね」と隣人に話しかけると、「あの人ね、噂で聞いたんだけどスーパーの人が「とてもいい人をつけてくれた」と住民が言うのを聞いて、「これは長いことやってもらったらだんだんはずせなくなる、警備コストが下がらない」と考えてやめさせられてしまったんだって」

驚きました。確かにスーパーができるときには反対運動やらあったようですから、近隣の対策というごますり的な要素もあったのでしょうが、「地域のみなさまに貢献を」と普段から喧伝している割には・・・という思いがしました。スーパーができて交通量が増え、騒音も増えました。事故の起きる可能性は確かに上がったと実感します。でも、「良いガードマンがつくとやめられなくなる」というのはあまりにも姑息な気がします。仕事ができないからとやめされるならともかく、仕事ができるからやめさせるというのはなんか間違っているのではないかと。

そりゃあ、お金を出しているのはスーパーなんだから、外野がウダウダというのも筋が通らないとも言えますがね。そう思うと、「安全な食品をお届けします」が、何ともむなしく聞こえます。